patty7610さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

patty7610

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UDON(2006年製作の映画)

2.5

うどんの話らしく地味にまとめてくれれば、なかなかの良作だった気もするんだけど、中途半端に盛り上げようとして、結果長いよ。

酒井家のしあわせ(2006年製作の映画)

2.3

ゲイがばれて離婚、ていう予告だったからそういう話だと思ってたら、それ自体フェイク。それ、予告のつくり方がおかしくないか。でも映画自体まったく説明もしてないし、一部を切り取るとそうなってしまうのか。そこ>>続きを読む

椿山課長の七日間(2006年製作の映画)

3.4

7日間といいつつスタート時点で4日目だったり。生き返ってきたという秘密を隠しながら生きてきた間に知らなかった秘密を知る。地味な話ながらひとつひとつ秘密が解かれてゆくカタルシスが気持ちいい。

北極のナヌー(2007年製作の映画)

4.0

ゴメン、正直なめてました。めちゃめちゃ良かったです。動物の行動に勝手に物語をつけるのは人間のエゴだろう、とか思ったりするけど、そんなん知ったことか。北極は確かにそこにあり、シロクマもセイウチもそこで生>>続きを読む

奇談 キダン(2005年製作の映画)

2.5

諸星大二郎の短編「生命の木」が原作。まごうことなきB級映画。まあ諸星大二郎自体B級の匂いがあって、そこをなくしたら良さが消えるけど。物語の立ち上がりが遅いのも原作のまんまだし。

ロッキー(1976年製作の映画)

3.8

「エイドリアーン」はもはやネタのようで、そこに至るまでの前フリのように思ってしまう。いやまあ、普通に面白かったですよ。

フラガール(2006年製作の映画)

3.7

よかったです。蒼井優はハチクロのはぐちゃんみたいなほんわかしたキャラに思われがちだけど、これとか「花とアリス」みたいな結構芯のあるキャラのほうがあってるね。その上での福島弁がまた素晴らしい。あと炭鉱モ>>続きを読む

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.1

これは素晴らしい。オリジナルの脚本を日本人の性格に置き換え、三谷幸喜独特の笑いを足し込み、そしてもうひとひねり加えてアレンジ。唯一にして最大の難点は、裁判員制度が始まると笑うに笑えないこと。

自虐の詩(2007年製作の映画)

2.9

中谷美紀はもうこんなんばっかなのかな。「嫌われ松子〜」とイメージが被りすぎてて、まあ合ってるといえばそうなんだけど。そして堤幸彦が監督だけあってまたテレビっぽい。

ミルコのひかり(2005年製作の映画)

4.0

映画としてはベタベタながら、人の持つ信念を見せつけられる映画だった。盲目の少年ということでかわいそうな感じがあざとくなるかと思いきや、そういった描写が皆無な点がすごくいい。

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.5

すごく良かったけど、キツイなあ。精神患者の話という点では、松尾スズキ主演の「イン・ザ・プール」にも通ずるものがあるけれども、こっちはもっと残酷でキツイ。人それぞれが持つ壊れた部分を見つめるのが松尾スズ>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.2

リオのスラム街での抗争の話だけど、イタリアのマフィアみたいに大規模でなく、あくまで街の覇権争いというところがいい。また主人公がカメラマン志望で、その街を一歩ひいた目線で語るところもヘンに熱くならなくて>>続きを読む

皇帝ペンギン(2005年製作の映画)

2.5

「北極のナヌー」がすごく良かったので、その流れで観てみた。ナヌーに比べてペンギンのみを追ってるので、その分幅が狭い気がする。まあでもペンギンの短足は反則。

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.0

「世界」のジャ・ジャンクー監督作品。前作品の「青の稲妻」「世界」と同じく、共産主義の変貌を描く作品だったけど、過去2作は若者視点だったのに対し、今回はそれなりの夫婦ということでまあ若さが足りない。それ>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

2.8

ダスティン・ホフマン若っ。ちょっと阿部寛に似てると思った。話的にはちょっと厳しいなあ。これが時代のズレなのか、それとも当時でも今のキラキラ系みたいな扱いだったんだろうか。

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

2.5

前作以上に黒田硫黄臭が抜けてた。女の子に子供にじいさんを加えて、ジブリ作品のような雰囲気が漂う。が、観た後に原作を読み直してみたら案外原作通りやってたり。なるべくドラマチックに増幅させたらこうなるのか>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

前作とほぼ変わらないながらも、ちゃんと面白いからしょうがない。3以降はあまり良い評判を聞かないので、まあ。

トランスアメリカ(2005年製作の映画)

