ロロトマトさんの映画レビュー・感想・評価

ロロトマト

ロロトマト

ドイツ零年(1948年製作の映画)

4.5

瓦礫と貧困とファシズムの亡霊
映像に凄みがあって圧倒されっぱなしだった

悪の力(1948年製作の映画)

3.8

ラストひたすら世界の底まで降りていく描写が良かった

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

あらすじやタイトルとは明らかに焦点が違くて面白かっ…たのか?は正直よくわかんないどなんかいい映画だった

マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.9

しみじみと良かった
人情のあるアメリカの田舎町は奇妙なノスタルジーを唆られる

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.9

端正で繊細な表現が良かった
共感したとは中々言えない境遇だけど後半は胸に迫るものがあった

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった
時代劇風SFコメディかつSFコメディ風時代劇として面白くてバランスもよかった
でもヒロインは作中の監督もはたくべき

トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.2

前日譚(直接的に繋がる作品なさそうだけど)としての面白さを最大限発揮しつつ革命で星を救う話、道を違える親友の青春の話としてよく出来てた
作品全体で視覚的に楽しませようとする志向が強くアニメ映画ならでは
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.9

すごい面白かった…というのも変だけど映像やテーマが面白く二時間以上とは感じないくらい退屈しなかった
アーサーが最後にノックノックジョークを言うシーンは心が震えた
ただ個人的にはハーレイがただ単にジョー
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.2

初めて鑑賞した
魔女という設定が楽しく新しい街でやってく話として満点でした

ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

4.3

アジア(バカ広すぎる)の良い映画って夜のシーンがとても美しいことが多い気がするのですがこの映画の夜も非常に美しくてよかったです

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.4

ザ・アメリカのヒューマンドラマ
描き方が丁寧かつ暖かくて良かった
死に向き合う話として動物の安楽死をモチーフにするのも良かった

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.3

実直に生きる男の生き様には痺れされた…
しかし…家族巻き込みすぎでは

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

どんどん最悪な方向に進むのにラストの爽快感が凄くて良かった

戦争と平和(1956年製作の映画)

3.7

壮麗と言ってもいい画面は良かった
自分には面白さよく分からなかった

Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

3.7

特に大筋のないスラップスティックなコメディがずっと続いて胸焼けするくらいだけど雰囲気が良い
声あげて笑いたくなるシーンもあってよかった

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

3.8

クラシカルというかオーソドックスというか
あらすじなどを見てなんとなく浮かんだ感じから外れないゴシックホラーだった
美しさすらあって良かった

果てなき船路(1940年製作の映画)

3.8

陰影がとても印象的
題材も面白い
ドラマとして面白かったとは正直微妙

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.0

ミステリ風味ということで多くのキャラを描いて最後に青春でまとめるのはお見事だった

ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

4.3

クリントイーストウッド好きのギャングに映画監督として潜入というあらすじに惹かれて鑑賞
二転三転(というのが正確なのか?)してとても面白かった
映画館でヒーローを後ろに映しながら早撃するシーケンスが数回
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ウンベルトD(1952年製作の映画)

4.8

家さえ追い出された困窮した老人と愛犬の話
心揺さぶられた

小原庄助さん(1949年製作の映画)

4.4

なんか分かるようで分からないけどいい映画だったなと思ったらラストが本当の本当に良かった

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.4

大統領暗殺を描いた政治劇…なのではもちろんあるけど使命に生きた男たちの末路というか悲哀や無常感がとても良かった
暗殺シーンで一部長回しがあって長回しの使い方も色々あるけど一発勝負の時の緊張感と浮遊感が
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仇討(1964年製作の映画)

4.4

加害者はもちろん被害者もあまり美しくないのが逆に良かった
悲痛を美しさでパッケージして欲しくないので
それはそうときちがいを連呼しすぎてドギマギした

上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

4.3

凄いシンプルな筋立てで体面にこだわる武家社会の不条理さ滑稽さを炙り出していて非常に面白かった
チャンバラを観に来たのにいざ始まるとチャンバラいらなくない?って気分になった
最後の決闘は今まで見た時代劇
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良かった
1のテーマや恐怖そのままにシリーズとしても単体のSFホラーとしても状況が刻々と変化する閉鎖シチュエーションスリラーとしてよく出来てた
静寂の緊張感が凄いので環境音のない状況で見る
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.8

基本的に面白かった
多種多様なスタントとエンドロールは映画愛に溢れてて間違いなく良かった
それはともかく話運びにスマートさがなく娯楽作だからこそ勢いよく突っ走って欲しかったというのも正直なところ

ダークマン(1990年製作の映画)

4.1

シリアスでダークな内容なのにどことなく抜けていると言うかコミカルでコミックぽさがある
話は面白いのかどうかよくわからなかった

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.8

プレデターとネイティブアメリカンの戦いという面では面白かった
ただせっかく人間側も狩人たちが題材なんだから狩りに対する宗教観や美学を掘り下げて欲しかったような気はする

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.1

エイリアンより怖いのは社会の非人間的な側面…
いややっぱエイリアンもめちゃくちゃこわい!!!みたいな映画だった

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.7

好きな人が好きな理由は分かるけど好きにはなれなかった