じょいさんの映画レビュー・感想・評価

じょい

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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.5

かわいさやコミカルさの味付けがちょっとやりすぎ?と思いつつも、ハートフルだし、たまにこういうのを見るのはすごく良い。

映画ってこうやって楽しんで良いものなんだった!と思えた収穫があった。ちゃーんと泣
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オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

3.5

卒業制作で観たな〜!
(同じ大学を同じ年に卒業した)

すごく良くて、監督に感動を伝えたのを覚えている。

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.5

幸せを幸せのまま守ることを選んだふたりだった。色々とダメダメだけど!

男の方はもう少し頑張ってくれ〜と思いつつ、絵画のような光が差す映像にのめり込んでしまう。虫の音や鳥の声までも一部となって、世界観
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めし(1951年製作の映画)

3.5

やだやだこんな時代もこんな男も、という感情をフラットに戻して観ると素直に楽しめる。

大阪出身者として、古い大阪弁や、古い街並みはとても興味深かった。昔の言葉はすごく良いなと思う。「おはようさん」って
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.5

トラックのシーンを観るためだけにでももう1回観たい。ブン!の歌が軽やかで良い味付けになっている。

主人公の語りからはじまり、シリアスな雰囲気かと思えば、妄想混じりでかなりユニークな作り。こんなに好き
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

4.0

10代って素晴らしい。
これは大人になって観れて良かった!

出会いは最低なんだけど、中盤からはかわいいシーンが多すぎて渋滞。

あえて分かりやすくは描かれていないけど、彼の決意や喪失感を感じるシーン
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

元祖ブリジャートン家。
先にこっちを観ていたらもっと楽しめたのに、ブリジャートン家がずっとうっすら香る結果に。(ブリジャートン家大好き)

綺麗なお屋敷やドレスに魅了されつつも、結婚をするためのような
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.5

たまらなく心が震える!

出てくる男性の好き嫌いはあるのだろうけど、わたしはこういうドラマチックな愛と、それによる心の解放の話が好きなので、バッチリ刺さりました。

最後の船出での彼女の選択と、そして
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.0

期待して観たのに絶妙にハマらなくておねむちゃんしちゃった!達観した感じの空気感がイマイチ合わないのかな、、、

山の焚火(1985年製作の映画)

2.5

映像の良さと、内容のえぐさでフラフラになった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

これまた果てしなく気持ちが遠くに行ってしまう作品だった。(名作)

わたしという人間は他者にはどう映るのか、出会った状況や使う言語の違いも関係するし、見かけや声の大きさも関係するかもしれない。

この
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

スピルバーグ好きなら楽しめるかもよ?と言われて観る気になったので、ブームからツーテンポぐらい遅れて鑑賞。

これは、何を期待するかによって満足度が変わるのでは?ホラーやSFを期待しすぎるよりは、ジョー
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

船で出会ったおばあちゃんがベラに本を差し出したあのシーンがこの映画のすべてだと思った!

奪われる日々から脱出する話としてのプロセスが丁寧で嬉しかった。散りばめられた成長と解放のエッセンス。世界を知る
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

エリセの新作を映画館で観るなんて!
長いし、もうあの雰囲気は無くなってしまってるかも?なんて思いつつ、あまり期待しすぎないように臨んだ。

力強い。映画に対する想いも、人生に対する問いも、誰にも何にも
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

冒頭で感じる古臭さはどんどん忘れてのめり込んだ〜。もう少し心理戦なのかと思ってたら、なかなか力ずくだったね。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

アメリカの田舎のモーテルってちょっとした憧れなのに、時たま映画の中でこうやって事件に巻き込まれる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

私も木の友達を作ろう
The Velvet Underground流しながら
東京をドライブしたい
たまにはコインランドリーにも行こう
いつか行きつけのお店ができるかな

イケ役所おじとイケミュージッ
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ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.5

