いづるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

いづる

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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

4.0

真相は闇の中なケネディ大統領の暗殺事件.
暗殺された大統領とその容疑者として逮捕され,2日後に射殺されてしまったリー・ハーヴェイ・オズワルド.
本作はオズワルドの家族にスポットライトを当てている.だか
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いしゃ先生(2015年製作の映画)

3.8

どんなに正しいことを言っていても,相手との信頼関係がないと受け入れてもらえず悔しい思いをする.でも,信念がある人が心を持って働きかけつづけると信頼関係が築けて,打ち解けられる.そんな映画である.
無医
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがいい味出している.
テンポよく,毒の効いた会話で「死」という重いテーマを扱う作品を観る側を救ってくれる感じ.最期の時を支え合った成熟した二人の男の友情の物語
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

最初,偏屈な爺さんが世間を皮肉りまくるコメディで,どこに着地するのだろう? と思ったが,すごくいい話だった.
悲しいことがあって自暴自棄になり,ひとりぼっちだと感じても,人は独りでは生きていけない.
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.5

上野樹里さんがかわいい.かわいらしい.につきる作品.
松本潤さんは,99.9-刑事専門弁護士 でのコミカルな中にシリアスさが散りばめられた演技が好きで,この二人の共演作ということで見てみた.
Amaz
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天地明察(2012年製作の映画)

3.5

10年くらい前に原作を読んだ.面白くて通勤電車を降りるのを忘れることもあった.
直後に公開された映画も観てみたいと思ったが劇場に行くことができず,9年が経過してしまい,ようやく観ることができた.原作と
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.5

医者とは何だろう?
病気を治す人.病んだ気を癒す人.
医学と医術は手段であって目的ではない.
そんなことを考えさせられる作品.
本物より真な偽物のお話.

うさぎドロップ(2011年製作の映画)

4.5

なんなんだこの作品は!
優しさが詰め込まれていて入りきらなくて溢れ出ちゃっている.そんな感じ.上手く説明ができないけど,とても心に残った.
芦田愛菜ちゃんの演技がすごい.セリフのないシーンでの表情,目
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

SNS で「1巻だけ無料」みたいな宣伝が出てきて気になっていた.
結局,原作を読んでいないが,この映画はとても楽しむことができた.
岡田准一さんのアクションは SP シリーズの頃から好き.あらゆる意味
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

グリーンブック、英国王のスピーチと同じく、価値観と住む世界の違う二人の男の実話に基づいたドラマ。
それぞれ辛い過去を持っているがユーモアのセンスも持ち合わせている。
どちらもとても可愛らしい。
音楽も
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

1962年によくぞこのような特撮映画を作ったものだ、と感心します。
CG で何でもありな今観ると、この超アナログな作品は新鮮。
追求すべきはリアリティとかクオリティとか、そういうものではありません。イ
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

4.5

今まで,忠臣蔵って何となく好きになれずに観ていなかった.泉岳寺は生まれ育った場所の近所で,よく美談として聴かされていたのが鼻についているのかもしれない.しかし,この作品は娯楽映画として,悲壮感もなく,>>続きを読む

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

2.5

拷問シーンがあり,かなりリアルなので苦手な人はご注意.
いろんな意味で狂った世界.

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

どういう結末になるのか,最後まで分からなかったので楽しめた.
果たしてこれは「嘘」なのか?

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

きっとこの作品を制作することが決まっていたので,前作の一部は原作と変えていたのだな,と思ってしまうが,単純に面白くて笑える.
民を思う殿様の姿に魅かれるのは,今がそうではないからなんだな,きっと.

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.0

キャサリン・ゼタ・ジョーンズが好きなので観た.
姪っ子の面倒を見ることになって,仕事の鬼から人間らしさを取り戻していくストーリー.

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.5

原作を読んですごくおもしろかったので映画も観た.
原作よりも軽い感じの作風になっているように思うが,娯楽作品としてよくできていると思う.
深田恭子さんが美しい.

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.5

時代劇とコメディが好きなので,その両方の要素を持つということで観劇.
ただ笑わせるだけではない作品.それぞれの人の想いが感じられる.大好きなチャップリンの作品に通じるところがあるのかも?!
山崎努さん
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

ナンセンスなんだけど俳優陣の名演によってリアリティ(?)が創り上げられている.
気楽に笑える作品.

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.0

重い映画です.
すごいキャストによる素晴らしい演技で,物語に引き込まれます.
その中でも山崎努さんとも本木雅弘さんが特によかった.

のみとり侍(2018年製作の映画)

4.0

阿部寛さんのこういう「真面目だけど不器用でどこかおかしい」役どころは最高です.

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

2.5

タイトル(邦題)から「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」のような内容を期待して観たが,そういう映画ではない.
国民を思う王の姿には感銘を受ける.

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.0

なんとなく尻すぼみな印象を受けた.予算と時間が無くなっちゃったのか? と余計なことを考えてしまった(笑).

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.0

テンポよく笑えて,ほろっとさせられて,観たあとほんわかする作品.

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

5.0

ハリソン・フォードが好き,という理由で観た.
機内で観たのだが,主人公に感情移入してしまい,怒ったり喜んだり涙が出てきたりした.
メジャーリーグの話だが,野球に興味のない人でも楽しめる作品だと思う.
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.0

のんびりした雰囲気の作品.
観たあとにほんわか.

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.0

題材は面白く笑えるのだが,自分には何を伝えようとしているのかが分からなかった.

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

精神的に不安定になり,部下には恫喝してしまうが,女性と子供たちには優しく接している姿が印象的.
ヒトラーの内面の弱さに着目しているように思えた.
ヒトラーも東条英機も,どうしてあんなになってしまったの
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

長澤まさみさん目当てで観たが,広瀬すずちゃんが最高に良かった!

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

弱点を克服する話なのだが,そんなに単純ではない.
弱点に悩んでいるのが英国王で,それを助けるのが一般市民という,まったく生きる世界の違う二人だが,対等な関係を求め,ぶつかり合うも信頼関係が築かれていく
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.5

最晩年のサッチャーが自分の半生を振り返るお話しなんだけど,寂しさっていうか儚さを感じさせるような作りに思った.決して暗い話ではなく,ところどころにユーモアもあって,よい作品だと思う.何年か前に観たチャ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.5

クリント・イーストウッドのよぼよぼ爺さんぶりの演技がすごい.口は悪いが本人まったく悪気なく愛嬌がある感じがすごくいい.
これも公開時に観ようかなと思っていたんだけど,なんとなく重苦しいストーリーなんだ
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

ドラゴン桜」に出演して話題になった南沙良さんの主演作.「ドラゴン桜」の早瀬菜緒とはまったく違う境遇の女子高校生を演じていて,役者としてのポテンシャルの高さを感じた.

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

今年の「ドラゴン桜」で原健太を演じた細田佳央太さんが気になり,ネットのニュース記事などでこの作品に 1,000人以上の中からオーディションで選ばれて出演したことを知った.独特のテンポの作品で好きです.>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

面白い.本当にいろんな意味で面白い.
生きる世界も価値観も違う二人の男が,互いの理解を深め合っていくところがすごくよい.
主役のトニーとドクもいいが,個人的にはトニーの奥さんがすごくよい.

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.5

堤真一さんのファンなので観た.シリアスな役どころもいいが,こういうナンセンスなテーマも好演するのがさすが!
広瀬すず&吉沢亮の「なつぞら」コンビが,当たり前だがまったく違うキャラで共演しているのも面
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