瀬々さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

インパクトだけかと思いきや、いい意味で期待を裏切られた。
ホラー映画だけど怖いのは序盤だけで、中盤以降はサスペンス色が強い。
早々にオチや犯人の予想はつくものの、最後まで飽きずに見られるテンポの良さ。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

VRという今を代表するゲームシステムを基盤にしながら、懐古的なゲームの楽しみ方や、映画作品のオマージュが至る所に散りばめられていて、若い人向けかと思いきやひと世代前の映画ファンにも楽しい映画だった。>>続きを読む

モンスター・フェスティバル(2018年製作の映画)

3.5

ホラー映画マニアのギーク君とその仲間たちが、セオリーを駆使してガチの血の祭典でサバイバル!
同じくメタ要素が組み込まれたスクリームやキャビンに比べて完全にコメディタッチなので気軽に見られる。
尺は短い
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ディープ・ライジング(2000年製作の映画)

1.0

ツッコミどころ満載のサメ映画。
サメは作り物感丸出し。とりあえずスローモーション使っとけ的な感じで、構図に捻りがない。
主人公とヒロインは思慮が浅すぎて共感できないし、もはや主人公のオーラすらない。ロ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

冒頭のお父さんと同僚のご婦人が襲われるシーンがピーク。
他のレビューにもある通り、だるまさんがころんだ式に徐々に近寄ってくるのが怖いし、主人公の彼氏がホラー映画には珍しくまともな倫理観と優しさを兼ね備
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

今でこそ色んな設定のホラーがあるけど約10年前と考えると斬新。管制室側が不謹慎オブ不謹慎。笑
ホラー映画のセオリーや、他作品のオマージュが存分に盛り込まれていて見てて楽しかった。怖さよりエンタメあるい
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.5

*C・ブラウン出演作巡り 2作目*

無印とVSジェイソン鑑賞済み。
リメイク版は見なくてもいいかなーと思ってたのに、クランシー・ブラウンにホイホイされて見ちゃった…ちょい役だけど渋かった…ちょい役だ
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ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト(2012年製作の映画)

3.8

*C・ブラウン出演作巡り 1作目*

C・ブラウンがひたすら渋くてセクシー。
バイプレイヤーのイメージが強かったので、主要メンツ&衣装コロコロ変わるってだけで見て良かったなって気持ちになったしDVDも
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

ホラー映画としてより、美術品として楽しむ映画だった。
シンメトリーを追求した芸術的なホテルの内装も、巨大な生垣の迷路も、双子の幽霊も、ホラー映画でなければイッツアスモールワールドのような可愛らしさ、美
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

手のひらサイズのイッツ・ア・スモールワールド的な世界観が素敵。
それとうらはらにシニカルかつブラックなユーモアが随所に散りばめられていて、温度差が癖になる。

お話も音楽も小気味好くて、気づけば何度も
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.5

地球温暖化が原因で氷漬けというのが興味深い。
途中から、「なんでパパは息子のとこ行くんだっけ?パパが合流したところで何かできるの?」ってそればかり気になった思い出。

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.0

安易に高評価をつけていいのか悩む作品。
一度観たら、記憶に焼きついて忘れられない作品。
視覚的なゴア描写は一切ない。人にショックを与えるのに血糊もリアルな断面も必要ないということが嫌というほどわかる。
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

2.5

オペラを題材にしているけれど、肝心の本番はあっという間で、かなりダイジェストに編集されていて少々期待はずれだった。
映画自体、98分とかなり短めの尺なので仕方ないといえば仕方ないかもしれないが、あまり
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

THE・B級ヴァンパイア映画かと思いきや、そうなんだけどそうじゃない。(邦題でB級っぽさが底上げされてる感じはする。)

ドキュメンタリー仕立てによくある〝いかにもハンディカメラで撮ってます感〟が苦手
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マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

2.5

一作目から続けて視聴。
「主人公どうした!?なんでその角度でテコ入れした!?」っていうくらいにオーナー君が空回っててしんどい。
うざいというより、そんなんでこの先大丈夫かと心配になってくる。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.5

U-NEXTにて鑑賞。
あらすじに「老人たちと若者たちが協力してサバイバル!」と書いてあるわりに、物語終盤まで老人たちと若者たちが合流しない。協力というほどでもなく、もっと老人ならでは、若者ならではの
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

メンタルがやられるタイプの映画と聞いたので、覚悟して鑑賞。

冒頭の「come to me」と共にアラン・カミング演じるルディが登場するシーンで思わず声が出ました。
「あっ、好きーーー」
そこらの女性
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.0

クリストファー・ウォーケンの危うく繊細な美しさが存分に堪能できます…金髪碧眼の王子様のような容貌にも関わらず、どこか怪しい悪役がよく似合いますね…

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

初めて触れたキューブリック作品。
見終わって、Wikipediaや考察を調べて初めて一人三役ということを知り、即座に見返したのを覚えている。全然気がつかなかった。おまけに本当はもう一役する予定だったと
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