紫式部さんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

紫式部

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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

午前10時の映画祭8にて

何度観ても感動の一本🎥

公開当時は若かったマッド・デイモン、ベン・アフレック他豪華キャストが揃っていて改めて驚きを隠せませんでした。

心を閉ざした天才青年と、彼を取り巻
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.8

邦題の付け方、なんとかならなかったのかしら・・・

肺癌で余命僅かな主人公が、遠く離れて暮らす親友と再会して、身辺整理と昔ながらの親交を取り戻していく、家族と友情の物語

男同士の友情の深さと潔さ、愛
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.6

ヒトラー政権下のドイツ
戦争で息子を殺された夫婦が、ヒトラー政権批判のポストカードを書いて正義を貫こうとするが・・・

ナチ政権下のドイツ、全てがナチ党員であった訳ではなく、ヒトラー政権に強く反感を持
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.8

予告編を観た瞬間に韓国版リメイクだと分かってしまい、展開も犯人も分かっているので、全く驚きも新しさも無く、ただただ違和感だけが残った残念な作品でした。

藤原竜也は何歳の設定だったのだろうか・・・
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.2

ジャック・スパロウ最高!

往年のお馴染みキャラクターとの海賊ぶりが文句なしに楽しめました‼

細かい事は気にせず、ジャックが海に出て冒険でハチャメチャに大暴れして、お馴染みのテーマ音楽が流れればそれ
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.8

安心のディズニーアニメ、今回はレース会の頂点に立ったマックィーンがトップを維持する事の難しさと年齢的体力的の衰えと最新テクノロジーを交えて、世代交代に苦悩する姿をシンプルにカラフルで楽しく見せてくれま>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.7

コンサルタント会社でキャリア・ウーマンとしてバリバリ働く娘を心配して、変装してまでも娘を見守り気遣う父親のユーモラスで不気味で一生懸命な姿が微笑ましい。

下手なジョークや奇抜な変装にちょっとビックリ
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.7

気分爽快とか感動の涙とか心癒される、そんな表現は何一つ当てはまらないけれど、じっとりと心に跡を残す様な作品

日常に潜むほんの少しの不注意が、悲惨な事件に発展して、その犯人捜査が巻き起こす思いもよらぬ
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

火星で摂取した土の中に生息していた細胞を培養したことから始まる惨劇・・・

いわゆるエイリアン映画、際立って目新しい事もなく、ストーリーもラストのオチが簡単に想像ついてしまいますが、エイリアン映画独特
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ボンジュール、アン(2016年製作の映画)

3.8

フランスのワインとグルメと史跡を巡るお洒落な大人の女性向けロードムービー

主人公のアン、羨まし過ぎるくらいの最高なセレブ生活なので個人的にストーリーに現実味は感じられず、ただただカンヌからパリへとの
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

伝説の殺し屋ジョン・ウィックが引退してほんの数日後、彼を元の世界へと引き戻すべき訪問者が表れ・・・

イタリアを舞台に今回もジョン・ウィックの華麗で見事なガンアクション満載で、コミカルな場面も含めて軽
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家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.7

安心して観れる邦画

どこにでも有りそうな家族の問題を面白おかしく表して、日本人の家族の在りかたを染々と感じさせてくれる、ハズレの無い作品です。

シリーズ化されると嬉しい

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.5

午前10時の映画祭8 にて

日本人には考えられない恋愛、特にカトリーヌの奔放さに終始驚くばかりで・・・

芸術をこよなく愛するジュールとジムの前に表れたカトリーヌ
この3人の不思議な関係とを淡々と詩
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花戦さ(2017年製作の映画)

3.4

華道、茶道、日本画に日本の建築と庭園、四季・・・

内容以上にその日本の持つ美しさがそこかしこに映像で溢れでていて、穏やかな気持ちに陥りました。

豊臣秀吉に贔屓にされていた千利休の苦悩と、その不本意
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

衝撃の実話・・・

第二次世界大戦終盤の沖縄の断崖、ハクソーリッジを落とす為の凄絶な戦いが繰り広げられていたが、ただ一人、銃を持たずに命を救うべく戦った一人の戦士の物語

言葉に出来ない衝撃でした‼
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.5

アーサー王物語をガイ・リッチー監督での映画化、良くも悪くもガイ・リッチー監督という事で納得して楽しめましたが、アーサー王物語を観たかった私には時代考証とか違和感が拭えず、ゲーム感覚のエンタメソードアク>>続きを読む

ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

2.5

無意味なバイオレンスとハードボイルド

個人的に苦手なタイプの作品だけあって全く理解不能だけど、どれも中途半端な気がします。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.7

トンネル崩落事故に遭った主人公と彼を救助すべく奔走する救助隊と利害関係しか頭にない企業と、国家官僚と、彼の帰りを待ちわびる家族のヒューマンドラマ

ずさんな手抜き工事の責任を誰が負うとかに関しては全く
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レイルロード・タイガー(2016年製作の映画)

