城定秀夫さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

城定秀夫

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シライサン(2020年製作の映画)

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新宿ピカデリー
普通すぎて普通じゃなくなってる画作りとか呪いの対処法が確率統計とか、なんとも言えない乙一感がよい。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

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新宿ピカデリー
いつもの寅さんぽい人情劇は寅さん不在だとこんなにも重苦しくなるんだと思った。回想シーンだけ見ていたかった。
現在のミツオの目つきがサイコパスっぽくて怖い。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

tohoシネマズ新宿
貧困層と富裕層の二項対立もお話の展開も収まりのいい具合に都合よく戯画化されてるから観てて心がざわつかない。
つまらないとは言わないけど、ポン・ジュノ映画史上一番どうでもいい映画だ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

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角川シネマ有楽町
今更だけど、今年最後に取っておいた映画。
学生の頃何度も読んで泣いた大切な漫画。いつか誰かがやってくれると思ってたけど真利子監督で本当に良かったと思う。
いまの時代にちゃんと受け入れ
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ラストムービー(1971年製作の映画)

3.2

シネマカリテ
デニスホッパー伝説のカルト映画。
勿論わけ分からないんだけど、映画愛をもって映画を形而上学的に映画内で描くと究極的にはこうなるのかもしれない。この感じを娯楽に落とし込んでるのが最近だと「
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

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シネマカリテ
劇中の低予算撮影クルーの終了時間36時だとか290円弁当だとかはウチの組がモデルだと我が組助監督経験者のポール監督が白状した。
ラストカットがとてもよかった。

地獄少女(2019年製作の映画)

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バルト9
麿赤児が何の脈絡もなくビジュアル系バンドのボーカルオーディションに合格してるとかいろいろ狂ってて、この予算規模でも個性ダダ漏れの白石監督ってばスゴイ!

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

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TOHOシネマズ日比谷
本当にまっすぐに音楽と映画に向き合っていて感動した。
本来超絶スタイリッシュな石川監督の演出も程よく抑制されていて入り込みやすく、素晴らしかった。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

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バルト9
ハレーション入れすぎで観づらいし前半謎の構成に戸惑う。戸惑わせない自然な流れでこの叙述トリックを決めて欲しかった思いはあるけど、明らかな作り物の世界の中に唐突に浮上するホンモノの感情に揺さぶ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

新宿ピカデリー
ジョーカーは人間らしいんだけど、ゴッサムシティの描写がやっぱりアメコミ的で血が通ってないから、架空の社会に虐げられてるジョーカーの孤独も結局架空なんだよなあって、途中からさめちゃった。
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

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テーマがぐちゃぐちゃしてて異様で不均質。
めちゃくちゃ面白かった。

ギターはもう聞こえない(1991年製作の映画)

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早稲田松竹。
展開の省略が凄まじく、観たいところを観せてくれない意地の悪さは相変わらずだけど、これはちょっと面白かった。

救いの接吻(1989年製作の映画)

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早稲田松竹。
台詞で語りすぎてて好みじゃない。