カヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

私ははじめて『マイマイ新子と千年の魔法』を観た時に"片渕監督は日本を代表する映画監督(意味わからないですが…)だ"と感じ、ずっと次の作品を楽しみにしていた。
なので、クラウドファンディングに参加し、公
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モール★コップ(2009年製作の映画)

2.9

なんかの映画で引用されてた気がして観賞。気のせいかも。

まじで主演の人、全然走んないのね。笑うわ。
あと顔が可愛い。
伏線が張られまくり、回収しまくりでまた笑った。
事件は起こるけど、めちゃくちゃ平
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.6

マネーショートで描かれていた時の市民側の話。
この映画の本質は、人間の欲望とか真実とかではなくて「仕事」のことだと思った。
日本ではいわゆる意識高い系と揶揄される嘘くさい仕事への意識。
その描写が今の
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

-

特に何もないのに偏見を助長するかのような描写が多く嫌いだった。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ好きだ。
しかし、好きだと言うのは結構憚れる感じ。
自分を馬鹿だと指摘されて喜んでんの?みたいな…

まず、役者の情熱を感じる。
マイケル(クリスチャン・ベール)登場シーンは鳥肌ものだ。な
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It Is Fine! Everything Is Fine.(原題)(2007年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

カナザワ映画祭2016にて

主演のスティーブン・C・スチュワートは脳性麻痺を患っており、身体を自由に動かすことはできず車椅子に座って移動する。
口や舌を動かすことも難しく、何を言っているかは誰も(一
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

生きていることは空しい。
本当の自分を生きることは難しい。

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.2

ジャパンプレミアにて鑑賞。

どんな自分でも愛して欲しいっていうのは誰もが持っている欲望だろう。
『ブリジット・ジョーンズ』シリーズはその欲望を全力で肯定してくれる。
しかも、たくさんのおまけ付き!
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.4

兄が言うロックの教えが素晴らしかった。
「他人の曲で自分を表現できるのか?」
「本気でやれ」
「うまく演奏しようとするな」
「冷笑されろ」

クラッシュの音楽が流れるシーンが最高だった。

可愛い男の
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.2

カナザワ映画祭2016の爆音上映にて。
二度目の鑑賞。
「炎628」の次に「戦争のはらわた」が上映された。
「炎628」を観た後だと、初見と感じ方が大きく違い驚いた。

戦争のはらわたは観てる最中つら
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炎628(1985年製作の映画)

4.8

カナザワ映画祭2016の爆音上映にて。
今まで観たことあるどの戦争映画よりも悲惨だった。
ずっと虫の音、戦機の音、叫び声が鳴り響く。
私はこんなにひどい叫び声を聞いたことがなく、途中で観るのをやめたか
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ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)

3.5

フランシス・ハを思い出すなあ、と思っていたら同じ役者で同じ監督だった!
思い出すなあ、どころじゃない!

なんか不思議な映画だったな〜。
みんなバラバラのことを話したり、変なところで団結したり。
愛が
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伝説のロックスター再生計画!/寝取り男はロック★スター(2010年製作の映画)

3.8

ドランクムービーだったのか…と観てる途中にびっくりしたんだけど、
最後の1曲のための1時間半だった!!!
爆笑した。最高!
ラスト曲で締める映画にハズレはあるのか?

ローズ・バーンがどんどん好きにな
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

舞城王太郎の小説で「愛とは祈りだ。祈りとは言葉だ。」(うろ覚え)とあったけど、
この映画は「愛とは声だ。声とは記憶だ。記憶は永遠だ。」という感じかなー。
どちらにしても、多分少し足りない。

音楽を写
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

やっと観た!
アメスパのピーターが好きじゃなさすぎる。
卒業式の壇上でグウェインにキス→ディナーに誘われて行くが君とは別れなければいけないとメソメソ
情緒不安定すぎてコワッて思った。
しかし、エレクト
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.2

カンフー映画みたい!
キザでキメシーンにキメ音楽!
結構好きだった。

さよなら、人類(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怒りを超え、皮肉を超えた悲しみ。

いくつかの大切なセリフ
「自分の欲望のために人を利用するのか」
「感覚的には木曜日」