傑作。脚本も秀逸で、指摘したくなるような粗もない。C・ファースのどもり演技が印象に残った。
国王と外国人という立場。だけど関係性はその逆で、生徒と先生の絆みたいなものが二人の間に築かれる>>続きを読む
たまらない。耽美な映像。美しいレズ漫画が、そのまま飛び出してきたかのよう。表情や細かな仕草にうっとり。
壮大に何も始まらない。圧縮したら40分で済む内容を64分に引き伸ばされた、この苦痛。
冒頭の総監督・新房昭之というスタッフロールを見て嫌な予感はしていたが…。演出が口説いな、本当酷いな。>>続きを読む
上映終了後、塚本監督と想田和弘氏(牡蠣工場の監督)のトークショーに立ち会えた。お二方とも、非常に敏感な感覚な持ち主だとお見受けした。質問の受付はなかったが、お二人の会話を聞くだけでもかなり贅沢な>>続きを読む
踊る人間の「肉体」と解剖される人間の「肉塊」。どちらも非常に魅力的でした。
事故で記憶喪失の主人公は、医学部の解剖の授業で運命的な再会を果たす。亡くした恋人の遺体を解剖することになったの>>続きを読む
肉体を耽美に描いていると言って良いものなのか…。よくわからないなぁ。
ストーリーはいたってシンプル。だけど結末に至るまでの過程が面白いし、映像も独特。なんだか無声映画を観ているような気分>>続きを読む
キャプテンが過去を清算する話。前作の設定を余すことなく引き出して、尚且つ新たな目的を残した今作。アクションはより洗練され、キャップの戦闘スタイルに泥臭さがなくなった。新キャラのファルコンの滑空シ>>続きを読む
おもしろツマラナイ。なんでこんな気分なのか、コレガワカラナイ。
長回しのような技法の映像が、観る者に集中力を与えている。だから話はテンポよく感じられ、とても2時間見た気がしない。あっとい>>続きを読む
『アベンジャーズ』開始準備の最終段階の作品という位置付けなのかな? 面白くないし、正直あらすじだけ読んでしまえば映像を見ずともよいような内容。だけど丁寧に作られている。アベンジャーズにかける意気>>続きを読む
アメリカが直面した(今も、し続けている)社会問題に鋭く切り込んだ作品。サブプライムローンから始まるアメリカの貧富格差を問題視した内容。出来過ぎた、都合の良すぎる脚本な気がしなくもないが、悪役を買>>続きを読む
ショッキング! すげぇぐちゃぐちゃした内容だけど、なんだか面白い! 授業参観のシーンなんかもう最高。
監獄モノと一言で表現するのはたぶん不適当。だけど、感じたことを上手く伝えることができ>>続きを読む
ガルパン初見。
前半はTVアニメファン用。
後半は初見勢でも魅入る内容。
前半は、この世界のノリについていくのがやっとでした。ツッコミどころだらけ。華道・茶道・戦車道? 卒業>>続きを読む
内容こそ歴史的に意義があることでしたが、当時の記録や映像に当事者のインタビューを交えただけの作品だということは早々に理解したので、後半は飽きが来ました。アメリカの歴史的出来事に立ち会えた気はしま>>続きを読む
駄作、失敗作、そういう言葉しか思い浮かばない。ルルスザ達の『コードギアス』本編の世界史には全く繋がらない。でも、ゴミのような第4章からなんとか完結させられた今作は、かなり頑張ったと思う。それでも>>続きを読む
意外と面白い! 「怖い・恐ろしい」というよりも、「気味が悪い」映画。原作を読んでみてもいいかもと思った。
エンドロールを終える最後の最後まで、観客を怖がらせようという心意気に感服。聞いて>>続きを読む
実話を基にした作品。最近多い気がします。司法の面では『ブリッジ・オブ・スパイ』。違法性やギャングに関わる部分では『ストレイト・アウタ・コンプトン』が脳裏に浮かびました。
ジョニー・デップ>>続きを読む
IMAX3Dでの先行上映! しかし興奮のピークは、『バットマンvs.〜』や『キャプテンアメリカ/シビルウォー』の予告編でしたね……。
作品全体を通せば面白い、と私は言えます。特に前半の火>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
極限状態で、信念を貫き通そうとする人間を描いた作品。去年の東京国際映画祭で鑑賞した、『Monster with Thousand Heads』を彷彿とさせました。
本作で主人公サウルは、>>続きを読む
前半:ファック・ザ・ポリース!
後半:お互い様やんけ!
過激な主張を歌にして稼ぐ! 彼らの才能は疑いようがなかったが、優れていたがゆえに、大衆が感化されすぎてしまう。多くの人間に影響を与え、ま>>続きを読む
あまり詳しく書きすぎるとネタバレになりますから、多くは語りません。でも、というか、語るほどの大した内容がありませんでした。
物語前半に対する後半の応え方ヒドイ。渋谷をロケ地に使いすぎヒド>>続きを読む
とにかくドノヴァン凄い。これだけをただひたすら丁寧に伝えた映画。
『杉原千畝』と同じく、史実に基づいて一人の偉人を描くことに重点が置かれた作品なのだろうか。そのせいかテーマやメッセージ性>>続きを読む
今までの緊張感は何処へ? 4章で終わりそうにない雰囲気がぷんぷんする第3章。でも3DCGのランスロットがとにかくカッコいい。
なるほど、なんとなく全貌が見えてきた第2章。3DCGの戦闘シーンに見応えアリ!
今までの『コードギアス』シリーズにしては暗くて地味やなぁ、という印象しか残らなかった。この新シリーズに興味を持たせるような掴みが弱かった気がする。
このレビューはネタバレを含みます
冒頭アシュレイ→敵討ちだ!!!
終盤アシュレイ→おーいアキト〜✌︎
なに懐柔されてんだよ! 尺がないにもしてもまだやりようがあっただろ! しかもラストのユキヤが意味不明。
ユキヤ「悲しいけどこれ、戦争>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映像・音楽は印象的だったが、トリック自体は実に単純で陳腐。いわば映像の叙述トリックだったが、質は下の下。これなら日本のミステリ小説読んだ方がマシ。あと、ヒロイン(?) や、他の仲間たちが主人公に>>続きを読む
音楽が素晴らしい。まるで本当に歌っているかのような子役の演技に驚いた。
本作では「声変わり」が一つのテーマになっていたように思えた。それは子供が大人になる時に訪れ、同時にボーイソプラノを>>続きを読む
感動モノではなく、青春物語。青いねぇ! と茶々を入れたくなるような純粋な気持ちが、ぶつかり合う気持ちよさがあった。感動モノを期待させるような「あの花スタッフが〜」云々の広告は、むしろいい迷惑。>>続きを読む