イギーポッポさんの映画レビュー・感想・評価

イギーポッポ

イギーポッポ

Jimmy Carter: Rock & Roll President(原題)(2020年製作の映画)

2.8

印象薄い大統領だったけど、2020年代の今こそ再評価の人。爆撃で問題解決にはならない事を豊穣な南部アメリカの黒人音楽から学び、ロックから新しいことを怖れずにチャレンジする精神を学んだ。
もっと音楽メイ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

2.8

勝手に書かれるデスノートと言いますか、ジョジョのボインゴのスタンドのコミックではなく小説版と言いますか。話は目新しいモノは無い。ベタにイジメっ子は最初に死にますし。人々に祟りをなす理由もちゃんと明らか>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.1

ごくごく普通の世界中にありふれた話。それでいてどんなに残酷で人が死んでいく話より、心がえぐられる話。今存在する当たり前っていつからあるの?誰のため?
女性であること、嫁であること、母であること。それら
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.5

欲と猜疑心の炎を燃やせば、最後は自分を灰にしてしまう。古典というか、教訓めいたシェイクスピア原点なるも、少しも説教臭くならない映画的なダイナミズムに溢れた作品。少しもダレずにクライマックス。これぞ映画>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.0

シリアスであればあるほど笑えるコメディって実はおバカ映画より難しいでしょ。サスペンス具合をしっかりさせな駄目だから。ブラックなんだけど、この主人公二人の選択ミスに次ぐ選択ミスにとことん付き合ってやりた>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.1

静謐な作品ではあるけれど、シリアスな内容。家と家族と地元。
分かちがたい記憶から踏み出すには、戻る必要がある。家や土地は誰のもの?生きて行くのに何故追い出される?歴史的背景もあり今やセレブタウンのサン
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プロメア(2019年製作の映画)

3.4

このフラットなCGにネオンカラー、そしてスピード感溢れるアクション。今の時代に合わせたらこうなりますよね?スパイダーバースとも時代の共振を感じた。日本のアニメもやっぱりまだまだ捨てたもんじゃねえ。
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

2.9

これ、10話くらいの連ドラの方が良い?生徒と打ち解けに5話くらい、学園を狙うヤクザとの戦いに5話くらい?急ぎ足で圧縮しすぎ?
でも、ドニーさんが教師の学園モノ。その1点だけで既に成立してるので細かいこ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

2.8

ゴッホとゴーギャンのつれションが微笑ましい。自分達が革命を起こすという自負も傲りも、青年らしい青さと輝きに満ちてて、ゴッホにもこういうシーンがあったのだ(あっただろう)。後世ゴッホの人生は全編苦渋に満>>続きを読む

ヒストリー・オブ・シカゴ(2016年製作の映画)

2.8

シカゴ?あの、80年代のオシャレな大人が女口説く時のBGM「素直になれなくて」の?
ちが~うっ!普通の若者が時代の変革とロックの勃興に乗って、反骨・反体制を保ちながら全力で走り続けた記録。そこではジャ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

マーベル好きやけど全然事前情報入れず鑑賞。ん?このインディアンスの田渕みたいなもっさりした男が主人公?この超絶イケオジのトニーレオンの息子なのありえなくね?…なんですが、だからこそこの育ちにも関わらず>>続きを読む

サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

2.5

バタフライエフェクトみたいなもんで、白亜期に残した「アレだけ?!」みたいな小さな足跡がアレヨアレヨと歴史を変えてしまう。
しかし04年の映画としてもCGしょぼすぎ。話事態はレイ・ブラッドベリの古典やし
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ラスト・インパクト(2018年製作の映画)

1.8

ロシア産コメディってこんな感じなの(そりゃ多種多様だとは思うが)?なんか…93年くらいのアメリカのC級コメディって感じの古さ。しかもそこからおバカの振り切り方を中途半端にしちゃって、誰がどこで笑うの?>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.6

パキスタン系移民の売れないコメディアンと白人女性の恋。ハリウッド映画からこぼれ落ちた人達を優しく掬い上げる作品。ダイバーシティ流行り(この言い方は良くないけど)に乗ってる訳ではないことは観れば分かる。>>続きを読む

ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

2.8

ゴースト ニューヨークの幻の、コリアン男×男版?ではないですが、マドンソクの魅力だけで引っ張る、これぞドンソクムービー。霊が見えるっていうファンタジーが一番似合わなさそうな男にこの人をキャスティングっ>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

3.9

名作と言われるこの作品だが、教訓やら教養めいたモノを求めちゃいけねえ。ただただ痛快娯楽作として楽しい。映画って楽しい。そんな溢れんばかりのパワーが画面全体からほとばしっております。
主人公のぶっきらぼ
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.3

子供は子供らしく小さな間違いをしながら成長していく。そして世界観も形成途中なので、ヒーローとしての社会正義!などという意識を持つ以前に、家族を傷付けられたら許せない!の方がしっくり来ますよね。そういう>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

3.0

インターネットであの世に繋がる回路があるかも?…て常時生活の全てがGoogleに握られている(それはそれでまた別のホラーと言える)今では考えにくいけど、20年前はまだインターネットの得体の知れなさが雰>>続きを読む

