イギーポッポさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

イギーポッポ

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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

皆さん揃いも揃って顔だけで劇場代取れる。今時そんな役者います?そんな役者達が名言連発の啖呵切って躍動してケレン味たっぷりな死に様を見せる。いや魅せる。
実録ものではあるが、ここまで内容の無いある種映画
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ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

2.8

息子を亡くし、離婚し、ドン底アル中中年が、母校のバスケコーチを引き受けてからの再生物語。う~んありがち~。
でもこの物語で重要なのは、バスケチームの再生が主人公の再生とシンクロして、めでたしめでたし。
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九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

2.6

こういうSF混じりな恋愛モノって、小説なんかで軽く読むのはええけど、映画にするとやたらしょぼくなるんよなあ。フジテレビ辺りで2時間ドラマでどうぞって感じ。
でも、そういうのを観るつもりで観てるので不満
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悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

2.7

ビルの地下駐車場って人間味がなくて、もしかしたらホラーにお似合いの場所?途中、(フインチャーのゲーム?好きくないんすよねぇ…)とか思ったが、そんな生易しいモノではなく、もっと禍々しいどす黒い話でした。>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

2.9

80~90年代には、一人暮らし始めたての大学デビューの男の部屋に、観た事ないくせにこの映画のポスターが貼ってあったものです(半ば妄想)。
て感じのオサレ映画に堕されてる感あるけど、フラットに観ると小津
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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

2.8

池田エライザ…男があなたにどういう女性でいて欲しいか、ほんっとによく理解しておられる。そんな役をさらっとこなせる。凄え女優。
童貞のカッコ悪さって、それをカッコ悪いと思う月日が長引けば長引く程に悪化す
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.4

孤独な映画ではあるが、寂しい訳ではない。男の子に男親ができる事は孤独を教える事。などと言うとカッコ良すぎるが、旅は自分を見つける、導く。これぞロードムービー。
最初の弟との旅で自分を取り戻していく男が
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

2.5

こんな際どいのをモチーフに映画にしたの凄い!って考えは逆で、センシティブなモノにしすぎやから社会(男)に理解が広まらない。だったら明るく啓蒙しちゃおう!
てのは賛成。
男には未知な領域やし、その理解で
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

あおり運転・ダメ・絶対!
…て、まずそこ思うこと確実な映画。
主人公の後悔、元夫の後悔。後悔がある部分原動力となり未来を作る。優しさ・繊細さと弱さの違いを曖昧にしたまま。方向の違いを強さと思っていた日
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

2.8

そりゃ、何らかの形でオールマイトが戦闘不能にならなきゃ主人公が活躍できまへんわな。いつものクラスメートも出番あるし(漏れたキャラもいるが)、原作ファンなら普通に楽しめる作品。デクが受け継いだもののの大>>続きを読む

ミッドウェイ ~運命の海~(2019年製作の映画)

1.9

モノクロの記録映像に色付けてカラーにしたヤツってあるやん?前編ワザとそんな色味なのよ。だからそんな気持ちで観るから、映画自体のチープさはごまかされてる?
内容は大迫力の大会戦かと思いきや、仲間の捜索が
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.9

グロイングアップ!大人になるってこういう事さっ!
ホラー映画な事はホラーなんだけど怖くない。どっちかっちゅうとクリーチャームービーとしてワクワクするような造形がいっぱい出てきて楽しい。
キングお得意(
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

若さはイタさ!!
現実で色々問題を抱えていても夢見る事を止められないのはイタさではなく若さだからね!傷付き易くもタフでもある奇跡的な季節。日々の鬱憤や他人への不満、地元への嫌悪すら大切なのは、イニシエ
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

2.7

変人がわんさと出てくるコメディ映画に分類されるとは思うが、実は普通の青春映画。部活動に青春捧げてるだけの内容。そこには「好き」「意地」「責任」「仲間」「努力」「自立」王道の要素が手堅く散りばめられてい>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

2.9

中々に目新しい二重人格もの。外交的人格ジョンの彼女と、ついつい深い仲になってしまう内向的人格のジョナサン(童貞)。こんな三角関係はめんど臭い~でも映画的なシチュエーションやわ~。
12時間毎に強制的に
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.9

まったく事前情報無しで観たので、そっちのジャンル!?フロムダスクティルドーンパターン?と思ったが、ゾンビはあくまで素材。本腰はやっぱり推理もの。ええっと…あのウィルスの発生源とかは…?続編作るの?そこ>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.8

スチームパンクなれど、設定は現テクノロジーが滅んで1000年以上後ってのはユニーク。極めつけは都市ごと車輪やキャタピラで地上を移動するというとんでも設定。そこをビジュアル化する為だけの映画であり、その>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

気付くか気付かないか。んで気付いても気付かなくても構わない。そんなもん。人生なんて。どうあれ誰もが大切な今日を生きてますねん。そしてその日々の中で大切な誰かを見付ける訳で。一応ジャンルとしては恋愛映画>>続きを読む

斬撃 -ZANGEKI-(2009年製作の映画)

