ロロトマトさんの映画レビュー・感想・評価

ロロトマト

ロロトマト

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.5

圧巻の美術と過剰なまでに華美なミュージカルシーン
映画の楽しみが詰まってて良かったです
インザハイツのがミュージカルとしては好きだったけど世界観を素晴らしく表現してて満足です

ミッキー17(2024年製作の映画)

3.8

試写会で
前半はディストピアというかSFプロレタリアとして楽しめた…
のだけど段々マークラファロとエイリアン達が示唆する風刺の方に軸足が行っちゃってるような気がした
本来相性が悪いわけではないので微妙
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ニッケル・ボーイズ(2024年製作の映画)

4.0

もどかしさというか閉塞感が良かった
POV(一部違うけど)は選択肢がない状況を描くにはマッチしていてこのしんどさが140分間で済まなかった人間のことを思うと言葉もない

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.2

レトロなアメリカの雰囲気が良かった
俳優と映像と音楽どれか一つでも陳腐だったら微妙な映画だった気がする良かったのでとても良かった

ブルータリスト(2024年製作の映画)

4.6

エイドリアンブロディが特に良かった
かっこいいショットも多く不思議と長さは感じなかった

聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

4.3

抗議デモと家庭内不和が徐々にエスカレートしてくる緊迫感が良かった
スマホがあるとこういう反政府活動もあるのかとなったりして新鮮でもあった(あまり面白がってはいけないけど)
最後のシーケンス非常に良かっ
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.7

登場人物の描き方はロス含めてかなり良かった
空中戦の疾走感もサムらしくて良かった
ただ政治的要素抜きにしてもサスペンススリラーとしての強度が物足りなかった
日本の描写はまあご愛嬌で

野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.8

ものすごく良かった
超弩級のド直球な家族愛と瑞々しいアニメーション
ここ最近で一番泣けた
枝葉だけど水没した世界の描写始めとしたちょっとしたブラックな部分もいい味出してた

セプテンバー5(2024年製作の映画)

4.1

試写会で。
全世界へのテロの生中継の舞台裏
非常に限られた視点と時系列で(テレビ局が舞台なので情報は多いが)進むので臨場感と緊迫感が凄くテロの背景などは最低限
職業倫理との葛藤含めてリアルタイム性が強
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.9

妊娠しなくなった世界の話
人心が荒廃した感じがよく出てて良かった
臨場感ある撮影で緊張感がある

原子怪獣現わる(1953年製作の映画)

3.7

怪獣が現れるシチュは現代にもDNAを残してるのは感じた
霧笛のようにさらに元ネタがあるパターンな気もする
ラストのシチュが良かった

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

洋画のいいヒューマンドラマという抽象概念が実体化したかのような作品だった

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

開始1秒でおーっとなった
シャリアブルは印象深いキャラだったのでメインに抜擢は嬉しかったが如才なさから縁のないとこが好きだったので寂しさもある
導入としてはすこぶる引き込まれたので今後に期待

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

4.2

なんだか良かった
韓国パートとか結構謎で明るいカフカって感じだったけど実直な作りなので独特の味わいになってた

ソニック × シャドウ TOKYO MISSION(2024年製作の映画)

4.2

ソニックはゲームをやったことがないのでベタだけど楽しいねーくらいに映画シリーズを観ていたけどノリに馴染んでたきたのか堅実に積み重ねてきたためか今作はめちゃくちゃ面白かった
クライマックスではうるっと来
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.8

気軽に楽しめる作品で良かった
ジムキャリー演じるエッグマンがノリノリなのが良かったです

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

4.2

忍たまは子供の頃に見たのと全員出動の段くらいしか知らないけど面白かった
細かい描写やシーンの詰めかたが時間かけて拘った(ような気がする)ものでアニメとして良かった

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.8

試写会にて
疾走感と臨場感のある凄い映像だった
音楽もとても良かった
渡辺謙さんのキロスも風格があってハマってました

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

寓話的なレベルの分断とフォトドキュメンタリー的なタッチがいい味出してた
話は意外とロードムービーしててそこもよかった

ドイツ零年(1948年製作の映画)

4.5

瓦礫と貧困とファシズムの亡霊
映像に凄みがあって圧倒されっぱなしだった

悪の力(1948年製作の映画)

3.8

ラストひたすら世界の底まで降りていく描写が良かった

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

あらすじやタイトルとは明らかに焦点が違くて面白かっ…たのか?は正直よくわかんないどなんかいい映画だった

マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.9

しみじみと良かった
人情のあるアメリカの田舎町は奇妙なノスタルジーを唆られる

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.9

端正で繊細な表現が良かった
共感したとは中々言えない境遇だけど後半は胸に迫るものがあった

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった
時代劇風SFコメディかつSFコメディ風時代劇として面白くてバランスもよかった
でもヒロインは作中の監督もはたくべき

トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.2

前日譚(直接的に繋がる作品なさそうだけど)としての面白さを最大限発揮しつつ革命で星を救う話、道を違える親友の青春の話としてよく出来てた
作品全体で視覚的に楽しませようとする志向が強くアニメ映画ならでは
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.9

すごい面白かった…というのも変だけど映像やテーマが面白く二時間以上とは感じないくらい退屈しなかった
アーサーが最後にノックノックジョークを言うシーンは心が震えた
ただ個人的にはハーレイがただ単にジョー
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.2

初めて鑑賞した
魔女という設定が楽しく新しい街でやってく話として満点でした

ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

4.3

アジア(バカ広すぎる)の良い映画って夜のシーンがとても美しいことが多い気がするのですがこの映画の夜も非常に美しくてよかったです