イマゲンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

イマゲン

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紙の月(2014年製作の映画)

3.8

前評判の宮沢りえはもとより、
小林聡美、池松壮亮の演技が映えていた。
あと音楽が全編暗くなりがちなのを抑えて良かった。

犯罪に手を染めながらも、自分らしく生きることを見つける
といった流れが「顔」と
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

世界観とか空気感が好き。
無理に装飾しなくても怖い。

ヒッチコックは見てる側を欺く演出をしている。

県庁の星(2006年製作の映画)

3.1

いたってシンプルなストーリー。
ただそうは簡単に変わらない行政の風刺をラストにチクリ。

堅物の主人公は織田裕二主演でちょうどよかったか。

原作未読だが、本筋のストーリーから考えると恋愛要素は不要か
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.5

少し低体温気味で淡々と流れる時間は割と好み。
役所さんのちょっと抜けたキャラは鉄板になりましたね。

星野源の曲がピッタリ

男子高校生の日常(2013年製作の映画)

2.5

WOWOWの菅田将暉特集で鑑賞。

終始学生の悪ノリ。
しかし男子は、確かにこんなだった…と鑑賞に浸れるかも。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.7

まほろ市という限られた舞台で、多種多様なキャラクターが織り交ざる感じ
結構好きです。
主演の二人も低体温でよい。
「ゴーストワールド」と似たテンションを覚えた。

あとに続くドラマ版と狂騒曲も同じテン
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.5

前作およびドラマ版をしっかりと継承した
ふわーっとしたテンションは変わらず。
まほろ市の人々の日々が続いている感じ。

ちょっと気になったのは行天の変人キャラが
前作より薄れていたような…。(十分変で
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海月姫(2014年製作の映画)

3.5

キャストが面白い配役だけに、プロモーション時にそれが十分伝わってなかったのが残念!
篠原ともえさんなんかは実際に見ても分からない位に入り込んだ役でしたし。

娯楽映画としては相応な感じ。
マンガ原作で
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

ダメでクズなバンドマンのおっさんが、教師に成りすましてロックの伝道師となる―
ストーリーは、かつてのドラマ「伝説の教師」や「GTO」とつながる王道モノ。

しかしジャック・ブラックのイカれっぷりが面白
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

※そんなに言及はしていませんがネタバレ設定を念のため

怖い。ラストオチ良し。

よくある怖い子供系映画ですが、
エスターはしょっぱなから雰囲気マンマン。
徐々におかしくなって…って調子ではない 笑
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.5

SFと思いきや人生とは、を描いたヒューマンドラマ。
素晴らしい。

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.3

原作未読でCATVのVODにて鑑賞。

原題のSNSやネット、マスコミに関わる問題を風刺的に描いており、所謂”今風”なテーマ。

しかしながら物語の中で重要になるエッセンスの表現が薄かった印象。
SN
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

ストーリーは盛者必衰といった感じ。
そこまで刺さるものではなかった。

しかしながら美術、衣装、効果はすばらしかった。
ああこんな時代に生きていたら…とタイムトリップさせられる感じ。

とくに女優二人
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

あらすじからあまりパッとしないかも…と危惧していましたが
結果、愚直に生きる人(夫婦)が良く描かれていてよかった。

龍平さんの入り込んだ感じの役どころ、いいですね。
まじめで不器用で、そして笑える。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.5

基となった〜怒れる男たちは名作ですが、こちらも良い。

狭い空間。
織りなすキャラクター。
言葉のアクション映画。

秀逸です。
ラストのセリフ、刺さります。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.0

ハチャメチャ群像劇。
肩肘張らず楽しめるのがよい。
出演が豪華。三谷映画ならでわ。
年末行事で見るのがいいかも。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.2

ベタだと言われても三谷監督の笑のセンスは好き。
佐藤浩市さんと西田敏行さんの掛け合いが秀逸。
劇場で笑った。

明快で痛快。元気がでます。

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

2.3

おっさんになったメリケンサックの面々が本当に汚い。
ロック心はくすぐられませんでした。

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

2.7

万城目さんのタッチはぶれていないものの
このシュールさが個人的に笑いのツボをヒットしない。
いろんな世界観(設定)がハリポタの一作目を見た時と同じ感じを受けた。

栗山千明はかわいい。ツンデレ。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

設定、ストーリー、グラフィック、アニメーション、
どれも年月が過ぎても古くならない。名作。

アニメーション映画である意味を感じる映画。

世界に誇れるなあ。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

ティム・バートン監督作品の中でも群を抜いて好きな映画。

自身の人生との向かい方を考えさせられる。

葬式のシーンは「みんないたんだ…」って呟きながら泣きました。

自分次第で人生は素晴らしいものにで
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

ポール・トーマス・アンダーソン監督に拍手

人生の群像。
少しづつ狂う歯車。
しかし人生”何が”起きるか分からない。

丁寧に、かつ長尺に本作を作っていったのにも関わらず
ラストの監督のロックぶり。
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.0

ラブストーリーではなく
家族愛がテーマ。
原作未読のため、原作通りかはわかりませんが。

原作への配慮はかなりしていた印象。
原作に則ったがために時代錯誤になってしまう表現はなく
逆に現代風にアレンジ
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記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.8

アナがすごいかわいい…。
構えていたほどグロくない、重くない結末。
記憶探偵の設定が程よく
(DNA鑑定や証言ほど効力は無いが、嘘発見器よりは信憑性がある…)
嫌味がなかった。
設定の妙ですな。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛の佇まい
池脇千鶴の背中
菅田将暉の感情
高橋和也の振る舞い
田舎の景色
散りばめられた人間の三欲求
結局は死にはしない…

あらゆるものにリアリティがあったように思う

個人的には菅田くんと呉
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

update:2014/09/25 ムービープラス25周年記念上映会@シネスイッチ銀座

トトとアルフレードの友情、少年が成長する様、好きなものへ没頭すること

どれも美しく感じます。

「自分のする
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

4.0

非常に狭い空間で織りなすストーリー。スピード感もよい。なにより旨そう。