おもしろかった。映画版メタルギアソリッド、て感じ。4の老兵スネークはこのショーン・コネリーがモデルか。しかし科学者にタイマンで負けてしまう海兵隊てのはいかがなものかともおもうが、まあそこはそれ。
よかったです。街の描き込みがハンパじゃない。雑然とした町並みが松本大洋の世界観を支える。街自体が原作より広く感じられるのも映像化する上で正しい変化だと思う。そしてアクションシーンはよく動く。ありえない>>続きを読む
有名作は観ておかねば、と思うものの、じゃあ今まで観てこなかったのはなぜかといえばやっぱり自分のツボから外れてるからであって。とりあえずブルース・リーの顔アップはもうギャグとしか思えなくって、だったらあ>>続きを読む
ゴッドファーザーよりこっちのほうが面白く思うのは、自分の中でエンターテイメントを優先してるんだろうな。ロバート・デ・ニーロがモノマネの人にみえてしょうがない。
ああー、こんなんに弱いなあ。なにかにハマって人生が変わる、てのは映画として成功するベタさがいいよなあ。だからこそ実話に基づいた、てところはあんまり言わなくてもいいくらい。
マリー・アントワネットは悪女か?それともルイ16世が奇人なのか?その答えとしてこの映画はどちらもとらない。宮廷は閉じた世界であり、その中にいる若き王と王女の目では国の貧困が見えなかったんだろう。音楽が>>続きを読む
数学者、ていうだけでも気難しいのに、その上あの障害を持った博士ににつきあってあげる小学生って相当すごいと思うんですが。まったりとしたストーリー展開の上に数学の話を聞いてると眠くなってしまう。
松尾スズキのキャラもさることながら、患者側のキャラ設定が素晴らしい。軽く観ることができていい感じだけど、よく考えるとこのバランス感覚はかなり絶妙なんではないかと後から評価する。
アメリカという国はどれだけの不信と憎悪を抱えているのだろう。不信と憎悪の根は無意識のレベルにまで深く、これを克服することは容易ではない。それでも諦めてはいけない。かすかな良心だけが人と人とを繋ぎとめる>>続きを読む
前に観た「世界」と同じ監督、ジャ・ジャンクー監督作品。中国でも若者の中に空洞がある。共産主義の崩壊がそうさせるのか、人類普遍の感情なのかは分からないが、この感覚は知ってる感覚で、年を重ねていかないとど>>続きを読む
1か2のどっちか観てるはずだよな、と思いつつ観る。こっち観てました。まあでも全然普通に楽しめたので良いのです。なんかもう笑うくらいベタ・ハリウッドだよな。みんなが思うハリウッドの原型イメージじゃないだ>>続きを読む
月9ドラマのような映画だったな。日本人で配役するなら、主演は妻夫木聡、ヒロインは竹内結子あたりでどうでしょう。
そりゃこちとらリアルタイム世代なので、難癖はいくらでもつけられるけど、誰のための映画か、て言えば、今リアルタイム世代になる子供のためであって、だから細かいところは何も言わない。けど一個だけ。ラスト、タ>>続きを読む
仕事人間、離婚、訴訟、とアメリカな雰囲気満載。これをステレオタイプにとらえるも、結構これあたりが大元なのかも、とも思う。
どうしてアメリカンコメディはこうなんだろう。この違和感は逆にアメリカ人が日本の笑いを観る場合にも感じるんだろうか。ジム・キャリーの一人芝居は確かに凄いけど、どうしてもこの違和感はぬぐえない。
キャメロン・ディアスのコメディエンヌっぷりがやっぱりアメリカンで鼻についてしまう点や、ジャック・ブラックのくせに妙におとなしい点や、ジュード・ロウが結構歳をとってしまってシュッとした感じがなくなったな>>続きを読む
黒沢清の作品は初めて。うーん、こういう気分は苦手だ。ただこういう気分があるということ自体忘れてしまうようであれば、殺される側にまわるんだろうな、とも思う。
障害者の性の問題は本当に難しい。難しさ自体は障害者に限らないものの、障害者の生活支援に関してはたとえ憐れみであっても実際に環境/金銭が整う事実に対し、これだけはそういうわけにはいかないからな。対等に関>>続きを読む
