にゃんじろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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U・ボート(1981年製作の映画)

5.0

ディレクターズカット版。前から見よう思ってたUボート。冒頭のらんちきシーンからして期待値が上がる。汚すぎ、下品すぎて、最高。対象的にずっと落ち着いたトーンの渋い艦長。タフガイ。艦内も制服じゃなくネルシ>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

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月並みだが、ラザロが生き返るあたり、こんな映画見たことない!と感じた。演出にまんまとハマった。寓話性とドキュメンタリーテイストを軽やかに合わせ持った作品。ブレッソン作品のような、無駄を削ぎ落とした主人>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

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秋の夜に見るのにぴったりな映画でした。

主役の役者の顔つきが、絶妙にこの映画とマッチしている。紳士的な目つき、しっかりした口元。それでいて華奢。

撮影も緩すぎず、キツすぎない構図が、見ていて心地良
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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小学生の頃にポケモン赤緑が流行り、友達と駄菓子屋に集まり、えんえんとポケモンやってました。当時、友達から貰ったバクらせたレベル99のミューツー。命令をたまに無視する。映画で見ながら当時を思い出しました>>続きを読む

里見八犬伝(1983年製作の映画)

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角川らしさ全開というか。ストーリー、音楽、美術セット含めもうめちゃくちゃ。石の壁の美術セット、ぶつかって揺れまくってるし、時代設定無視した振り切りまくった洋楽、謎に挟まれる長いラブシーン。wikipe>>続きを読む

サンドラの週末(2014年製作の映画)

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美人だなーと思って見てたら、有名俳優。マリオンコティアール。名前だけ知ってました。

安定のダルデンヌ兄弟。

ポスターと放題見て、明るい映画かと思ったら、、やっぱ違いました。

悲壮感たっぷりの終盤
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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8年ほど前に見て、寝てしまい、そのまま断念した作品。

もうマット・デイモンが天才って設定も覚えてない。

ガスバンサントは、まじで天才なんじゃないかと見てて思った。ハンバーガー食いながらキスするとこ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

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塩田明彦といえば、蓮見一派のイメージが強い。久々に監督として名前が出たので、どんなものか見た。

タイトルバックの小松菜奈の宙を彷徨う眼差しにやられる。こんな視線出来るのも日本だと小松菜奈だけだろう。
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白いリボン(2009年製作の映画)

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ここ最近映画見てて、物足りなさを感じていたので、カンヌ作品見てみるかと、久々のハネケ。

結果、満足。もっと長い尺でも見てられる。充実したドラマっぷり。登場人物が次から次へと増えていき、内容追いつける
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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ジョーカー見ました。スコセッシのタクシードライバー、キングオブコメディと比較してやろうと。焼き増しか、アップデートかどうか。

階段シーンは、最高だった。ダンスも、ドラム音と合ってテンションも上がる。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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からくりモノ、仕掛けモノ作品。

いかにもサンダンス映画祭な感じの作品。これなら、カメ止めのほうが、国際的にもっと評価されても良い気がしてくる。

構成、脚本の中にもっと人間味が出れば良いと思う。主人
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

10年前に『ボーイズオンザラン』をテアトル新宿で見たとき、なんで主人公タニシの狂気が描かれてないんだ!と憤慨したが、今回の『宮本から君へ』は、最初から最後まで狂気が描かれていた。共感できない主人公。血>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

5.0

目黒シネマにて。若い女性多め。

今泉監督の作品は青春Hシリーズ以来、8年ぶり?

予想していた通りのテンポ感で進んでいく。ときおり挟む引き画も心地いい。公園のご飯食うところにいるホームレス風の男が最
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

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都内の上映が最後の日だったので、駆け込みで新宿ピカデリーで。中年男性多め。あと映画学生っぽいのも多い。

『夕陽のギャングたち』、『ワンス〜アメリカ』のような骨太な物語を期待してたが、肩すかし食う。ア
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

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潜水艦モノは何でこんなに、面白いのだろうか。敵が襲撃、撃ち合いからのボロボロになるのは、お馴染みのセオリー。でも、新鮮味が無いのも確か。

オープニングのCGから、主人公の乗船までは並な演出、構成で見
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

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ディズニーはあまり見ないが、なぜか前作に続いて見てしまった。男女の友情は珍しいし、実写よりアニメで描くにうってつけの題材だと思う。

中盤のカーチェイスが抜群に良かった。アニメーションとカット割りがさ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

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毎度、韓国作品は期待を裏切らない。いつも楽しませてくれる。バイオレンスの加減も深夜で一人で見る分には、ちょうどいい。

ただ、この手の作品のバランス感はNetflixっぽくもある。75点、80点の出来
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

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面白かった!脚本が良いなーとか見てたら、自伝系なのね。先生の病気とか入れるあたり、さりげなく映画に奥行きを与えてくれるとか思いながら見てた。

父親に向かって言う台詞「僕の人生は炭鉱には無い!」にジー
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インポッシブル(2012年製作の映画)

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過去に見た『1987、ある闘いの真実』もそうだが、出来事を真面目に誠実に描こうとしているのは画面からは出ているが、映画を観ているのだから、もうワンアプローチほしくなる。なにか物足りない。

局面ごとに
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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20年ぶりの視聴。話の内容もあまり覚えてないが、あの頃田舎の中学生だった自分には、2、3日映画の余韻に浸ってた気がする。木村弓のCD買ってたし。

30歳越えて、見返してみると千尋の周りの大人たちの描
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

タランティーノの作品を映画館で見たことがなく、これが映画館のスクリーンで初めて。

題名からして、大河的な物語を予想してたが、小話の冗長なシーンの連続で続く。タランティーノらしいけど。ブルースリーのシ
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

5.0

言葉少なめに、説明を抑えた演出がカッコよく痺れる。レイプ、タトゥー、薬物、汗、血など、汚いダーティな部分も上手く見せることができている。

カメラ位置や画角、カットの切り替わりも芝居に対してドンピシャ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

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フェイシズに続いて今日もカサヴェテスの作品。これで5本目。カラー&フィックスの画から始まったので、意外と見やすい作品かもと思ったけど、見終わるまでにはぐでーっと疲れる。

フェイシズよりかは場面転換(
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