けんたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

けんた

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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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「動画を撮影する」という行為をナレーションとしての役割だけでなく、ちゃんと話を構成する要素として使っている。そしてナレーション自体に本音と見栄の二重構造がある。シーンをつなぐ役割も持ってる。面白いし、>>続きを読む

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

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まさに「きわめて不道徳」なんだけど、ラスト5分みんながドン引きしてる顔に爆笑してしまった。
ビジュアル的にはかなり好きで、外見と内面が与え合う影響もよく感じられた。
ちゃんと親子関係というところで、彼
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ドライヴ(2011年製作の映画)

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ストーリー的には王道だからこそ、エレベーターのシーンとか音楽が効いてて鋭い。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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まるで神話を見ているかのような不思議な感覚。
画面の中には普通の景色と人々しかいないのにそう感じるのは、視線が遠いからだろうか。誰にも感情移入できないというか、届かない。

まだ理解はできていない。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

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破滅的。
音楽とファッションがいい。特にニットとコートが好き(ジェニファーコネリー)。
絶望と希望の対比。母は過去に、息子は未来にすがりつく対比。救えない状況ほど希望が輝いて見えることはない。

映像
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

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初ダルデンヌ兄弟。
最後の望み、少しの明かりが救われる。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

最初の暖炉のカットでもう惚れてしまった…
見つめる、見つめられる。思う、思われる。何気ない会話なのに意味が詰まっている。視線の誘導とかカットの切り替え、構図。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

人は過去から、記憶からは逃れられない。
それを映像で表現する、かつ過去に遡っていくのは混乱を招きやすい。もちろん記憶だから細かい順序を正確に理解させる必要はないんだけど、それでもある程度わかりやすく見
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白い。
チキンが売れる、だけで終わらずそこから二転三転。しっかり作られている…。
クオリティがしっかりしていて、いろんなフリをしっかりとこれでもかと丁寧にフっているからこそ、オチが効くん
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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ソリッドな映画。おしゃれ。
ジムジャームッシュだからできるわけで、真似るな危険。最初のエヴァが歩いているショットでもう惚れてしまった。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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下ネタだらけだけど、誠意があるから下品にならない(あとはシャーリーズセロンの顔のおかげ?)。
女性大統領を目指すという壁、そんな彼女に恋するという壁。当たり前だけど壁があるから面白い。面白いからこそ、
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

5.0

自分にとってのクライマックス(幸せ)が未来ではなく過去にあることもある。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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出てくるキャラクターが全員魅力的で、キュートでパワフル(この表現が1番合ってると思う)で楽しい。嫌なやつも話してみると良いやつなんだよなぁ…
今年の10本には入るなこれ。

カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

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実はめちゃくちゃ好き。
小さい頃、レンタルして橋の上のシーンを何回も繰り返して見ていた。
今見てもやっぱりおもしろかった。
映画館で初めて見た映画(記憶の中では)。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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映像も音楽も綺麗!

2人の主人公(兄妹)どちらにも被る部分が多すぎて感情移入がとまらなかった。
それぞれの背景を色々考えると、父親も差別と闘ってきた自覚と誇り見え隠れするし、継母というのは大変だとも
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アリスのままで(2014年製作の映画)

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アイデンティティとはなにか、自分とはなにで形成されているのか。なにを忘れたかも忘れるなんて、それでも自分に何か残るのかと考えさせられる。

はちどり(2018年製作の映画)

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作品を見て主人公と同じように“しこり“を感じる人は家族や人間関係で、それも割と早い段階で問題にぶつかったことがあると思うけど、かなり丁寧に描いてくれているからか、あまり苦しくなかった。むしろ優しい気持>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

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「我が家にはたくさんのマッチがある」
自分なりの方法で世界と繋がりを持つ大切さをとても感じる。自分なりのフィルターというか。