ykkさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シン・ゴジラの方が好きだな〜

庵野式ゴジラでは、日本のブレーン達が冷静かつプロフェッショナルに害獣を駆逐しようと知恵を絞る様子に痺れたのだけど、山崎式ゴジラはとにかくウェットで、各キャラの想いも重す
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

子役がうざい。

あの金切り声を映画館で喰らったら体力削られただろうなぁ。

物語としては、サイコパスなお子様が小さな教団で教祖になるまでを描いた一本で、基本的に終始不愉快です。(比喩)

あまりにも
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Fukaseを堪能する一本。

演技は初挑戦だったのでしょうか?
目がバキバキのやばいサイコパス役がピッタリでした。
菅田将暉と小栗旬に負けていないのが凄い。

肝心のストーリーは微妙かな。
Fuka
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さがす(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

期待値を超える面白さ。

とにかく何もかもが巧い。

「まともな邦画が見たい」と思って、
本アプリでも高評価な本作をクリックしたが、大正解だった。

二度と見たくはないけれど、鑑賞後には
「久しぶりに
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前編はソコソコ、後編はひどい。

後藤との闘いがあんなにもチンケなものになるとは。
5体の寄生獣からなる後藤が弾け飛ぶほどの放射性物質を手に取ったなら、シンイチがピンピンしているはずはない。仮にミギー
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渇き。(2013年製作の映画)

2.0

うるさい役所広司を観たくなって鑑賞。

脂ギトギトのラーメンを二杯食べたあとのような、半端ない胃もたれと脂臭さが残る映画。

小松菜奈はなんだったのか?

ただその真実だけを知りたくてなんとか見終えた
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.0

The B級映画。

目が覚めたら変な所に閉じ込められていて、あれよあれよとデスゲームが始まる理不尽モノなら、ダントツでSAW(無印)が面白いし、「実は元軍人/特殊工作員でした。これから復讐します」モ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしちゃったの、細田監督。

オープニングから
「サマーウォーズのセルフカバーなの?」
と思わざるを得ない世界観が広がる。

そもそもUって何?
OZのように生活インフラと接続されているでもなく、
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

とてつもなく悪い鈴木亮平を堪能する一本。

まるで上林を演じるために生まれたのでは?と思ってしまうほどに、博識で慈愛に満ちた「みんなの鈴木亮平像」は吹き飛び、徹頭徹尾とにかく非道い。

兎にも角にも鈴
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

破壊と再生の物語。

孤独な人間をカルトがいかに取り込んでいくのかを追体験できる。

それにしても男性の描き方が滑稽で、
アリ・アスター監督は男性性をどう捉えているのかが気になった。

「頭の弱いセッ
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脳男(2013年製作の映画)

3.0

生田斗真だけ良い。

生田斗真の設定が面白いだけに、
敵役の二階堂ふみが安っぽくて萎えた。

また、映画全体に漂う雰囲気が非常に暗いのに、
江口洋介扮する刑事が発する
「オイタしてねぇだろうなァーッ!
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ヴァンパイアvsヴァンパイアになってからがつまらない。

ヴァンパイアといえど、
戦い方は単なる肉弾戦なので
ひたすら接近して殴ったり噛んだりするだけ。

頭の良さそうなムスリム兄さんも
大した活躍が
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キャビン(2011年製作の映画)

2.5

つい最近見たのに、
あれ?最後どうなるんだっけ?
と逡巡してしまうほどに、
鑑賞後に何も残らない一本。

浮かれた大学生グループが、ど田舎で悲惨な目に遭うスプラッタ映画のド定番モノが見たいけど、本当に
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「あんたそれでも母親か?」

「分かるわけないだろ!母親なんて知らない!」

法廷で取り乱す継母の叫びに、
この凶行の裏には虐待の連鎖があったことが窺える。

もう二度と見たくないし、
こういう映画が
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

あ〜こういう映画100回は見たなぁ〜
と思いながらもしっかり楽しめた。

96時間とか、ジョン・ウィックとか、イコライザーとか、
引退した特殊工作員が現場に戻る話って、ほんと好き。

ただ、前述の3作
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

激オモロ。

メン・イン・ブラックとモンスターハンターとインディペンデンス・デイをゴチャ混ぜにして、うまいことまとめた一本。
なので、細かいことは気にしない。

地球温暖化が進むと、氷が解けて未知の病
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

ただただ役所広司が格好良い。

全編ひたすらに血生臭くて脂っこいけど、
なぜか胃もたれは起こさずにずっと観ていられた。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

