ルリオさんの映画レビュー・感想・評価

ルリオ

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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

鈴木亮平がとにかく怖い、怖い、怖い。
昭和っぽいフィルムの使い方からナレの劇映画っぽさが荒廃的な世界観を創造している。1を見てるとより楽しめるけど2だけでも面白い。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

台詞回しがいいというより、場面を作り出すのが上手。葉ちゃんが「追いかけてこいよ」といった次のシーン足を引きずる照生は追いかけられない。お互いに理解できてないところがあるというのをうまく表現したハイライ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

バイオレンス、グロテスク。人情、かましあい。内偵としての日岡と現場を知り大上に影響されていく、その狭間で分離しそうになる日岡の二面を松坂桃李が好演。役所広司の背中は悲哀が漂う。人が狂っていく、狂ってい>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

写実的なジブリとは反対をいくアニメ表現。オタクの不気味さが良く描かれている。現実と虚構をかけ合わせる今敏の作家性が色濃く表れている。下手なホラー映画より怖い。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.6

宇宙人を対峙するというところにアメリカ人の多民族国家のくせに排斥思考が見られる。宇宙人の感じとCGがB級映画の感じがしてとても良い。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.5

空撮を取り入れている。ラストシーンのピアノ曲を流す演出も粋。やってることは犯罪なんだけどなにかかっこよくて高尚なものに感じる。成し遂げた男たちの顔はかっこいい。ブラッドピットがとにかくイケてる。

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.3

アニメの続きで見ました。梓川咲太は青春ブタ野郎だ。人間の内面が克明に描かれていて辛い。咲太や登場人物たちは気持ちの良い奴らで幸せそうに見えるのに思春期に悩まされている。未来が不安で現在から逃げたくて、>>続きを読む

ONE PIECE FAN LETTER(2024年製作の映画)

4.5

ワンピース好きな人にこそ見てほしい濃密な作品。新たな視点でワンピースを楽しめる。

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.2

松たか子はもちろん松村北斗と坂本脚本の相性がいい。松村北斗は顔面もいいけど声がいいね。年取った時の演技はぎょっとするものがあります。とうとうジャニーズは見つけたなって感じがします。坂本さんてんこ盛りと>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.2

70年代っぽい映画の始まり。アンブリッジが信じられないムーブをしてくる。やっぱBGMがいいよね。

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

わかりやすくした超速理解キングダム。
規模はすごい。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.3

CGがすごい。話も本人たちの年齢もあがり実利がともなってきて見やすくなった。

花はどこへいった(2007年製作の映画)

4.3

作り物語ではない厳しさと実在感と作り物の巧妙さが織り混ぜになった素晴らしいドキュメント映画です。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.5

初期新海誠が堪能できる一作。ミニ「君の名は」みたいな感じ。新海誠のフェチズムを存分に楽しめる。

余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(2024年製作の映画)

3.7

若干新海誠風。偏見がある人は是非みてほしい。ギミックはまったく新しくなく、それが逆にいい。はるな、あきと二人とも残りの寿命が短いというのが二人が惹かれ合う大きな動機付けになっていて物語にすんなり入り込>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

夢と現実。虚構と真実。今敏。アニメーションでこんなにも作家性に溢れているのはこの時代までかしら。パプリカかわいい🎀今も生きていたらなと思ってしまう才能。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

今の時代にこそみるべき。ハートフルで心暖まる作品。いつもジュールズを助けてくれるベンはキュートでユーモラスこんな年の取り方したいな。

劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK(2024年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

進撃の巨人好きな人は絶対に見るべき。映画館のスクリーンで見ると新しいことに気づけたりする。例えば、最後のライナーが母親と抱き合う時に顔の上半分だけがアップになっていて、ライナーの子供の時代の感じを表し>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.7

20年以上前でこんなに映像が綺麗なのかと驚愕しました。あと音楽がおしゃれね。ブラットピットがかっこいい。全体的にコントラストが強めだね。

ヒロシマナガサキ(2007年製作の映画)

4.2

目の背けたくなるような過去にあったそして現在も存在している出来事が克明に描かれています。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.7

私たちが見てるあの写真や映像は助けられたかもしれない命があるのかも。戦争の残酷さと不条理さとともにサミーの死のシーンでは命が燃える尊さを感じる絵作りになっていました。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

結構直球で面白い。20年前の作品とは思えないほど画面が新しい。主人公が思ったより人間臭くて少しがっかり。キアヌがかっこいい。

何者(2016年製作の映画)

3.7

いやぁー今見るものじゃなかったな笑身につまされる。評判よりは悪くなかった気がす。就活生の気持ち悪さを煮込んだような映画。不快感だけを見事に届けてくれた。誰かに感情移入するとかじゃないかな。

デジモンアドベンチャー(1999年製作の映画)

4.7

最近見たもので一番面白かったです。こんなに無駄のない20分があるかい。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

エッエロい。とにかく官能的。でもそれ以上に綺麗。イタリアの町並みが綺麗だし、爽やか。長調の悲しげな音楽。不安定なカメラワーク。失恋の描写が深い。タイトルはこんなに愛に満ちたものだとは... call >>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.1

やっぱり面白かった。野木さんが書いて新井塚原でタイムリミット的な要素やっぱり面白いです。前作前前作のキャストも登場してファンには嬉しい内容でした。ただ、MIUやアンナチュラルに比べると若干下がるかな。>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

分かりやすくも見やすすぎないカメラワークがいい。ハーマイオニーは説明キャラなのね。すごいお金のかけ方だ。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.2

ナナチがパーティーに加わったことで見やすさの向上。えぐいグロいつらい。画面から目が離せないとはこのこと。あと地味に音楽がいいよね。