このレビューはネタバレを含みます
Fukaseを堪能する一本。
演技は初挑戦だったのでしょうか?
目がバキバキのやばいサイコパス役がピッタリでした。
菅田将暉と小栗旬に負けていないのが凄い。
肝心のストーリーは微妙かな。
Fukaseが34に固執すれば固執するほど、どんどんとFukaseのキャラクターが陳腐化していくのが辛い。
レクター博士のように語れば語るほどカリスマ性が増す殺人鬼ではなく、謎に包まれていることで神格化される殺人鬼のように感じていたので、後半にかけてFukaseがベラベラと喋り出したり、出自が判明するくだりは興醒めでした。