4.0

吉田副総監と和久さんの関係が
まるで未来の室井さんと青島のそれのようで、
「副総監はダチなんだよ」と語る和久さんの姿にぐっとくる。

私が大好きな踊るシリーズはここでおしまい。

のみとり侍(2018年製作の映画)

3.0

阿部寛目当てで見たら、
阿部寛の裸以外に見所がなかった。

妙に色気の漂う斎藤工は一切脱がず、
最後まで清廉潔白な貧乏人であり続けたのは意外。

頭を空っぽにして阿部寛の裸体を堪能する、そんな一本でし
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.5

子の喪失が、いずれヒカリ自身の喪失へと拡大していく様が辛い。

映画のタッチはまるでドキュメンタリーのようで、
ザラザラとした日常の小さな棘に顔をしかめながら、あっという間に終幕を迎えた。

ヒカリの
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

-

映画館で見たときは退屈だった。
なのに、数年経って見直したら何かが違った。

主人公たちのように、時の流れの中で価値観や生活が変わっていったからなのか。

どんな人生にも明暗があるし、ある人と強く結び
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.0

やるか、やられるか
の究極的な場面で闘志を燃やせる女は強い。

予告編を見て感じた期待値には肉迫するものの、他のスリラー映画と一線を画す『何か』は無かったように思う。

ジメジメしつつ、ヒヤヒヤする韓
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累 かさね(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

時間制限付きの顔交換、という題材こそ面白いが、
展開やオチに突出したものが無かった。

母の秘密や口紅二重すり替えといった要のシーンも、
伏線が分かりやすくて早々に勘付いてしまう。

なかなかの長尺な
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

「頭は大丈夫なの?」

大人として生きるにはあまりにも無垢で愚直なガンプが、
自分の息子について尋ねるシーン。

この一言に、ガンプの人生に降り注いだ「生きづらさ」が
濃縮されているようで、ガンと頭を
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

命からがら走って走って走って、飛び込んだ川の果てで
朦朧としながら漂流する主人公は、頭上を舞い散る桜を仰ぎ見る。
やっとの思いで岸に近づけば、そこには死屍累々。
死体を越えて着岸すれば、そこには仲間が
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.0

オチが早々に読めてしまう映画。

肝が冷えるような心理戦を求めていたが、
さほど凝った脚本ではないので、その欲求も果たされず。

回収するほどの伏線も張られていなければ、
エンディング間近の種明かしま
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感染家族(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

B級コメディゾンビ映画。

犬に追い回され、歯を抜かれて総入れ歯にさせられ、研究所に売られかけるチョンビがひたすら可愛い。いいぞいいぞ、もっとキャベツを食え。

立てこもり以降が中弛みしてしまったので
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.5

とにかく長尺。

ワンダーウーマンが何でもアリの超人なので、
地獄を煮詰めたような悪役を期待していたが、
蓋を開けてみたら棚ぼた的にスーパーパワーを得たぽっと出の悪役に過ぎなかったので、
「これは簡単
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

心が燃えた。

とにかく戦闘シーンが素晴らしい。
絶対に映画館で見るべき一本。
あの映像美、迫力ある音楽、鬼気迫る声優の演技。
どれもがとんでもない一級品だった。

終演後、前を歩くマダムお二人が
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

イタズラ動画みたいな犯行声明動画。
IT企業の社長なのにPCにロックをかけない中村倫也。
神経質なのに広瀬アリスを置いて家を出る中村倫也。
通行止めがうまくできない警察。
心に傷を負ったままぼんやり放
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

殺戮マシーンと化したJKの無双映画。

無双過ぎて全くハラハラしないのが難点。
アクションシーンも、CGやワイヤー感が強すぎてあまりリアルではない。 

主人公が自分語りを殆どしないので、感情移入もし
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おかえり ただいま(2020年製作の映画)

-

ドキュメンタリー部分のみで制作すべきだったのでは。
画作りの粗さが目立ち、没入できなかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

見終わった後も、
ずーっとTENETのことを考えてしまう。

考察サイトや動画を漁り、
「あれは何だったのか?」と考えに耽る。

こんなに長時間楽しめる映画はなかなか無い。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

成田凌の演技で成り立つ映画。

テクニック的なことはよく分からないが、
「巧い」と思わせる演出や展開が無く、
2時間超えの長尺にやや疲労が溜まった。

流されまくってきた大倉にとって、
成田の何がオン
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.5

すべての感情がストレートで、
回りくどくなく胸に刺さった。

マスクの中が涙でビシャビシャになりました。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

アラン・カミングの優しい眼差し。

『だめよ、夕食がドーナッツだなんて』

そうだ、よくこんな風に親に注意されたっけ、と思い出す。

数年前に初めて鑑賞した際も打ちのめされたが、二度目もやはりボロボロ
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