ダン・ブラウンの長い原作で味わった興奮から思うと、映画では十分に伝えられないところがあるなあという感じ。
人が創る文明による世界は、古いものを激しく崩しながら、新しいものを構築していく「動」の変化の世界。
自然の営みによる世界は、それぞれが種の保存のために生死を繰り返す「静」の変化による世界。
人の世界に>>続きを読む
ケビン・スペイシー、サミュエル・L・ジャクソン、いずれも迫力の演技。引き締まった映画。
難しく考えちゃいけないよね。
ウォーレン・ベイティ、マドンナ、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマンと来たら、もう楽しむしかない。
JFK死の謎をめぐるオリバー・ストーン渾身の作品。監督だけでなく主演のケビン・コスナーにも強い思い入れがあることが、演技の迫力から感じ取れた。
権力者は自らの地位を脅かす者を恐れ、排除しようとする。
赤狩りというと組織的な対応に思えるけど、所詮は一人ひとりの真、善、美、正義と他者への愛情の問題だ。
自由で民主的な制度を誇るアメリカにも、真実に>>続きを読む
なぜかわからないけど、ジャック・スパロウ、いいよね。
大恐慌時代、市民の怒りの矛先となっていた銀行から、見事な運動神経を活かした手口で金を奪い、捕まっても脱獄し、再び銀行を襲い続けた伝説の男ジョン・デリンジャーを、人間的な側面から描いた映画。ジョニーデッ>>続きを読む
時間を限定することで、人の繋がりと関係性の中で揺れる心の動きに、見る人を集中させる。ニューヨークの姿をオーバーラップさせながら、人々に区切りをつけることの意義を説いているのだらうか?あのスパイク・リー>>続きを読む
独特の映像、場面設定は感心するけど、そもそもこの手のものはちょっと苦手。正しく評価できないけど、やっぱり見ちゃうよね。
リック・ベッソンのとてつもない想像力と、当時としては珍しいデジタル技術の使用による映像の斬新さに驚いた。
昔懐かしい西部劇、MAVERICKのリメイク版。若いジョディ・フォスターがまぶしく光ってた。
このレビューはネタバレを含みます
文句なしの感動実話。
主人公サルーが幼少期に育ったインド片田舎の貧民街。
電車での思わぬ不注意から孤児となるサルー。
孤児となっても逞しく生きるサルー。
オーストラリアの夫婦から養子の話があり、インド>>続きを読む
発想は面白いし、上映から15年経た現代の生命科学なら、ひょっとしたらこんなことも考えてないかなと思わせるけど、やはりあってほしくないよね。生まれた子に対する愛情のかけ方が足りない男性諸君は、一度経験し>>続きを読む
この映画を見たという記録はあるけど、映画の全体を問われると、一体何を見たんだろうと怪しくなる。未来の進んだマシーンなんかなくても、記憶は、いろいろな状況の中で変化し、あるものは消えていくよね。たとえ記>>続きを読む
届けたくてもうまく届けられない思いは、無念な思いで死んで行った人だけにあるわけではないよね。純真な心を持つ少年には届いた死者の思い。年を重ねるに連れなくしていくセンスは、最初からなかったシックスセンス>>続きを読む
心のどこかで「それは君ではないよ」と叫んでいるのに、気づかずに日常を送っていると、知らぬ間に心が病んでしまっていることってないですか?思わぬ人との繋がりがそれを気づかせてくれて自分を取り戻すきっかけに>>続きを読む
十字軍とサラディン率いるサラセンの戦いを描く。隣人愛を重んじ、人を殺すなかれを教義とする宗教が、なぜ異教徒に対してはかくも残虐であり得るのか。現代にもつながるエルサレム帰属をめぐる争いと和解を史実から>>続きを読む
鉄道駅や空港など不特定多数の人が往来する場所で、孤独に物思いにふけっているとき、ふと素敵な出会いが起こらないかなとか?と夢見るときがあるよね。そんな夢を少しだけ満足させてくれる映画かな?
ジョン・マクレーンは、もう何やってもいいよ。最後はスッキリするんだから。
ストーリーの展開に重なって、心地よい曲が流れる癒やし系映画。特に最後に流れるアダム・レビーンの曲と歌声は本当に素晴らしいです。音楽が言葉にならない人の気持ちを代弁してくれるという経験は誰にもあるよね。>>続きを読む