革命の幻想が崩壊した後に行き着く先は、田村亮演じる裕の三島的な直接行動だったということ?
完璧版で鑑賞。アイドル映画史上ベスト。脚本が田中陽造で助監督に黒沢清がいたりと、なかなか豪華。
叙情詩でありながら、叙事詩であるというおそるべき作品。旅芸人は国境、時間、神話と現実、虚構である映画と実話、その全てを超越する旅の記録。
まさにミュージカルオールスター大集合。それだけに、フランソワーズ・ドルレアックの死は惜しい。
事前に身構えすぎて、思ったほどではなかった。音楽いいなーと思ったらエンニオ・モリコーネだった。
対称的な画作りが綺麗だと思うのは、西洋的で前時代的ではないか?私は美しいとは思わない。