いにょさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.4

なんかタイムラインにめっちゃ流れて来て触発されて観た。幽霊視点の新感覚映画。でもホラーではない。インデペンデントさが良い感じ。こういうの嫌いじゃないけど、まあ色々粗くはあるかなとは思う。Amazonこ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

ミッドサマーからアリアスター遡った組です。いやー、素敵。

パラノーマルアクティビティ好きな人はこれも好きだと思う。霊とかじゃなくて人智を超えた見えない強大な存在とか悪魔崇拝系めちゃ好物なんです。
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

まさかこんな話やと思わなかった感ハンパ無いわ。

とにかく印象的な音楽が大音量で常に鳴っててPVを観てるような疾走感や、前半と後半で主人公が異なる展開や、シーンに応じてフォーマットがスクエアになったり
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

うーん、あんまり怖くなかったな。発想は面白いと思うけど、オチも正体も何かパッとしない。

アス(2019年製作の映画)

2.8

わりと評価高いみたいだけど、設定に簡単にツッコミ入れちゃえるような無理が多過ぎて微妙。あの地下に全員入らんし、同じ動作するならそもそも何で襲えてん。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

ちょうどタイムラインに流れて来て今日までweb公開されてるそうなので観てみたけど、短編ゆえの色々削ぎ落として残ったエッセンスがめちゃくちゃ強烈。長編の方も観たくなった。選択の自由の無い親からの教育によ>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.8

シーズン3はテレビシリーズは伏線設置ばっかりで全然のめりこめなかったけど、映画になってようやくPSYCHO-PASSシリーズの本領発揮して来た感じ。コロナのおかげでこんなに早くAmazonプライムで観>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.4

ご多分に漏れず金曜ロードショー組です。

キャラの再現度的にはとにかく吉沢亮の嬴政が一致度100%。あとは長澤まさみの楊端和と左慈もかなり良い感じ。壁はイケメン過ぎる。

王騎は顔芸と口調とキャラはだ
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.6

こういう分かりやすいスポ根青春系映画なんて使い古されてて暇つぶしぐらいにしかならんやろと思って観始めたけど頭じゃ分かってるのに途中から完全に心揺さぶられた。中条あやみと広瀬すずは国宝。ダンスの経験無し>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

いや、舐めてた。なかなかオモロいやん…!ピカチュウの動きと表情がかわええ。けどその可愛い見た目から発されるTedみたいな野太いオッサンの声とのギャップが何とも言えない味を出してる。3.7点のうち、0.>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.5

ファンには楽しめるけど、プロットはやはりSinner of the systemシリーズは全体的にチープ。そりゃ1時間の中で重厚な伏線配置と回収は難しいんだろうけど。いくら何でもフラグ立ち過ぎて黒幕が>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.1

確かにいわゆるありがちな青春映画ではなく陰キャとセクシャルマイノリティに焦点を当てててるという点で今まであまり無かったタイプの青春映画という意味での希少性はあるとは思うんだけど、マイノリティへの配慮が>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.4

人生で一回は観とこうと思ってたけど、ちょうどネトフリでレコメンドされたので観てみた。

大体広島弁で大声で叫んでて滑舌も良くないから何言ってるか分からないし、登場人物多過ぎて誰が誰か分からずWikip
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.0

ちゃんとレビュー書く気起きないぐらいまごうことなきB級。

disってるわけじゃなくて、クォーターに1本ぐらいはこういう頭空っぽにして観れる小学生の想像みたいなWhat if系観たくなるんですよ。箸休
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.7

6話のショートストーリーからなるオムニバス形式で描かれるコーエン兄弟お得意の群像劇。

全て死という理不尽なイベントにまつわる、西洋版落語小噺のような趣でどのストーリーも皮肉が効いてる。

最初のバス
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.2

みんな書いてるけどエル・ファニングの美貌ぐらいしか特筆することの無い青春映画。青春映画の中でさえ映画としては限り無く微妙ないわゆる世界観映画。でもエイリアン達の文化とファッションの造形とかは興味深かっ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

これは手放しで面白い名作。戦場への没入感を演出する手段としてのノーカットが全てを等身大でリアルに感じさせる。

ダンケルクのように多層的に異なるイベントを断片的に重ね合わせることで、あえて情報遮断を起
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.3

