insomniaさんの映画レビュー・感想・評価

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耳をすませば(2020年製作の映画)

3.1

分かっていたのに観てしまった自分が悪い、のだけど、本当につまらなかった。全ての展開が早く、解決するのも早い。
こんな大人になっても青春している痛い2人でしかなかった。
原作の美しさが全く違う形として使
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

マルセルは本当にお喋りで、いつも元気にぺちゃくちゃ。
それがめちゃめちゃに可愛い。
ディーンとマルセル、おばあちゃんのコニーの3人の関係性がとても優しくて素敵だった。
それはいつまでもは続かず、放って
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

ストーリーはシンプルだけど面白い。
明るくてハッピームービー。
登場人物みんな可愛いから癒されますね。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9


実験の成功は、ただ科学者としての喜びで、その責任と後悔は彼を破壊していく。
後半は殆ど裁判映画だが、数々の裏切りなど、関係者の視点が面白かった。爆破の瞬間が強烈で、恐怖で涙が出そうになった。
もう二
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

桃井かおりさんが演じる星ばあが、とっても素敵で、それ以外のストーリーが今ひとつでも忘れさせてくれるくらい良かった。
絵本の世界にいる様で、美しい世界観だった。
思春期時代に、こんな存在に出会えていたら
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

お弁当を楽しく作っているお父さんという話は良いけど、歌とか、セリフとか、全部こださくて観てられないやつだった、、。
恥ずかし過ぎる、、。以上です。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

ほっとする話の中に厳しい現実もあり、思っていたより数倍ヘビーな映画だった。
生きる為には働いて食べていかないと。
ご飯は皆んなでわいわい食べないと味気ない。
必要最低限を楽しく、感謝して暮らせる人はど
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.4

序盤からもうテンションがふざけ過ぎて面白みが無かった。
勿論コメディだからふざけて良いのだけど、こうすれば面白いでしょ?感が透けて見えてつまらない。
アフターライフが良かったので残念。ゴーストは豪華で
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オリオンと暗闇(2024年製作の映画)

3.7

チャーリーカウフマンらしい単純に見えて複雑な面白さ。生きていくには世界に目を向けないといけない。世界に存在するもので、無意味なものはない。

主人公のオリオンが恐怖を克服する過程で、全てを言語化してく
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.4

何だかんだ偉そうに言ってるけど、全ては本能のままに。
皆大概馬鹿なのです。
という映画。

アノマリサ(2015年製作の映画)

3.6

皆んな同じ顔、同じ声に聞こえる主人公のマイケル。
そんな中で出会った運命の女性リサ。
リサに夢中になるも、次の日には結局同じ。
退屈な人生は自分自身で変えなければ。
チャーリーカウフマンの薄気味悪さは
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あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)

3.2

面白くはないのだけど(失礼)
穏やかで優しい映画。
給食が美味しかった事、何が好きだったか思い出したりして懐かしい気持ちになれました。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

まず初めに、物凄く好みだった!!

男性とは、女性らしさとは、日頃から言葉では聞かずとも感じる奥に潜むもの。女性蔑視、差別、ストーカー、セクハラ。
ハーパーはただ一人で過ごしたいのに必ず男性たちに邪魔
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ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

3.5

家族でも、突っ込んで良いこと悪いこと、そりゃある。
この数時間で皆泣いたり無理に笑ったり、愛してるとも言う。
本当の家族愛って?
もうこれ以上何も起こりませんようにと祈りたくなる映画。

劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

4.0

試写にて。
もう、愛。愛しかない。
絶対に続編ありますよね、ありがとうございます。
皆んなでイカメシ食べながら公開上映待とうね。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.3

台湾の方が俄然好みでした。
分かってはいたけど、、。
日本版はコメディ過ぎてテンションが付いていけない。
ラストの感動も無かったな。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.2

今泉監督らしい作品。
悪くは全然ない、けど、陸役の俳優さんどうしたの、、何か凄い違和感。この人が全然ハマっていなくてもう全てが頭に入らなかった。
顔のパーツが中心に寄り過ぎてるからか

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

観始めた瞬間、あ、こういう系か、、とがっくり。認知症の夫婦のお話は役者も素敵で良かった。珈琲の冷める時間も大分差がある様だし、子供が出来た、という流れもかなり無理やりだった。
これは原作ファンどう思っ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

〜しちゃ駄目、と否定せずに辛抱強く接するお父さんが一番哀れで心が壊れないか心配だった。
最後のトランプだって、唯一あみ子の話を聞いてくれた人。
海を見て楽しそうなあみ子。きっと何も変わらないんだね。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

