kabayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

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べらぼうにブラボー。グラっグラの車も船も飛行機も、その危なっかしい揺れに、そこから誘発する動きに、ほんまもんの祝福を感じた。
あのスピードで動き続けていたい、わいも

ボディ・バッグス(1993年製作の映画)

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恐ろしいほど面白い

脂の乗り切った両監督による最高な時間、こういうのこそ私たちがジョンカペとトビフーを見直す理由。
誰もいないガソリンスタンド怖すぎるって。

ナース、デボラハリーって嘘だといってく
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コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って(1994年製作の映画)

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始まってすぐ鳴り響く銃撃音で決してニコニコと観ていられない作品たったが、そんななかで、どこの誰のものでもないゴンドラの中で語ったり、抱きしめたりしてて、境を簡単に超えてく。どんだけまた間違えても走りだ>>続きを読む

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

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面白いけどゆったりしてるなと思ったら半分くらい0.6倍速で見ていた…
とはいえめちゃくちゃおもしろい
大砲のくだりはコヨーテみたいなギャグ。自分で火をつけた大砲にモノ投げるって本当おもしろい…ラストの
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マイ・ラブリー・フィアンセ(2001年製作の映画)

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かなり面白かった…
「おかしなおかしな訪問者」が好きだったけど、こっちは評判の悪さに期待できずに…いや好きだよ…魔術師の復活シーンとか、時を超えるシーンとか、めちゃくちゃ最高じゃん…
本シリーズを撮り
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

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ここ最近、ジョンカペ版を毎週観ているので、どういうテンションで観ていいのか分からなくなってしまったが、円盤を囲み気づくシーンは最高。ハロウィンでも引用。

物体Xが部屋に攻めてきた時、ずっとカメラと人
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(2023年製作の映画)

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面白かった。
本当は首自体にはなんの価値もなく、その時の市場で簡単に揺れるだけで、そんな価値はすぐ消える。向き合いたくないから必死に信義やら愛に縋りついていて。それを知ってるタヌキと理解すら出来ないサ
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インビジブル(2000年製作の映画)

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面白かった、ヴァーホーヴェンかなり好きな気がしてきてる。
すでに透明化は成功したけど、その戻し方が…と始まって、そのテンポに誰も振り落とさず快活なスタート。
倫理観の崩壊がケータイ漫画並のスケベ心とい
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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悲しい意味で「2023年まだ見てる人いる?🙋」って聞きたくなるな…
カポーティってもっと面白かった気がするけど。オードリーが可愛いのと、ムーンリバーが名曲なのは認めたいなと思いました。
1番見てらんな
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スペースバンパイア(1985年製作の映画)

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カールセンがいいこと言ったと思ったので引用するけど、(トビーフーパー)てめえ何が目的だ、いや、目的なんて単純だから聞いたところで…というか、僕たちがフーパーを観る快楽に抗えず、結果パワーを奪われてしま>>続きを読む

関東無宿(1963年製作の映画)

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久しぶり、全然覚えていなかった。賭場の赤ばかり覚えていたけど、それだけでなかった。ずっとストレンジで、ずっとポップ。
顔を突き合わせてるけど本当に同じ場所にいるのか心配になるような会話。窓の向こうの雪
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13 thirteen  グッバイベイビー(2006年製作の映画)

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逃げ出した少女がベッドに辿り着くまでのテンポのいい冒頭。このさらなる完成形が次作ザ・ウォード。
60分を楽しみ尽くせる物語構成、ホラーにしては少ない死傷者たちのちょうどイヤなバイオレンス、そしてそれを
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天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

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冒頭から美しすぎてクラクラ。
ザ・テクニカラーなスタジオで、唯一灰色をまとった未亡人に許された恋の芽生えを、画面端に花々に託した気がして、もう勝手にグッときた
劇伴音楽の情緒に心掻き乱され切ったあとに
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

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面白かったー
派手好きのエイリアンって、当時は新しかったのでは?
違和感のある時には緑が隠れてるのが、すごい上手な気がした

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

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一年ぶりにみたけど、かなり好き
OPのあらゆるものがぶっ壊れるとこだけでジョンカペの面白さ詰まってる
真っ暗な船倉で顔だけ映って、襲われるところ最高すぎる

船の死体でるとことか笑っちゃうけど、でもあ
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じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

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めちゃ最高!!
紙をとばす風、縁日でスネるテツに差す光、気まずさに動きまわる瞳、触れることに躊躇って手持ち無沙汰になる指。面白すぎる。
人間の周りに付きまとう「バカ」の2文字、人間と猫の物語との対比、
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世界の終り(2005年製作の映画)

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ゴーマー的な質感で、MOM的ストーリー。ウドキアがすごい

何回も見るほど面白いかは自信ないな…
なんてことないシーンほど、細切れにしたカットでツギハギして、作品全体に気味悪さを保ってた。でも刻印は笑
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