時代劇なんだけど時代劇じゃない。サラリーマン気質丸出しの話で、これが山田洋次のせいなのか原作の藤沢周平のせいなのか分からないけど、時代劇なら普通にチャンバラが観たい。
結構古めのイタリア映画。良くも悪くも古典な感じ。70年代の少女マンガにありそう。いや、70年代の少女マンガがこの映画あたりから影響を受けたのかな。
ダイアナの葬儀をめぐる王室と政府と民間の一週間。なんかニュース特集みたいになってしまったのが残念。ブレア首相がカッコよく描かれているのに対し、チャールズ皇太子がやっぱりなんだかな、の状態が実際の世論的>>続きを読む
ザッツ・ハリウッド。莫大な予算はビルにクレーンを突っ込ませるために必要だ。スパイダーマンが他のアメコミヒーローより好きなのは主人公のヘタレ具合に共感するからなんだけど、今回もやり過ぎ感はなきにしもあら>>続きを読む
社会問題を扱う作品だから重くなってしまうかと思いきや、素晴らしきエンタテイメント作品。そのテーマを訴えたく映画というメディアを使うのなら、やはり映画がもつエンタテイメント性を利用すべきなんだ。ディカプ>>続きを読む
このなんとも表現しにくいコミュニケーション不全状態に「バベル」というタイトルはなんとも絶妙。ただ自分的には聖書にあんまり馴染みがないので、一度バベルの塔の話を理解する段階がいるんだよな。感性を補う知性>>続きを読む
スーファミの名作「セプテントリオン」がこの映画をもとにつくった、ていう話だったけど、モロそのまんまだった。そしてゲームの素晴らしさのエッセンスが全て凝縮されていたこの映画もまた素晴らしい。リメイクは観>>続きを読む
想像していたダメなほうのパターンにズッポリ。「映画での笑いは喜劇しかつくれない」と松本人志自身が言っていたとおり、喜劇以外の笑いでは映画にならなかった。そこを本人にちゃんと理解してもらって、映画以外で>>続きを読む
とにかく長い。正直2作目を観てない状態で観にいった自分も悪いが、2作目を観ていたとしてもこの煩雑さの説明とそれにケリをつける構成が長すぎる。どんだけ金かけりゃ済むんだ、ていうほどのアクションシーンは確>>続きを読む
古きよき日本の風景と思いきや単に貧乏な家庭なだけでそんな昔でもない。夏休み映画的な幽霊モノかと思いきや、意外と派手なSFXやってたり。でもまあ普通に人情モノでええ話だったり。
超重い。超硬い。でもいい映画だった。前半30分くらいはすっげえしんどいけど、米軍が出てきたあたりからはすご過ぎる。天皇が神であるということは今の人間では想像できないほどに思想の中に刷り込まれていて、最>>続きを読む
これは素晴らしい。やっぱなー、タイムトラベルものってのはどうにも弱いんだよなー。アニメの質も素晴らしいし。ジブリから離れてこれがつくられたのなら、そっちのほうが断然健全なのかも。
マンガの原作をきれいにトレース。マンガで十二分の作品なので、それ以上の魅力は生まれなかったけど、ヘタに潰されるよりかは全然いい。マンガみたいに読み返しが容易でない分、人間関係の描写を補足してて分かりや>>続きを読む
「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督。「Mr.インクレディブル」でも人間を描いたが、あくまでスーパーヒーローとして。今度はシェフというフツーの人間。そこを期待しておいて裏切られなかった。そ>>続きを読む
期待とはちょっと外れてしまった。もっとピーター・ラビットがガンガン動いて、妄想爆発な映画なのかと思ったら、そこのアニメはちょろっとだけで、ほぼブリジット・ジョーンズの日記のような三十路を超えた恋愛映画>>続きを読む
リアリティ云々は別にかまわない。1の頃だってそれは気にせずに娯楽作品として楽しんだ。でもスパイ映画なんだから、スパイ部分をフィーチャーしようよ。目的がズレてる違和感がイヤ。
「トレインスポッティング」に似てるな。イギリスはこういうのがウケるのかな。つうか人がいっぱいでてきて、いまいち話が追いきれなかったんですが。
やっちまった。前半駆け足で6巻分やり切るかと思いきや、後半原作から離れたオリジナル脚本。どっちも中途半端で微妙。そもそも実写に向かない原作だったのかな。