じょんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

じょんこ

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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.7

自分が病気になった当事者なら安楽死を考えるかもしれない。
大切に思っている人が安楽死を望んだら、生きて欲しいと思う。
父親の食べ残しのサンドイッチがなかなか捨てられない、これが最期に食べた物だと思った
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ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)

3.8

空き家になっている祖母の家に行った主人公が庭にダンボールハウスを作って色んな音を収集している老人と出会う…。
めちゃくちゃな設定やなと思いながらも。
めちゃくちゃな出会いが心地良く、こんな関係の人達が
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.3

原作未読。
森崎君が歌い終わった時に拍手しそうになった。笑
卒業という節目でいつも学校に行けば会えていた人達に会えなくなる切なさ。
坂口(藤原季節さん)と作田(中井友望さん)のシーンが1番好きでした。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

バート(ポール・ダノ)とミッツィ(ミシェル・ウィリアムズ)の表情がとても印象的でした。
両親の表情で色々な事を察するサミーの観察眼と洞察力に感心すると共に、後に相手の表情が見えない「激突」をスピルバー
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.9

結末が忘れられない作品に出会いました。
2023/12

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

この「エゴイスト」というタイトル、鑑賞後に違う印象になりました。
私は途中まで龍太(宮沢氷魚さん)が浩輔(鈴木亮平さん)を利用してのし上がろうとしているのかも?と思ってしまった心の汚い人間です。
愛は
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.7

相変わらず入間みちお(竹野内豊さん)坂間千鶴(黒木華さん)や周りのキャラも面白くて魅力的でした。
2つの事件の伏線回収もあり、チャリンコの伏線回収は切なかった。
みちおが飲んでいる飲み物がちょいちょい
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

パードリックとコルムの諍いを少し大人なティーンエイジャーではなく、まだ子供の「12歳かよ」とツッコミを入れるドミニク(バリー・コーガン)にツボりました。笑
観た人によって全く感想が違う、考察の深掘りが
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

誰かにカッコイイと認められたい訳ではなく、ボクシングを通じて自分と戦っているようなケイコが良かったです。
試合相手に偶然会った後のケイコの表情がとても素敵でした。
何か大きな事が起こるわけではないけれ
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

3.0

もう少し鏡の中のやり取りや誕生秘話を詳しく表現して欲しかったです。
主人公がめちゃ綺麗可愛い。さすがオリヴィア・ハッセーの娘。
2023/7

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.7

僕の右腕は草刈り機だ。グルゥゥゥ〜!!笑
ひょんな事から詩のボクシング教室に通うようになった勤(岡山天音さん)がそこで出会った人々や詩を通じて少しずつ成長し、実家の梅農家の大切さや偉大さに気付く作品。
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7号室(2017年製作の映画)

3.0

個室DVD店の7号室で別々に隠し物(人)をした店長と従業員の開けたくない・開けたいの攻防戦ブラックコメディ。
コーヒー豆で臭いをごまかすな!笑
2023/5

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

映像が綺麗。一線を超えない純愛だから切なさもあり、爽やかでもあり、宝物のような経験を描いた作品だと思いました。
大江千里さんのRainが聴きたくなりました♪
秦基博さんのRainも素敵でした♪
202
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ポプラの秋(2015年製作の映画)

3.9

好きな作家の1人、湯本香樹実さんの小説が原作の作品です。
原作を読んだのは20年くらい前なのですが、感動した事、当時の気持ちや本を読んでいた時の風景が蘇る作品でした。
湯本香樹実さんの文章がとても良い
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

これでもか!ってほど緊張感が押し寄せてくる作品でした。
イム・シワンの不気味な行動から飛行機のハイジャックが始まるのかとドキドキしていたら、それだけでは終わらない展開に仕事終わりの疲れも相まってグッタ
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.8

今年最初の鑑賞はどの作品にしようか悩んだ末、昨年最後に鑑賞した「男はつらいよ お帰り寅さん」で右の瞳からポロリとこぼれ落ちる涙がとっても素敵だった吉岡秀隆さんの作品からにしよう!と思い今作を観に行きま>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.5

男はつらいよ50作目。
今年は寅年。昨年秋頃からBSテレ東「土曜日は寅さん」を録画しながら楽しく鑑賞してきました。
今年最後の映画鑑賞は寅さんと決めていました。
満男は泉と結婚していなかった事になんで
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

あー泣きました。
どうぞ泣いて下さい!な作品。
途中から劇場内で鼻をすする音がチラホラ。
風邪?いやいや違います。笑
私はモジミ(北川景子さん)が泣き叫ぶ所からちょいちょい泣きました。
そしてクローー
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇(1997年製作の映画)

