いけさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

いけ

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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.5

手持ちによる長回しが不可解。
スムーズな横移動とどのように使い分けているのか、一度見ただけではわからなかった。
途中、門脇麦と成田凌の車内での会話を交互にパンで見せる演出もよくわからない。

橋本愛と
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犬猫(2004年製作の映画)

3.5

カメラの移動速度が変わってないように見えるのに、平行して走りながらフレーム内外への動きが面白い。

福祉(1975年製作の映画)

4.5

構造とその中の人々を同時に捉える視点。さらに大きな構造とさらに小さな個人までが浮かび上がる。
白人爺さんVS黒人警官のバトルが見所

あなたはわたしじゃない(2018年製作の映画)

3.0

終了後トークにて、「過剰に情報を盛り込むことで、逆に想像力を与える」

基礎訓練(1971年製作の映画)

3.5

規律が内面化される従順な身体が作られていく様。冒頭の行進と終盤の行進に違いを感じた。しかし、実際に変わっていたかは問題ではないのではないか?少なくとも私にはそのように体感されたということ。そこには観客>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

絶妙なズーム。会話を如何に撮るかという問題。パンによって空間の連続性を保ちつつも、カットはざっくり切る。洋服の同一性とフレーミングによって、ペアをわかりやすくなっている。緑の補色としての赤。

2回目
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.0

うつくしい映画。バルタザールの目にはもはや聖性すら帯びる。カトリシズムと映画。

法と秩序(1969年製作の映画)

4.0

カメラへの目線が極端に少ない。
それを可能にするのは何であるか?

モアナ~南海の歓喜~(1980年製作の映画)

4.0

水面の下に広がる岩陰かと思ったら、少年の姿であった驚き。木に登る少年のたくましさ。入れ墨入れられるモアナの苦悶の表情。その全てが奇跡の一瞬でありながら、普遍の日常でもあるということ。
キャメラを通して
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ヒット・パレード(1948年製作の映画)

2.5

ジャズセッション以外の見所は少ないか?
『教授と美女』も見なくては、コメントできることは少ない。

子宝騒動(1935年製作の映画)

3.0

和製チャップリンの小倉繁。チャップリンのような身体でありながら、どこか日本的な要素が含まれていると思ったのは気のせいか?
子豚とラグビーボールの取り違えのあたりなどの発想はやはり楽しい。

キャット・ピープル(1942年製作の映画)

3.5

像の影が夫の体にかかる場面や、プール、精神分析医の診療室での格子状の影など、見所は多い。鍵などの性的メタファーの使い方も手堅くてよい。

PASSION(2008年製作の映画)

4.0

厖大に吐かれたセリフは、俳優の肉体から発せられるという当たり前の事実に魂が震える。役者、特に河井青葉は出色の出来。