2.0

こんなC級ゾンビにセガールもったいない?いや、もう、セガールってこういう位置付けなんだろう…。で、誰と戦おうが無敵なのは同じ。というホラー映画にすらさせてくれない唯我独尊セガール節は健在。
ずっと薄暗
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

2.5

キョウリュウレッドとビルドとバース。もうヒーロー大戦。すっぽんぽんが通常運転なので12才以下鑑賞はアウトなれど、もはやこのノリは子供けヒーロー大戦。取り立ててストーリーが無いことに振り切った事で小賢し>>続きを読む

セルピコ(1973年製作の映画)

3.3

汚職が隅々まで蔓延。一人反抗しても出口のない絶望の日々。頑なな職業倫理だけを支えに孤独を加速させ、益々頑なになり、私生活のオアシスたるべき女性とも何度も破局。
仲間のそぶりを見せても結局は面子を守る連
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劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

2.4

元祖スーパーロボットもののリメイクを今することにどれくらいの意義や時代性が、下手に現代風に寄せてきても違うような…とかぼんやり思いながら観た。で、敵が「人類の弱点は多様性」と、そこに足を取られ動けなく>>続きを読む

ホイットニー:本当の自分でいさせて(2017年製作の映画)

2.3

彼女の遺したものの偉大さや愛を偲ぶ作品ではございません。彼女が何故あんな死に方をしなければならなかったを、家族・友人・関係者の証言やホームビデオを軸に犯人捜しするようなドキュメンタリー。決して気分が晴>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

この映画全然怖くないからこえー!人って多面的で殺人鬼ですら、思いやりのある優しいスーパーダーリンの一面もあったりするってのは当然と言えば当然。彼女視点で冤罪の彼氏として延々描く違和感は、我々が映画の鑑>>続きを読む

ぼくが処刑される未来(2012年製作の映画)

2.0

仮面ライダー俳優が番組卒業直後にヒーローネクストシリーズとして作品を撮っていたのは知っていたが、今振り返るとフォーゼ組のこの二人は後にブレイクするので貴重な共演。
「未来犯罪者」てありがちなアイデアな
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

死ぬまで現役監督・俳優。というか映画の魔法がかかってるから年を取らないし永遠に死なないんですイーストウッドは。
アールは生死を超越するくらい長生きしたジジイだからギャングも怖くないし、恬淡とした生きざ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.1

ええ?!全然怖くないし、関西弁もわざと?てくらい下手やし。ようこんなん映画にしたな。やけど、不動産屋のお姉さんが一番怖い&頼もしい&ラストも一人で美味しいとこ持ってくキャラ立ちで良し。高田純次か1分く>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

映画、特にホラーは静と動、メリハリが効いていれば成り立つ。それさえ出来ていれば、後は人間ドラマ(今作は家族)にフォーカスすれは良い。という作りの典型というか、まんま静と動。後、クリーチャーにちゃんと弱>>続きを読む

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(2019年製作の映画)

2.9

で、この映画の出来事をアルト最後忘れてる?ジオウも?どうなの?でもアレってどっちかは…?ま、時間改編ものは無理に粗探しするのは不粋。とりあえずノリを楽しむのが正解。わりかし上手いことジオウとゼロワンを>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.1

予測の付かないジェットコースタームービーというか、逆ジェットコースター?ホモソーシャルであってもミソジニーではないから微笑ましコメディですな。
何気にブラッドリークーパーの最高傑作という?
ダメダメな
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ザ・ビースト(2020年製作の映画)

2.7

海の上、船の中、解き放たれる猛獣とテロリスト。これは良いシチュエーション!
…ですが、近年のニコケイらしさ全開で突っ込みどころ満載でお送りするズンドコムービー。何だか登場人物が皆が皆、ヌケサクで感情移
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ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ(2019年製作の映画)

2.8

やっぱりビルド面白い。放送時はキャラもんに振り切り過ぎって意見もあったが、だからこそスピンオフにも活かしやすい。戦兎と万丈のバディものが一年通しての柱だったのに、今回は寄生獣状態で万丈とエボルトのバデ>>続きを読む

リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

2.6

ある時期にロックの中心にいた人であり、数々の破天荒エピソードで旧式ロックスターのパブリックイメージまんまな人。なんだけど、密着ドキュメンタリー撮ってみたら予想外に地味やし、悩んだり落ち込みやすく、真面>>続きを読む

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.6

20年前のリメイクである以上、脚色がどうなされるかに注目していたのだが、より救いの無い胸糞エンド?前作20年前に観たきりなので忘れてる部分あるけど。より叙情的なのは前作、よりホラーに振り切ったのは今回>>続きを読む

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

2.6

おいおい、こんな重い映画とは聞いてなかったぜー!
男達がほぼ実在のプロレスラーの名前なのは何故?ともかくそんな男を手玉に取りながら承認欲求を満たすも、本当は子供の頃に親に傷付けられたせいて、如何に傷付
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IDOL-あゝ無情-(2019年製作の映画)

1.9

ん~このレーベルにもBiSてグループにも思い入れがないからか、お殿様の無茶ブリに付き合わされる子供たち。という歪さばかり感じてしまう。でも芸能界なんて歪だからねー。こっちも命懸けて人格を歪にしないとね>>続きを読む