3.8

映画シリーズ49作目。
と言っても25作目の特別篇です。
リリーと寅さんが結婚を意識した作品。
リリーの言葉が理解出来ていなかった寅さん。
ふいに結婚をほのめかし慌ててごまかす寅さん。
結婚してもうま
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前世の記憶があるまま輪廻転生を繰り返す作品。
どんだけ未練があるんだっ!笑
瑠璃(有村架純さん)が哲彦(目黒蓮さん)に「あなただとすぐにわかったわ」とチラッと言っていたところ、哲彦の母親が哲(アキラ)
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ある男(2022年製作の映画)

4.4

「ある男」ってメインは谷口大祐(窪田正孝さん)をめぐる内容ですが、観終わって「ある男」は一人じゃないじゃん!!と思いました。
少なくても私が思った「ある男」は4人いました。
窪田正孝さん、妻夫木聡さん
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

震災を忘れてはいけない。これから起こるかもしれない震災への警告、廃墟となった建造物の行く末など考えさせられました。
ダイジンの存在が謎でちょっとモヤモヤでした。
何で猫なん?何で要石になってたん?
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.9

サラリーマン一家がソウルに引越したら、買ったばかりのマンションが巨大陥没穴(シンクホール)に落ちてしまうという恐ろしい作品。
かと思いきや6割ほど笑い、ドキドキ2、感動でうるうる2でした。
主人公一家
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男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

4.5

映画シリーズ48作目。
この作品が寅さんの遺作です。
今回のマドンナはリリー(浅丘ルリ子さん)。
もうリリーが出て来た時点で涙がポロポロです🥲
寅さんはリリーといる時が一番自然体だった気がします。
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.1

食にロマンを感じる作品でした。
60年ものの梅干しのシーン、酸っぱそうに食べていてめちゃくちゃ唾が出ましたが、「口の中で唾で膨らんだ梅干しが甘露のようになり…」という所で作った人は亡くなっても、梅干し
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

自分もその場にいて会話を聞いているような感覚に陥りました。
人の数だけ感情があって、違う感情同志の交わりが何故か心地良く感じた作品でした。
それは市川茂巳(稲垣吾郎さん)の冷静で淡々とした反応や言動だ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

何が良かったかと言うと、あまり関わりのない水墨画の素晴らしさが伝わった事です。
「映画とは誰かの人生と繋がることができる」何かの作品でそうそう!と思った事を思い出しました。
この作品を通じて主人公霜介
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.5

「おいきなさい」で、あぁっ!あれやん!と気付きました。笑
この作品、大林宣彦監督の「ねらわれた学園」「時をかける少女」「あした」を観た事がある人は「何か懐かしいなぁ」と思いそうな感じがしました。
そし
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

4.2

予想以上に好きな作品でした。
野田洋次郎さんは歌以外に役者という表現者としての才能もあるんだなぁと思いました。
杉咲花さんの役は今まで私が観た彼女の作品の中で一番好きかも!と思いました。
劇場で観たか
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消された女(2016年製作の映画)

3.2

実話ベースの作品。闇が深過ぎです。
財産目当てで健常者を精神病院に入れるとか、臓器売買とか怖過ぎる。
2022/207

ベテラン(2015年製作の映画)

3.7

キャストが豪華でワォ!!な作品。
演技派勢揃い。
あの人がこんなちょい役で?!
チョ・テオ(ユ・アイン)がめちゃくちゃな財閥3世を演じておりました。
2022/206

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

PCを駆使して行方不明になった娘を探す父親。
斬新。低予算で魅せる内容に感心しました。
SNS内で本当の娘の姿を知ってしまうところが、SNSで娘とコミュニケーションを取りがちだった父親への皮肉にも感じ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

二人のいざこざに巻き込まれて被害に遭った人達に謝れー!!笑
2022/204

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様(1994年製作の映画)

3.8

映画シリーズ47作目。
今回は琵琶湖で写真撮影に来ていた典子(かたせ梨乃さん)と出会います。
満男は就職をして靴メーカーの営業になっていましたが、いまいちやる気のない満男に寅さんが鉛筆の売り方を話すの
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男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

3.8

映画シリーズ46作目。
今回は就活がうまく行かず両親とケンカをして家出した満男を連れ戻す為に行った琴島で葉子(松坂慶子さん)に出会います。
寅さん、タイプの女性だといつもポーっとしてしまう。笑
そして
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.3

身代金を払ったら誘拐事件が絶えない。
↑言い訳。
誘拐犯と守銭奴で大富豪の義父に翻弄されるポールの母親が不憫で仕方がなかったです。
2022/201