2.5

一番大事な秘密は必ず最後まで残る。その秘密を共有できるタイミングはいつだって難しいものだろうなあ。最後はもうあと一歩ハッピーエンドに向かってほしかったけれど、それはこの先ゆっくりと向かうんだろう。

ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジ版インディ・ジョーンズ。ニコラス・ケイジがやるとこんなにコミカルに。最初のチームのままやりゃあいいじゃん、というツッコミは無粋なので、ただただ楽しんでみればいいと思います。

不都合な真実(2006年製作の映画)

3.0

ここに挙がってるデータが原因の全てではないが、環境問題を考え始めるきっかけのひとつの形。

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

2.6

わかりやすくアメリカンラブコメディ。もうすでに内容を忘れかけてるけど、観てる間はフツーに楽しかったです。

王と鳥(1980年製作の映画)

3.3

はじめはえらいまったりと進んでてこれ厳しいな、と思い始めたら話が転がり始めた。話が進むと、こりゃまさに宮崎アニメ、という場面設定にニヤニヤしっぱなし。カリ城なんてまんまじゃん。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.0

良い作品だとは思うんだが、ちょっといろんな要素を盛り込み過ぎか。メイキングみてたら元が長編小説らしく、そこからうまくまとめたほうなのかな。

サイドカーに犬(2007年製作の映画)

2.5

この竹内結子みたいな女の人、苦手だわー。なので余計にあの女の子にとって仲良くなれたことが大切な時間であったこともよく分かる。ああいう思い出を糧に生きていくよな。

ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年製作の映画)

2.5

前作をテレビで観て以来、ニコラス・ケイジファンになりそうで困る。なんだろう、この人のとぼけっぷりは。本人、どこまで分かってやってるんだろう?最後の洞窟の中のあの仕掛けはやっぱりチャップリンの「黄金狂時>>続きを読む

ペルセポリス(2007年製作の映画)

3.4

イランの漫画(グラフィックノベル)が原作のアニメ。絵柄も原作そのまんま。ついでにほぼ白黒です。おかげで字幕が超読みにくい。イランの革命、戦争を体験した少女の生き様を描いてはいるのだけれど、そこにみえる>>続きを読む

アース(2007年製作の映画)

2.5

一瞬ネイチャーファンになってた時期に。これまたすんげえな。群集好き、俯瞰好きにはたまらんです。地球全体を見渡す構成のため物語性は薄いけれど、すんげえ映像が観たいのなら是非。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.1

子は宝、ということを極限まで大規模に言うとこうなる。少子化対策推薦映画。

アメリ(2001年製作の映画)

2.8

うーん、自分はオリーブ少女じゃないんだ、というのをすごく感じてしまった。いや、少女どころかおっさんだが。イタズラで周りをハッピーに、ていうのがどうも自己満足でツライんだよなあ。でも赤い映像は魅力的で良>>続きを読む

スプラッシュ(1984年製作の映画)

2.5

人魚が人に恋する話。80年代ベタベタアメリカンな感じ。トム・ハンクスも若い。

人生は、奇跡の詩(2005年製作の映画)

2.5

「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニ監督、主演。ということで基本は一緒。愛する人のための行動力とユーモア。戦争という味付けも同じ。イラクでの戦争はまだ歴史にするにはちょっと新しすぎるの>>続きを読む

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

3.2

夢と現実が入り混じる主人公、そして映画構成。観てるほうもどっちかよく分からなくなる。それが魅力でもあり、うっとうしくもあり。魅力とはうっとうしさである、ということもできる。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.5

こりゃまたヘンな映画だな。リアル川口浩探検隊・海洋版、て感じ。コント手前をギリギリいく感じがいかにもビル・マーレイだなあ、と思う。

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

もっと完全に密室オンリーでやるかと思ったら結構外の描写も多かった。あれだけ大層な仕掛けを毎回つくっておいて全然捕まらない犯人もありえないが、まあそこはそれ。ゲーム的な感覚で観る映画として非常に面白かっ>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.7

左目以外身動きひとつ取れない人間が一冊の本を書き上げる。もちろん明るい話にはなりようもないが、むやみに感動話にさせようともせず、この状況だからこそ敏感になる生きる力を強く感じられる良い映画でした。想像>>続きを読む

あおげば尊し(2005年製作の映画)

2.5

重松清の「卒業」の一篇から。原作に忠実な良作だったけど、なにぶん地味だ。とりあえず本を読め、ということか。