Mr.タスク(2014年製作の映画)

2.7

ホラーとコメディが同じ高さにある作品って実はセンスが問われる。そういう点ではコメディが勝ち過ぎてる?インパクトはあるんだけどな。
おバカ番組の取材の為ならノリで何でも首を突っ込むヤバいポッドキャスター
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

だ~れだって知ってい~る、エ~ジソンはえらいひ~と~♪
なんだけど、一方で金と権利にガメつい頑迷な男。とも聞いてたので、今回のエジソンの描かれ方もまた真実って思う。妻を溺愛する夫の一面もあり、天才ゆえ
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ラストマン 地球最後の男(2018年製作の映画)

1.7

ブレラン影響下の一作なんやろけど、暗~い絵はいいとして、世界が終わりかけで科学も寧ろ退化なので、サイバーパンクでもない、ただただ暗い絵が続く。暗い退役軍人の主人公が仕事を見つけ、見た目も爽やかになり、>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.0

ん~、高島礼子が体張ってた。それもイキイキと。
呪われた血族的なモノにするなら、まだまだエゲツない人間の業を掘り下げて欲しかった。それかもっと不可解な都市伝説モノに振り切るか。悲しい切ない系ホラーが好
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

2.9

実話だからキツいけど、実話だから映画化されたお話。同時代のヒトラーが人類史最悪の独裁者イメージあるけど、戦勝国にも当然闇が在るわけで。コストカットの為、飢餓で殺すというありえない国民のリストラ。軽い気>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

4:3の画角や粒子の粗さ、ノイズも含めて身近で遠い思い出の90年代のノスタルジー。青春の入口は体と心の変化を持て余し、無闇に外部へ向かうエネルギーを自分に発見したときから始まる。
いやぁ、今やスケボー
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三国志 周瑜と孫策(2020年製作の映画)

1.5

これは…どこからツッコんで良いもやら…。一応、三国志。人気の周瑜が主役なるも、史実というより設定を借りたほぼオリジナルストーリー。三国志のお膝元中国の方が、三国志に対するリスペクトが足らん作品多くね?>>続きを読む

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

2.9

ワンパターン、方程式、様式。延々作り続けられるけど、もう飽きてきたぞ。3作ぐらいで終わらせるのが丁度ええ。
今回はレスリーとお猿さんが可愛い。ブラッドリークーパーにはこれくらいの明るく楽しいコメディを
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野球少女(2019年製作の映画)

2.9

コテコテのスポ魂映画ってもう、こういうやり方でしか成立せんのかな?だとしたら寂しい気もするが、久しぶりに爽やかなスポーツ映画。
ところで主役はスインだけど、半ば負け犬状態から、戸惑い、気付き、変化して
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.7

同じ宇宙人で人間に育てられてももクラーク・ケントのように育つ者もいれば、ブランドンみたいになっちゃう者もいて。「力を持つ者には責任が伴う」なんだけど、子供過ぎて責任の意味を知る前に暴走しちゃった?とい>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.6

おいおいマネージャー何やってくれとんねん!でもこのマネージャーこそが物語のゲームチェンジャーなのね。
お互いの立場があるので身動き取れない、たからこそ思いは募らせる大人の恋愛映画ってヤツかと思ったけど
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.7

戦争のスペクタクルさは映画的過ぎる。その地獄の一丁目でさらけ出される各々の極限の人間性も。
オープニングのモノクロ記録映像(がんがん死体映る)が劇中へと溶け合わさっていく時点で、並の戦争映画でない事が
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ザ・ウォーター(2018年製作の映画)

2.2

あれ?思ってたほど悪くない。低予算を逆手に取って、プール溺死がメイン死に様なので、派手な演出不要。途中ブレアウィッチ入れ~の、闇を抱えた人間の復讐劇も入れ~の。欲張り過ぎだけれども、期待してなかったの>>続きを読む

ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス(2019年製作の映画)

2.3

各仮面ライダーの2号3号ってキャラ立ちしてるの多いので、スピンオフ向きなんよね。で、ビルドは人間の戦争の話でもあるので、人々の心の傷痕や戦争による分断にもちょっと触れていて真面目な作品だと思う。一年観>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

断続的に現れる波(WAVES)は人生の綾を現しているのか。寄せては返す、良いときも悪いときも必ずある。その一瞬一瞬を切り取る事で躍動感臨場感ある映像なれど、俯瞰して波を眺める視点も持たせているので、一>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

クロマニヨン人みたいな見た目なのは、そういう事か。明らかに人外!ではない。でも何か違うという良い塩梅。
ある意味モチーフや見せ方のグロさが突出してるけど、「自分を知る」「生き方を選ぶ」という真っ当過ぎ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

皆さん揃いも揃って顔だけで劇場代取れる。今時そんな役者います?そんな役者達が名言連発の啖呵切って躍動してケレン味たっぷりな死に様を見せる。いや魅せる。
実録ものではあるが、ここまで内容の無いある種映画
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ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

2.8

息子を亡くし、離婚し、ドン底アル中中年が、母校のバスケコーチを引き受けてからの再生物語。う~んありがち~。
でもこの物語で重要なのは、バスケチームの再生が主人公の再生とシンクロして、めでたしめでたし。
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