ナカムラさんの映画レビュー・感想・評価

ナカムラ

ナカムラ

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怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一つの面を見たら、やっぱり見方というよりも、誰が可哀想な目にあってるかとか粗探しをして善悪を決めるのが人間で、それは自分の立場とか体裁を守ることで咎められない、所謂"普通"が1番咎められないから普通に>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.9

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曲選も良い。
両親の教育が悪かったのか。
吐口を吐ける所が兄弟しか無かったからが故に、こうなってしまったのか。
マイクが初めてライブをするシーンがホンマに心から楽しそうで印象的。
天国で兄弟が再会する
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.7

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やっぱり革新性がモノを求めるのは今と変わらんし、タッチっていう革新っていうAppleがえぐかったんやろうな。ってブラックベリーの急直下えぐかったし。
ただあのマイク⁇の感情がイマイチ分からんかった。
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

展開が神がかってる。
これは海外で評価される理由も分かる。
ミマもストーカーもマネージャーも自分がそうなれば良いっていう"群像"を描いてたんやろうな。
こうすれば良かったってアイドル脱退宣言する時に戸
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スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

3.5

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情熱的且つ前衛的で、音楽に対しての渇望ではなく自己の欲求
ただ、ポップスに魅力を感じない人はう~んってなると思う

シン・シティ(2005年製作の映画)

3.6

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短編が断片的に繋がって行くのが良い!
個人的には岩男の話がとても好き。
ある一部分だけ色を強調するのは白黒と引き立ってオシャレ。

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

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アニメオタクという前作よりも良い設定
サイモンペッグよりも部下の刑事が良かった
SF映画好きのオマージュが笑える

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.7

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ショーンオブザデッドは超えず。
見れば見るほど価値上がっていく。
ショーンペッグがアホなキャラがほんまに良いです。
CG無しの方が見やすいなぁ、、

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ショーンオブザデッドは超えませんでした。
やっぱサイモンペッグがアホな方が好きです。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

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Wonderwallの曲の入り方が神がかかってる。
エンディング曲も良い。
息子も目に見える物全てを見て、自分がどういう扱われ方をしてるか顔を見ちゃうよな。
孤独と自由は何が違うのか。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

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音楽が素晴らしい。
尻尾先から頸に掛けて出てくるビームは男心くすぐられちゃう

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

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途中からの追い上げが上手い。
展開が上手い。
「白鯨」のエッセイは娘のやろなと思ってたけど、あそこまで展開を出せるのはほんまに良い。
なにか一時的に欠落してしまった感情を一時的な食に対して快楽を得る、
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.4

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これはほんまに良かった。
白人至上主義と
大人になることとは世間とか周りを意見を受け入れて、自分も発信できるようになることで、所謂、対人間との距離感の詰め方が上手ければ上手いほど"いい大人"と思うが、
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.6

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音楽をもっと詳しくやってほしかった、、
タランティーノ映画好きやからこそ「当時のラジオから」じゃなくて、何を聴いてたっていうタランティーノ本人の人格形成をもっと深くやってほしかった、、

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.7

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エンディングにマークボランの曲流れるのは粋やね。

人を救うのに尽力を尽くしたけど、イマイチ性描写とかが⁇ってなって自分の中の人格像と合わなくてハマらなかった。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.9

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ずっと見たかった。
ヒーロー、人間、戦争、野心と野蛮
これが題目にされるのはよくヒーロー映画であるけど、マンハッタンっていう超越した立場を置くことによって作風ガラッと変わるの良いね。
選曲も良い。
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.2

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theアメリカ映画すぎてたまらん。
カメラのアップの仕方、アメリカ人すぎるコメディ感。
サイモンペッグがマジでいい味出てて、展開も終わり方も不満なし。見やすい。
プリンスのパープルレインのレコードはマ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ケインのキャラ立ちすぎ。
マジでこういうキャラ厨二病心くすぐらされる。かっこよすぎる。
西部劇的で且つ日本のアニメ映画からインスパイアされてるのが嬉しくてたまらないです。
全然苦なく見れました。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画すぎる。
ずっと暗い、あんまり展開ないし、特にわかりづらい暗喩えぐすぎて、あんまり移入できませんでした。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