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すっげえ面白い、川島雄三への信頼ビンビン。OPの声声声と斜め移動、素晴らしすぎる。
膝スライディングからの泣き…あそこ本当に好き、でもやっぱりラスト!!!!あまりに興奮して、家で拍手した。
勝手な注文
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コンドル(1939年製作の映画)

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ジョンカペが好きな映画ということで観たけどメチャ面白かった
最初の着陸事故のとこ、全然飛行機側出てこないのに、音だけでこんなにハラハラするのね。
帽子、そしてマッチ、もといタバコの火

南京豆売りの歌
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

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イナゴが激キモ、観るんじゃなかった
催眠マシーンで入った瞬間に白目になるんだけど、大人2人が白目になれないのがめちゃ笑えた
タップダンスなんなん
イナゴの背中に乗って旅するの初めてだな

ロボコップ(1987年製作の映画)

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最高に面白いけど、これをどの家の親父もめちゃくちゃ見ていた平成という時代なんなんだ。本当にめちゃくちゃに面白くて残酷。
自分の家に行くシーン発狂しないでいれる人、仲良くなるのに時間かかりそう。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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あまりに喰らってしまったのと、その見返りに貰ったものが大きすぎて、映画館でてクラクラして、人と話すか、酒を飲みたくなった。

人が座り込み、考え、不安がり苦しむ姿をこれでもかとカメラが静観し続けるので
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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ハンナシグラの異常なほどの美しさ…
何よりもまじギャグセンス高すぎ。とんでもない冒頭。アメリカ人との交渉シーンで、男性4人みんなが画面外のマリアに注目してて、最後にマリアが顔出した時のブチ上がり。
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ターミナル(2004年製作の映画)

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だいしゅき!
ギャグセンにしても恋模様にしても、古典的なはずなのに古臭さを感じさせない、新古典。だいしゅきだよ、スピルバ…

タッカー(1988年製作の映画)

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こんなテンポ早いの撮るんだなー
タッカー車の格好良さの説得力たるや。
ジェフブリが可愛すぎて、キスしちゃう理由わかるな。
窓からの日差しやべー…でも地味にハワードヒューズのシーンが1番好きでした

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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重低音上映だから、驚かせポイントでビックリして楽しかった
前半がかなり面白かったぶん、後半けっこう冷静に見てしまったけど、日曜の時間潰しにはかなり満足しました

後から気づいたけど、シンセ最高と思った
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黒い罠(1958年製作の映画)

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とんでもないほど面白い冒頭長回し、鬼のようなショットの嵐
不良がすごいスピードでモーテルに車走らせるシーン、短いけど好きだな…

盗聴器あたりでバルガスの行動が一つも理解できなくなってしまった
最初の
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上海から来た女(1947年製作の映画)

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リタヘイワースの美しさは、生きてるのか死んでるのかよく分からないけど動いてる感じが映画って感じで好きだな
鏡のシーン、水族館のシーン、リタが走り出したら突然パーカッシブな曲なりだすとこが好きでした、わ
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オーソン・ウェルズの オセロ(1952年製作の映画)

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力強かった砦がだんだんと伽藍堂のように見えてきて、影と鏡のイメージが折り重なって牢獄と変わってく。
疑心暗鬼のオッサンの話だけなのに、ここまで重厚になるのはウェルズの技なんだろな、けっこう面白かった
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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最高
放射線状の墓場のシーン好き
睨み合い、相撲の名勝負のようだった。
こういうのセカセカやられたら何も楽しくないし、イーストウッドが葉巻の位置を調える時間も正座して待機

直撃!地獄拳(1974年製作の映画)

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面白かった、けど前半のおもしろすぎる流れで煽られていたので、最後の決戦を誰が担うのかという問題がたらい回しにされて「お前で終わるんかい!」とびっくりして終わった。

ルージュ(1987年製作の映画)

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変な映画だったな
リンゴ食ったら真っ黒な血を吐く(登場人物は血と言わずに黒い汁と呼ぶ)のがメチャクチャ気味が悪かった
カメラがやたらと回ってから顔をアップするんだけど、みんな情緒の変動が凄すぎて何もつ
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

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裁判ものだけど、登場人物や裁判用語を削ってるのか、肝心なストーリーが理解しやすい。自分の家族同然の恩人、ひいては国の黒歴史に踏みこんでいくキツさや面白さが際立つ。
アイヒマン裁判が60年代で、その流れ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

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もちろんイヤな気持ちになってるんだけど、そのトンカチの握りと同様、至近距離とテコと筋力でぶん殴られ続けるような2時間だった、面白い

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

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15年ぶりに見直してみて思うけど、仕事後に見ると、前半の最高にワクワクしたものとは全く別のエネルギー、
つまりカーチェイス以降のブンタという漫画的塊に、マジで爆笑と生きる気持ちが爆発してしまう

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

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面白い!
1よりある意味、硬派かも。

チャッキー自体の破壊になにかしらグロさを感じてしまうのが不思議。
鋏使わないんかい!