ひたすら可哀想なボー。
ずっと訳がわからなくて、訳分からな過ぎて笑ってた。
これはもう、本当にコメディ。
然しながらボーに共感の嵐だった。
母に対しての共感は一歳なかった。
そこが良いのか悪いのかは不
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

ずっと食わず嫌いで観ていなかったけど、面白かった。
奇跡的に趣味や考えが合う2人の4年間。
ここまで合うのは流石に映画だからなんだけど、
バンドの話の時とか、いつも考えていたじゃんけんのくだりとかは、
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

漫画もアニメも見ていないまま鑑賞。
キャストが良くて、見応え充分。
ストーリーは金、金、金。金の奪い合いで殺し合い。
子供は見れないんじゃ、って程グロいのも個人的には好き。
ただ、やたらアイヌの言葉や
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あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

3.5

冴えないおじさん同士、なんだかんだ頑張って生きていく。
自分に正直過ぎる2人は何故か可愛らしく見えてくる。
子供に説教するときも話がずれまくっていて、何が言いたいのかわからない。
シュールなのにやり過
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ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

3.2

良い話なんだろう。
沖縄の方言を頑張り過ぎている登場人物たち。
母からの執着とも取れる愛。
こういう話が好まれる時代だったのかな、と。

ペルリンプスと秘密の森(2022年製作の映画)

3.8

父を探してを観てから、ずっと待っていた新作。
「なぜ僕たちは争うの?」
前作より分かりやすく、もっと可愛い、愛らしい世界観。
「巨人には戦争が必要なんだ」という台詞。
子供と大人の視点の違い、ラストは
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.7

人はそう簡単には変わらないし変わろうと思う瞬間が少ない。
何かを妥協して相手を許す、受け入れる。
男性陣がクズだったのかもしれないが、女性陣も中々に自己中心的で、だからこそ面白い。
ラストの畳み掛け具
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ヴァル・キルマー/映画に⼈⽣を捧げた男(2021年製作の映画)

3.4

元々そこまで興味がある訳ではない人物だったので、彼を知れた事は面白かったけど、それだけという感じ。
魅力に映らなかったのは何故かな。

オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト(2023年製作の映画)

3.7

時間軸がバラバラで、今映っている人が誰で何の話か理解するに時間がかかってしまった。
理解してからはゾワっと身震いする様な感覚になり、全てが繋がる。台詞も少なく、ただただ美しい画と、人々の触れ合い、自然
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ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.7

ジメジメとしていて、小さな村の世界。
釣り上げられた魚や貝の匂いまでしてきそうだ。
この村では、そこに暮らす男達がイヤに連帯していて偉そうにし、故に女性の立場は弱く、呆けてしまった義父にさえ逆らえない
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フォルス・ポジティブ(2021年製作の映画)

3.3

色んな意味で不快感マックスな作品。
全ての決定権は我ら男にあるのだ、と言わんばかり。
この手の作品を観るとローズマリーの赤ちゃんを必ず思い出すが、違いとすればラストの復讐劇。いいぞ!やれ!と思わず応援
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.3

センスをバシバシ感じるのだけど、いまひとつ面白くなりそうでならない。デビュー作だから面白い方か。
舞台のような言い回しだったり、役者さんの微妙な間だったりも気になるけど。

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語(2024年製作の映画)

3.8

プロレスを見た事は一度もない人間ですが、
何かに熱くなれるって格好良い。
押し付けることなく、優しい眼差しで仲間を想っていた人。
周りの発言一つ一つに反応していて、いつもニコニコされていた。自分が一番
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初恋~お父さん、チビがいなくなりました(2018年製作の映画)

3.5

映画だからこそほのぼの見れているけど、実際にこの状況で離婚を切り出されてそれをきっかけに仲が深まる、だなんて殆どないだろうな。どうして相手にそう思わせたのか、何故気持ちに気付かないのか。常に思いやりを>>続きを読む

スライス(2018年製作の映画)

3.1

完全にB級を意識して作られている、と序盤から感じる雑ホラーコメディー。
こういうのって全部笑っちゃえば楽しいんだけど、絶妙に面白くなくて、逆に真剣に笑いの部分を探してしまった、、。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

衣装も何もかもが美しい芸術作品。
奇天烈な設定も、万人が楽しめる工夫が。
ベラの成長過程で、ヤダヤダ期が長過ぎ大分心が疲れたが、己を実験台に世の中を知っていく様は見応えがあり良かった。
ヨルゴスランテ
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