難解映画+ずっと気持ち悪いって聴いてたけど、そんなです。
多分アリアスターやから勝手にフィルターかかってるんかなって。
色々なシーンにおいて、社会的な構造とかをイメージして作ってるんやろうなと思いまし
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.9

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侵略される時のゴリっゴリのCGは除いて。
概念を切り取るっていう発想はめちゃくちゃオシャレで、中々良い映画。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

聾者との家族映画
聾者である立場とそれに支える立場、その夢。
斬新で良かった。ただもっとサウンドオブメタルみたいなリアル感が欲しかったかな。

関心領域(2023年製作の映画)

3.9

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解説で言ってた通り、子供には何かしらの害があって、夢遊病やら、犬とかはずっと何かに反応してて(多分、そういう外壁の犬に向けて)、無関心の中でも環境的な影響があって、大人になっていくにつれて、この前も言>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

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中ニくらいの時に初めて鑑賞したけど、バンド好きになって、色々な挿入曲で「あ、このバンド」って気づけるようになったのは成長ですね。
嬉しかったです。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

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ピーターパーカーが死ぬ世界線っていうのがとても良いし、スパイダーマンは何かしらの大いなる責任と死が伴うっていうのも綺麗に描かれてて良い。

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.9

メメントの元祖みたいな作品。
良い作品且つ暴力的で昔のノーランを感じれてめちゃくちゃ良かった。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに鑑賞。
マジで良い映画。ピクサー映画で3本の指には入るくらい、感情とストーリーの触れ方が綺麗。
忘れていくモノと忘れていかないモノの表現の仕方がとてつもなく良い。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Under Pressureの曲選はマジで神がかってる。
たまによくある映画のために作られたみたいなちゃんと作風に合ってる。
けど、父親が自死に悩んでる描写はやや少なめかなと思いました。
分かりづらか
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeにアップされてた個人的に好きな映画から。
構図ガタガタ。誰と誰が争ってるのか分からなかったです。
あんま面白くなかったです。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの笑顔が怪演的。
あのシーンはジョーカーのホアキンフェニックスを超える。
ただあんまりXに繋がる要素はないかな。もっと閉塞的な空間の苦しみをしても個人的にはアリでした。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

刺激的で暴力的なシーンが多すぎ。
私欲と復讐の因果関係が入り混じって、それが入り混じって両者の立場が徐々に入れ替わっていく感じも良い。大逆的。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.7

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あんまイマイチでした、、
期待し過ぎたんかな、冒頭20分くらいはマジで熱かった。
けどそこから徐々に熱さが冷めていった感じ。
「あ、もっと暴れやんねや」っていう自分の中の振り幅と作品の振り幅を対比しち
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.9

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TheA24っぽくて、Netflixっぽい。
めちゃくちゃ好み。
発掘されたダイヤモンドの真偽不明な所も良い。
"賭け"っていうギャンブルやってる人もやってない人も作品通して人格投影されてるが故に熱く
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

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アニメーションの到達地点

種類の違うアニメーションで彩られてるの世界線の区別を付けるにもとても良い。
1作目と違ってだいぶアニメーションのバリエーションも増えて、スパイダーマンといつ世界線(四次元世
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

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配役がえぐすぎ
Netflixオリジナルのウェス・アンダーソン短編集見た後に視聴したから、この映画くらいから映画にナレーションを投入する案はあったんかなぁ。

"架空"と"現実"が分かれてて、架空にも
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

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素晴らしいね。
経験と偏見と無関心と
そしてプライドと他己責任
それを包み込む集団心理

その集団心理の中での逸脱

最初の11:1と最後の11:1は見え方が違う。
何かしら疑問を提唱するのは何ら自然
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