kidoぽんさんの映画レビュー・感想・評価

kidoぽん

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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.0

庵野さん、いいか。庵野さんは「巨匠」なんだ。巨匠ってのは「長所で崇拝され短所で愛される」存在なんだ。だから長所伸展で勝負してくれ。無理に短所を埋めようとするな。無理だから。誰も幸せにならないから。>>続きを読む

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

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私にはハマらなかった。なぜか!

結局、ルパン三世を何故見るのか、という話になるのだが、これはもう答えは決まっているのである。

音楽だ!

それぞれの劇伴がビシビシ嵌っていくのも勿論重要だが…ルパン
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.0

種明かし場面のお祭り感は歴代作随一のような気がした。ただ相変わらず劇場版シリーズは全体的にテンポが悪く、また今作は仲間同士で戦う要素が加わったこともあってか、突き抜けた明るさとか滑稽さみたいなものがス>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.0

サッカー観戦以降はものすごく面白い。それまでの展開は正直散漫に感じた。観終わったあとクソデカ感情が去来する。
前半抱く「マットデイモンこんな弱っちくないだろ」という違和感は後半ちゃんと払拭される。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

冒頭20分が本当に最高。映画全編も実に丁寧な作りで、美しい。音楽が良い。ジジババが良い。子役も素晴らしい。
ただ、実話(というか自伝)を基にしてるから仕方ないのかもしれないが、どうにも中盤以降の起伏に
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アンビュランス(2022年製作の映画)

5.0

超絶面白い。実写版GTA5。マイケルベイめっちゃ気合い入ってんな…嬉しくなるね。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

私は重度の新海誠信者なんだけど、あの深刻な変態である新海先生がその変態性を封印し、得意の美麗な背景美術も必要最低限の演出に留め、いつもの飛躍(=破綻)した思考にも抑制を効かせながら、現実にあった災害と>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

シンウルトラマン、とても面白かった。大満足の映画体験だったので、先にちょっとした不満だけ並べておく。(以下超長文なので注意)

1.散々言及されてるけどやっぱり、長澤まさみへのセクハラじみた演出が完全
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんなんだこれは…何を見せられているんだ…という2時間。いやマジでこれは何なの? 何の話なんだよ。

現実は地獄(=学校は地獄)だけどUの中では本当の自分でいられます、良かったね、とのことだけど、そも
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

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不機嫌なキムタクと裏のある沢村一樹はカッコいいな。

オールスターキャスト映画って、「どんな役者がどんな役なのか」が全て…とまで言わずとも殆どだと思うので、今作の犯人周りについてはその意味で前作を超え
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

5.0

超面白かった。ゲームシリーズのファンには徹頭徹尾ご褒美の連続。そもそもゲームが映画に寄せてるからな…ネイトとサリーの軽妙な会話劇はアメリカ映画らしくて良い(アメリカ映画を元にしたゲーム、を元にした映画>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

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面白かったんだけどやっぱりこれはアニメシリーズを完走した人への継続者特典映画であった。自分はこの劇場版で初見だったので勿体無いことをした気がする。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

5.0

これは素晴らしい。深い見応えがある。物語はハードな「そらもい」。ヒトはどうして極点に憧れるんだろうねえ…

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

とても良いアニメーションだった。ぬるぬる動く作画、動画、正に眼福極まりない。キャラも立ってるし異能力バトルは迫力満点。中国アニメすごい。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノがノンクレジットで脚本を書いた『クリムゾン・タイド』という潜水艦映画があって、俺はそれがあらゆる潜水艦映画の筆頭だと勝手に思っているのだが、今作はクリムゾンタイドを濃縮還元したような映画>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃスパイダーマン好きな人たちがめちゃくちゃスパイダーマン好きな人(オレ)に向けて作った継続者特典映画。


視覚的にも文学的にもすごいもので、ミラー次元のくだりとか、リニューアルしたエレクト
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エヴァンゲリオンシリーズは何よりもまず作画・活劇・映像を愉しむべき作品で、その意味では本最終作も相変わらず世界最高峰、あのスパイダーマンスパイダーバースにも引けを取らない、どころか1枚2枚上を行ってる>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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ミュージカルとはくそったれな現実を理想的に化粧する側面があって、だからこそ素晴らしいコンテンツなのではあるが、この作品では音楽が魔法のように色んなことを解決しすぎていて、流石に鼻白んでしまった。鑑賞時>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

激烈な映画。最高級の美術を擁して、芝居・物語・構成・編集・撮影もろもろ全てにおいて「完璧」であろうとしているし、実際に完璧だった。聞くところによるとCG使って、1人1人の役者それぞれの最高の演技を「切>>続きを読む

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

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神風動画の映像は最高。しかし、いくら何でもリアリティラインがめちゃくちゃ過ぎて全然乗れなかった。バットマン何もしてなくないか? ジョーカーとバトってはいたけど、そもそもジョーカーってそんなに荒事が得意>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

たとえばmessengerで相手の吹き出しに💬(書き込み中を示すサイン)が、浮かんでは消え、浮かんでは消えている時。

たとえば自分のメッセージを送信前に全部消して、当たり障りない内容に書き換えたりす
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

5.0

異世界転生モノ。エドシーランは小気味良く自身を演じているし、編集も現代的で最後まで見やすかった。

スタンド能力者がそのスタンドを発現するのには、能力者本人のパーソナルな背景が必ず影響しているように、
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いよいよ義賊。ルパン三世一味を超えるか? 赤星は永遠のライバルとして銭形警部か。そうでなくても、プリンセスを置いて去るラストは「カリオストロの城」オマージュのよう。

騙されるのはわかってるから「どこ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

5.0

流石でした。

怪獣というコンテンツを利用した豪速球ストレートの社会派映画だった。格差、情報統制、流言飛語、圧政。そんな中でもグエムルとのラストバウトは眼福の演出。怪獣の造形自体にはあんまり惹かれなか
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ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(2015年製作の映画)

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いやこれ、すごく良い映画でした笑。まぁ私はそもそもシリーズのファンなのですが。劇場版になっていること自体がギャグなんだけど、ラストはシリーズ指折りの見応えになっていると思う。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

テンポよく面白い。深刻なテーマでもかなり見やすい。この映画のおかげで「國民の創生」を部分的にでも初めて観ることができた。。相変わらずアダムドライバーは名役者。

何よりもラストが良い。少しずつでも世界
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

このシリーズも大好き。今作は各キャラ全員立ってて上手く作ったなぁ…なんて感心してたら最後の最後で感動させられてしまった。ロケットの「失う仲間は1人で充分だ」というセリフの深みにグッと来ましたわ。。色物>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

5.0

いやーめちゃくちゃ面白いなこのシリーズ。キアヌたちのアクションは最高だし、それを捉えるカメラワークと編集が技術の粋をこらしていてもうたまらんよ。

銃のソムリエと装備を揃える一連のシーンはまじでグッと
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

5.0

こういう手腕を見せられると、つくづくイーストウッドは世界の至宝だねと思う(こう思うのは他にもスタローンとトムクル)。

現実というのは編集とか演出が為されないし、何しろBGMが鳴らないので、映画に比べ
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

この話、きっと現実はもっと地味だったはずなのだ。しかしそこ、映画というものは印象の芸術。演出と編集と演技によって、とんでもないダイナミズムを持たせている。良い作品だった。ファレルの音楽も最高よ。

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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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面白かったんだけど自分は翔べなかったのは、まだ埼玉への帰属意識が足りないのか…

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