これがNetflixにあることをなんで全然知らなかったの〜面白い。

ブラッシュアップライフとインセプション。
でも、上記の2つと比べるとずっと暗いし、静かでエンタメ性が弱くてそこがかなり良いポイント
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

果てしなく広く、乾燥していたのは彼の心だったのね。

なぜか結末よりも前半の方で涙が出た。幸せになれそうな瞬間って切ない。幸せだった瞬間を思い出してしまうのも切ない。

傷ついたヘタレなおじさんが出て
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

4.0

不思議な世界観なのに、胸が熱くなる!
主人公がヘンテコで愛おしい映画はいいな。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

カウリスマキ味の小さな希望。
その中にある戦争のリアル。

クズのアル中男の仕方なさに気持ちが揺らぐのは、映画の中だけにしておきたいところ!

そして、カラオケ王の愛おしさと、同僚との友情も見逃せない
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A.I.(2001年製作の映画)

3.5

愛は一方通行だと終着点がないね。
愛は交換するものでありたい。

今夜は好きな人の心臓の音を確かめながら眠りたいと思った。

ジュードロウの動きが最高すぎて、私の中の「イケてる(ツボな)動き部門」チャ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

池松壮亮ってこんな良い声だったっけ。

誕生日を軸に2人の過去を思い出していくという単純な作りなのだけど、観る側はどんどん恋をしていく気分になる。それがなんとも寂しい。

雰囲気エモ映画でしょう?とナ
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哀愁(1940年製作の映画)

3.5

純粋さと生真面目さが幸せの邪魔をする。もう少し自分を赦してあげられたらいいのに、と思いつつ、私も同じ状況なら心がもたないな。

ヴィヴィアンリーが美しすぎて全部持っていかれるね。

婚約の許しをもらう
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

2.5

イーサン・ホーク出てるのに、イーサン・ホーク不足になるというホラー。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

話はとてもよくできていて、レトロなドレスに身を包むアニャが見られるのはうれしい。

ただ、あんなチカチカの部屋で眠るのは嫌だから、内見は夜もした方がいい。学び。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.5

こうして映画として観ると135分の物語になってしまうのだけど、これは果てしなく長い長い戦いの話。

そしてまだこの戦いは終わっていない。

この類いの話はひとつの映画としてだけの評価はできないね。搾取
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

なぜかクリスマスにシリアスな映画を観がちな私ですが、今年はこれだった。

母親の母らしさ、父親のイーサン・ホークらしさが物語を際立ててる。(私は泣きそうな顔のイーサン・ホークが見たいのだ!)

役者全
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苦い涙(2022年製作の映画)

3.0

情緒不安定おじが踊って泣いて暴れる。

年を重ねてもエネルギッシュに生きれるのはすごい。こういう人って、他人を傷つけてる自覚はないのに、傷つけられてる被害者意識だけは強いのよね。

演劇っぽい感じでオ
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

雨の日の休日に観るにはピッタリのテンションで、時間を忘れてのめり込んだ。

もしかすると、幻覚が見えたり虚言癖とされている人たちが、本当のことを言っている場合もあるのかも?なんて思えた。

とにかく緻
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.5

挫折というのは這い上がるものじゃなくて、ただ目の前の世界を作り直すためにあるらしい。

コンテンポラリーやバレエ、それぞれのダンスの特徴と、主人公の心境がリンクしていくところがすごくきれいな流れだった
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

見届けた自分、お疲れ様!

台詞が早いし相変わらずドタバタしてて、目が回ってるうちに宇宙人がやってくる。

私がウェスを好きな監督に挙げないなんだかんだが詰まってて、まあ好きにやってくれよ!と呆れた気
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アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

3.5

マイケル・ピットが好きで、昔から観たかった1本。当時どこのTSUTAYAにもなかったのに、アマプラのレンタルで観れるようになっていた!

あと1歩、わたしのツボにはハマりきらなかったけど、観れてよかっ
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