悪い意味でのミニシアター系が好きな人には刺さるんだと思うけど、個人的には演出もプロットも中身の無い雰囲気映画ぽくてあまり好きになれなかった。色々わざとらし過ぎると言うか。たぶんバクダッドカフェとか好き>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

いや、普通にめっちゃおもろかったわ。期待以上。踏み絵のくだりとか、ピーナッツのくだりとかめっちゃ笑った。Gacktがハマってる。あと二階堂ふみが美しい。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.6

いや、期待してなかったけど普通に面白かったよ。犯人こいつやろなーっていう想像とかはしてたけど、まさか主人公側にそんな秘密があったなんてのは全く想像してなくて良い意味で裏切られた。千葉雄大がめちゃ爽やか>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.7

やっぱりPSYCHO-PASSはこういうハードボイルド×テクノロジーみたいなやつが観たいのよ。とっつぁんカッコいい。国防軍時代の須郷も渋くて良かった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

最高。ホラーの新地平。こういうホラーを観たかったんですよ。カルト的な世界観が最高。絵の雰囲気もめっちゃ好き。不気味さを感じながらもどこか美しいと思ってしまう世界観。まるで天国のような集落が突然変調を来>>続きを読む

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.9

こういう系のアニメ映画はたぶん中学生の時にThe end of Evangelion観て以来。たまたまネトフリでテレビシリーズ再生したらめちゃくちゃ面白くてそのままハマってしまってちょうど映画やってて>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.4

Sinners of the systemシリーズ観たくてわざわざFODプレミアム登録した。ぶっちゃけイマイチ。まあファンにはそれなりに楽しめるけど。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

いやー、面白かった。

似たタイプが無いブラックコメディで、ポン・ジュノの真骨頂って感じ。韓国社会の貧困と二極化にフォーカスを当てた作品だけど、万引き家族に続いて2年連続カンヌパルムドールが先進国の貧
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.9

期待してたよりもかなり面白かった。展開も映像も色々想像の右斜め上でショッキング。容赦無しにグロい。知らなかったけどリメイクなんだね。オリジナルとかなり差があるらしくそれが賛否両論なんだとか。youtu>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.7

かなり映画の好みの近いフォローしてるレビュアーさんがオススメしてて前から気になってたやつ。精神状態良くない時に観たから最後のメッセージにやられた。結局人の幸せはそこに還るのかな。また別の精神状態のとき>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.2

うーん、合わなかった。こういう映画は1作目みたいに何も考えずエンタメなスペクタクルに振れば良いと思うんですよね。みんなシリアスさとか求めてないと思うんですよ。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

いや、めちゃくちゃ面白いやん。キャラクターも展開も多くを語らず限られた情報量の中で話は進むが、映像が耽美的で好み。ちょっとだけニコラス・ウィンディング・レフン作品の香りがする。新世代のレオンとマチルダ>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

自分には合わなかった。いわゆる日常系で全く心が動かされなくて何見させられてるんやろうって感じ。こんなに内容が無くて入ってこない映画あるんだな。でもdisってるじゃなくてこれはそういうジャンルなんだと理>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.4

うーん、実話系好きなんだけど映画としてはわりと凡庸かな。助演女優賞だけあって母親役の演技が良かった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

どうしようも無いよね、感情だけは。でも感情に振り回されて生きてる方がよっぽど人生を生きてると思うんです。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.2

途中からの展開の変化がジャンル横断的なエキセントリックさでフロムダスクティルドーン的な。まごうことなきB級。前半良かったね。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

精神状態が良くない時に観ると鬱になるので注意。このつらみの中で観て余計に落ちた記憶は忘れんわ。いつか良い笑い話になりますように。
映画としてはとにかくホアキン・フェニックスの演技に尽きる。終始陰鬱。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.9

いや、想像以上に良かった。シンプルに楽しめる冒険譚。絵のミニマルさが良いんです。

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

2.6

ポリコレど真ん中な今さら感のある古いテーマ、かつ、表現手法としても何の工夫も無く陳腐過ぎて観てて苦痛やった。フランス人もっとええもん作れるやろ。。。雰囲気映画の極みみたいな空虚さ。こんな点数高い理由が>>続きを読む