観る前に覚悟したほど長さは感じなかった。アクションのもっさり感は増してた気がするけど、盲目役のアクションシーンは良かった。
ほぼ爆発しない爆弾もの。まぁ爆弾処理班の話だからそうなるのは当たり前ではある。とはいえ爆弾ものというより戦争&生き方ものかも知れない。
ほぼセリフなしなのに終始気持ち良く観られた。ラストシーンまでなんだかずっと良かった。
構成、仕組みが面白く、少し短めの上映時間もいい。でもなんだか主人公だけは憎めてしまった。
実話もの。ソウルの春かと思ってたけどその次年の物語。結論としてソン・ガンホの映画は外さない。
ポスターになっているシーンがとにかく綺麗だった。毎回こういう映画を観ると世界史や当時の風俗を知ってたらなと後悔する。
中々ぶっ飛んだ物語。青春部分とのギャップがすごい。
いい感じに無遠慮な関係とか、全員それぞれの向きでアツい感じとか、青春映画だなと感じた。キャスト的に正直タレントものかなとも思ってたけど全然そんな事は無かった。
少し不穏で不思議な雰囲気が好み。随所の違和感が綺麗に回収されて観終わったときの納得感が凄かった。
描かれるエゴな生き方について理解が難しかった。何より旦那さんが不憫。
事前情報ゼロで観たから振り回された。こういう映画を見るたび世界史の知識がないのが悔やまれる。あと、エンドロール後までずっと画が綺麗。
ストーリーを要約すると本当になんでもない話。ただ、観るタイミングによって感じ方は随分変わりそう。
多分原作を先に読むべきだった作品。読売文学賞取ってるから勿論だろうけど、きっと小説がかなり良い。あと、ここまでキャストがハマってる映画はそう無いんじゃないかなと。
コミカルで観やすく、ツラい映画だった。あくまでコメディとして楽しめるんだけど、ラストシーンがとにかく嬉し悲しい。
「あんたも誰かが誉めれくれる場所におりたかろ?」「あんたみたいな奴が1番救えないのよ!」「やけど、空は広いち言いますよ。」「シャブ打ったみたいや!」心に残るセリフが多い映画だった。
特に序盤は東京っていうよりTOKYOって感じ。言葉少なに進んでいく感じがとても心地いい作品。題名も良い。劇中歌はどれも特に良い。
回想以外は家の中でのストーリー進行。それが全く苦にならず、とにかく引き込まれて観てしまった。感想に濃いものが残るとかじゃなく、とにかく観てしまった。
このレビューはネタバレを含みます
史実ものだから理解には最低限の歴史的経緯とかの知識は必要。それを踏まえて史実のスケールの大きさとか、主義や思惑とか、ストーリーの繋がりとか、とても面白かった。
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インドが舞台じゃないインド映画ってはじめて観た。主人公がピュアで芯があってとにかく推せる。あととにかく姪がナイス。良いシーンが多い映画だった。
リメイク元は未鑑賞。余命宣告ご都合モノともとれる内容だけど、主人公の毅然とした振る舞いがそれらをどうでもよくする。
こういう歳の差友情モノは無条件に大好物で、心が優しくなるのがいい。あと映像がオールドなのがとても良い。
一回観ただけでは分からない事が多かった。素直に観て少し悲しく綺麗な作品。読み取って想像、好みで深読し放題な作品でもあるなと。
グランドホテル方式的なそれとは思わず、構成も面白かった。不穏な緊張感が気持ちいい作品。水が要所要所のキーなのかなと思った。
今回も名言連発だった。あけっぴろげな吐露とか、演出とかとにかく好み。ここから不適切にもほどがあるに繋がるのかなとも思う。
画が綺麗。特に前半。内容としてはどうしても甘さを感じるハンターに肩入れ出来なかった。
原作は読んだうえで鑑賞。無駄な引き延ばしが無いのが良い。あと藤本タツキさんはきっとやっぱり映画好き。
実話もの。彼女は本当にそれでよかったんだろうかと。とても思う。
なんだか2000年代の雰囲気がある作品。撮影がそれってのが強いけど、思ったよりアハ体験は少なめな印象。
このレビューはネタバレを含みます
エンタメホラーの要素はありつつも、しっかり推理もの。というか小説原作だからかロジックものだなと。ラストシーンを度外視すれば。
最初は枯れきれない頑固ジジイものかと思ってたけど、最終的になんだかとてもよかった。もちろん主人公ヴィックか、もしくはバートレイノルズ自身のキャリアとリスペクトが背骨にあってこそ成り立つ物語でもある。