3.0

日本侵略下の中国で、強盗団レイロードタイガースがレジスタントの志を継ぐべく鉄橋を破壊しようと列車乗っ取りを決行するが・・・

往年のジャッキーアクションとは違うが、いわゆる痛快列車アクションコメディで
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.6

13歳の少年コナーの孤独で哀しい心の真実をさらけ出して、本当の自分の姿を見つけ出すダークファンタジー

原作未読でもっと子供向けかと思っていましたが、生きていく上での矛盾や答えの出せない事等の子供から
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

実話なのですが、登場人物の名前を実在の人物名をそのまま使っていてよりリアリティを感じます。

ボストンマラソンの最中に起きたテロの犯人を逮捕するまでの、それに携わった人々の姿。

卑劣なテロとその犠牲
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭8にて

半世紀以上も前の作品とはとても思えない面白さ!

芸能界の華やかさの裏側で繰り広げられる駆け引きが、其々の視点で淡々と静かに語られていくにつれ、物語に目が離せなくなり、すっ
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コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝(2016年製作の映画)

4.0

面白い!

チャイニーズウエスタンとも言うべき作品で、アクション監督がサモハンだけあって息つく暇無い見事なアクションシーンの連続で見応え有りました。

ストーリーは単純明快で「七人の侍」「荒野の七人」
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ザ・ダンサー(2016年製作の映画)

3.6

予備知識全く無く観賞

実話でありしかも1世紀も以前にこのダンスを踊っていただなんて・・・

あの神秘的かつ斬新なダンスの息を呑む美しさと、ダンスに情熱の全てを燃やすロイ・フラーの姿に鳥肌が立つ様な感
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

1979年アメリカ、サンタバーハラを舞台に15歳の少年が奔放な母親や幼馴染や個性的な同居人達と過ごしたひと夏の物語・・・

思春期の男子を歳上の女性に面倒をみてくれと頼む母親の安易さに唖然としながらも
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ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.5

実話に基づくとあるが・・・

マシュー・マコノヒーの体を張った役作りに脱帽!
金脈の発掘に人生を賭けた主人公のドン底と成功と裏切とジェットコースターの様な出来事に目が離せませんでした。

なるほど!と
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

シリーズ最終章にして最高の作品

ミュータントが絶滅寸前の2026年が舞台

個人的にはあんなに落ちぶれたウルバリンを観たくはなかった・・・

生き残ったミュータントの哀しみと新にミュータントを産み出
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.7

光をくれた人・・・

戦争での悲惨な体験から生きる希望を失ったトムに、愛を与え生きる希望、愛する喜びと幸せを教えてくれたイザベル。
そのイザベルを愛するが故に下したトムの決断はあまりに切なくて・・・
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.0

木村拓哉のチャンバラアクション映画

若手俳優とベテラン俳優の時代劇に於ける演技力の格差の甚だしさが半端無く、呆れ返ってしまった・・・

あれだけ人を殺める必要性が全く感じられず、しかもキムタクは不死
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.3

この映画、モノクロだったのかしら・・・
映画館出て最初の印象です。

1980年代の台北を舞台に幼馴染達の青春の光と影

時代に翻弄される若者の苦悩と希望と家族との確執が淡々と描かれ、当時の台北の夜景
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.7

禁酒法時代のボストンで、人に支配されずに自身の信念だけで生き抜こうとした主人公とギャングの世界との勢力争いと、主人公の運命を左右させた女たち・・・

つい数日前にアンタッチャブルを観たばかりなのでどう
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

全くの予備知識無くて観賞

もう少し大人向けかと思ってましたが、ポニョとしか見えなかった・・・

音楽が人と人とを繋いで仲良くさせてくれる、とても素敵です!

うたうたいのバラッドが耳に残ってます

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

新午前10時の映画祭8にて

禁酒法時代、アルカポネが事実上の支配者で無法地帯のシカゴに法の名の元に政府役人が取締強化に赴任してくるが・・・

ギャング映画の代名詞とも言える名作、またスクリーンで観賞
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

突然地球上に現れた謎の巨大飛行体の目的を探ろうと、飛行体に入って行くルイーズが体験した事とは・・・

とにかく音響が効果的で印象的です!

時折感じた違和感がラストで衝撃の真実と繋がった瞬間の感動が堪
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あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

3.6

オリンピック代表候補の実力者の弟が試合中の事故により盲目になってしまい、その弟の面倒を看ると言う事で刑務所を仮釈放された兄。

幼い頃は仲睦ましかった兄弟の心が離れてしまったきっかけと、お互いを必要と
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.9

超個性的なキャラクターチームが銀河でハチャメチャに大暴れ!
ちっともヒーローらしくないけれど、強い絆で繋がれている。

シリーズ2作目はそれぞれ家族の生立ちや関りを織り込んで、ド派手なアクションと映像
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