どんなに悪趣味でも、人形がやるとマイルドになる不思議。人形にしかできない表現。ベトナム戦争の部分は笑ってしまう。
アナ・トレントのまっすぐで、どこか達観したような目に震える。強権的なフランコ体制下にあったスペインにおいて可能な婉曲的体制批判。時間を行き来する構成そのものが、自由への渇望であり希望。シンボリックであ>>続きを読む
竹のアーチみたいなところは綺麗。華道家としても竹を使った作品に定評があったと知り納得。古田織部のものづくりに対するセリフは、勅使河原自身の言葉のように響く。
土方巽が出てきて、暗黒舞踏の世界に持ち込んだと思えば、明智小五郎がでたりと、やりたい放題。差別的な表現もあるが、傑作。
子供の取り違えなんてものは、昔からあるテーマだし、それについて新しい視座を加えたわけでもなければ、感情にフォーカスしていく感じも弱い。
wikiには銀残しを使っていると書いてある。真偽は定かではないが、あの重苦しい雰囲気を醸し出したカメラには脱帽。