uemiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)

3.9

スラムにバイオリンがある、音楽を楽しむ場面がある、クラシックがある。生きることに必死な子供たちでもある。複雑な社会に、音楽の福音が絡みつく、そんな感じかな。そこにカノンが美しく響く。心が洗われる。

サンバ(2014年製作の映画)

2.2

最強のふたりを観て、少し期待し過ぎたかな。
シリアスに移民問題をとるのか、肌の色の違うラブロマンスにするのか、サンバという陽気な音楽でまとめるのか、それを全部っていうと、そりゃストーリーが散漫になるわ
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リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2014年製作の映画)

3.3

リトルボーイが落として、終わらせた、と解釈できる描写は、すんなりとは受け容れられない。母親が、街がひとつなくなったのよ、と諭すけれど、観ていて辛い。
父親と子の絆はとてもいいんですけどね。

悪童日記(2013年製作の映画)

3.5

ふたりの名前が出てこない。
親父はなぜそこを去ろうとしたのか?
母親はなぜ連れ戻しに来たのか。
いろいろ分からないことが残る。

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.0

デイヴィッドギャレットの演奏は楽しめた。むしろ純愛。もっと悪名、狂気を想像したのに…

怒り(2016年製作の映画)

2.2

分散して、まとまりつかない感。
犯罪心理のもっと深い何かを期待していたが、…

モディリアーニ 真実の愛(2004年製作の映画)

3.7

モリディアーニの描く女性を観て、こんな眼の青い女性はいないよね〜、と幼い頃思ってたことを思い出した。エルザジルベルスタインは正にそのヒト。なんて嵌ってる!というところから、結構魅入ってしまった。少しで>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.2

これは楽しい。懐かしいメロディー、懐かしいアメリカが楽しめる。クリントイーストウッドにしては、とても異色。自分の映像も刷り込ませながら楽しんでる。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

2.5

残念ながらあまり残らない。アルパチーノはとてもアルパチーノらしく。ただ、せっかくの完結編にしては深みとか重厚感とかも物足りないなぁ…

BOY A(2007年製作の映画)

3.6

前科のある少年…自分も世間もその前科を忘れてはくれない。とても難しいストーリー。
アンドリューガーフィールドは若くしてなかなか演技が素晴らしい。
過去のシーンと交互に並べられているが、観る側にとって理
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

2.8

ジョルジュメリエスの人物を知って観るとよく分かる映画になってます。どちらを先に観るかによって、映画としての評価は割れそうか。

メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.0

映画の原点のひとつ。
なお、ヒューゴを観てから、こちらをご覧ください。いや、逆かな?

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

アクションとスピード感は期待通り。続編だからストーリーは縛られる。そこは、やはりしょうがないかな。

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

2.8

楽しく生きたアメリカン親父ふたり。そこに少年が男子たるものを学んでいく。確かに、最後のシーンは不要だなぁ。

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

3.6

普段の生活を振り払って、こんな旅もいいかも。列車に乗り込むときの衝動!
ストーリーが徐々に解き明かされ、そこに熱く命をかけた青年たちを認め、ふと自分を振り返る…
ジェレミーアイアンズは、学者とか先生が
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.4

とても爽快。ディカプリオで楽しさを、そしてトムハンクスでリアリティを増してます。とても楽しめました。
さらにご本人が監修してるのですね。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

とても面白い。ウェスアンダーソン監督脚本は初めて観たけれど、これは癖になる。
キャストもいろいろ揃っていて、楽しめる。ただウィレムデフォーの老け方はかなりショックだなぁ。カッコ良かったのに〜

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.5

あ〜焼いてしまうんだ〜
やっぱり鯨の母親は見せたくないんだぁ…
ようやく鑑賞しました。
好青年を演じる若いジョニーデップはとても良かったですね。ディカプリオと好演。
アメリカの何もない片田舎で、自分の
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.8

ジョンアーヴィングの長編小説から。映画として改めて再編され、単純に切り取ったものではなさそう。
孤児院、堕胎手術などの背景に、テーマは父と子。というと、とても重たいかとも思われるが、もっと現実的な映画
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.2

ティムバートンの世界。若干辻つま合わない?ところも含めて、バートンワールドでした。
不思議な子供たちは、昔どこかで聞いた妖怪や能力者。水木しげるに近い、そんな親近感もある。
サミュエルLジャクソンもデ
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

ブルックリンの5階の部屋からの眺め。屋上の菜園。2ベッドルーム。リビング、アトリエ、バスルーム。エレベーター無しでも、充分素敵なアパートメント。ジムに通うより階段の昇降で健康維持。ドロシーは小型の老犬>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

2.4

安定した娯楽感ですが、なかなか一作目は越えられない。陣内さんの悪どさあってのストーリーだて。キャストは充分に揃っているけど、却ってもったいない感もある。つくりもちょいザツかな。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

2.5

劇場で大きなスクリーンで観るべき映像。凄まじく生き続けるディカプリオは好演と言っていい。ただ、痛い、寒い、冷たい、重いストーリー。復讐を遂げるも、数々死んでいく。かなりの疲労を感じましたね。楽しくはな>>続きを読む

シークレット・ロード(2014年製作の映画)

2.7

ロビンウィリアムズの最後の作品ということで鑑賞。
偽り隠し続けて生きてきて、本当の自分の幸せを求める初老。演じるロビンウィリアムズを観て、もっともっと、いい味のでてくる姿を観たかった、と思った。

ブルックリン(2015年製作の映画)

2.4

え、そうなの⁈
そういう終わり方でいいの?
気を持たせた男性は?
残された母親は?

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

素直に気持ちのいい映画。フランス映画らしからぬ爽快な結末。
ドリスの雇用終了後のフィリップのつまらなそうな表情が、とてもよかった。
EW&Fにクール&ザギャング!ね〜懐かしい。

ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

3.3

最近こういう映画が楽しくなりました。サスペンスもアクションもなく、多少のドタバタがあって。
これまでの人生を振り返り、また人生の残りをどう過ごすか、そんなことを考える時期もそろそろやって来るんだろう。
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

2.5

ストーリーはさて置き、18世紀の英国がよく描かれているのだと思う。ダウントンアビーに似た雰囲気で。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.4

併作を観た際に改めて鑑賞。
兵士でもない民間人が戦争に駆り出される悲しい有り様に、改めて虚しさを感じて。

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.0

硫黄島に旗を立てるあの写真に巡るストーリー。そこに映り込んだかそうでないか、で、人生が大きく揺さぶられる。事実か否かもともかく、政治に歴史に翻弄されたしがない兵卒達…彼らの人生ってなんだったのだろうか

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

2.8

素直に一作目がよかったですね。リチャードギア効果もあまりなく。ご高齢の方々は楽しくされてますが。

ふたつの名前を持つ少年(2013年製作の映画)

3.7

実話なんだ〜
ひたすら生き延びること、そこに助けてくれる人もいて、通報する人もいて、翻弄されながら、でも生き延びる。人類はなんという戦争を仕出かしてしまったのか、しかしそこで生き延びる少年の力強さを感
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

この心揺さぶられる感が、なんとも言葉にしづらい。
主人公ののんびりとした性格と戦争とのギャップがとても辛い。
このスコアはつけにくい。