ダンクさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダンク

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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

2.1

スコッセシ監督は好きなのですが、微妙でした。
SF映画の先駆者メリエスのロマン詰まったフィルムとゼンマイ人形を巡る物語。
もっと冒険して欲しかった。あまりワクワクしませんでした。

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.7

人物がストーリーを語るのではなく、ストーリーが人物を語り、人を映像で描き切ったとても巧妙な作品。
人を描く、人がストーリーの接着剤としてではなく、軸になっている。この撮り方、自分の映画に対する期待にほ
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東京裁判(1983年製作の映画)

4.2

この作品の編集を担当した浜岡さんの本を読んでからずっと気になっていた一本。
前編後編の二部に分かれる四時間を越す大作(それでも四時間にまとめ上げるために多くの重要な部分をカットしたそうです)。
第一の
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

2.0

The100円(税込108円)で観たい映画。
自動車教習所の演習ビデオを思わせられます。
北野武がもっと格好良くてもいいんじゃない?と思いました。

妹の退院という主人公の小さな光から始まるこの映画、
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.0

ドラン監督の映画ってどれもストーリー自体は全然面白くないと思うんですよね。
この映画も3時間近くあるし最初の30分間観てて退屈だったんで観るのやめようかと思ってしまいました。
それでも結局観ちゃいまし
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

4.0

無駄なカットが1つもない。
撮影場所自体は少ないものの、飽きがきませんでした。
観てて楽しかった

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.8

日常の出来事の面白さに隠される人生の素晴らしさをただ描き続けた一作。
これだけ全編通してリズムを崩さずに繋げているのは凄いです。

クスッと笑えるCMってありますよね。
それの二時間バージョンみたいな
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

1.0

後半カタコトの日本語で面白さを急加速させる急展開!!!
ハローハローハブアグッドタイムという曲が耳に残りました。
普通にたまに聴きたい。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

ちょっと何してるのかわからない。
映画の内容とかじゃなくて、どうやってこんな凄まじい映像を撮ったんですか?笑
もっと勉強したいと思わせられた一作でした。
動き回るカメラに映る凄惨たる光景から浮き彫りに
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魔術師(1958年製作の映画)

5.0

鑑賞しながら常に作り手と駆け引きをしていました。
劇中の人物もそうしていたように、この映画は一体何なんだろう?終始対話し、自分の感性に語りかけてくる言葉と音と素晴らしい演出による映像から本当のことを模
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

1.5

小さい夢でもそれに向かって突き進む忍耐を持ち、目的を見失わずに生きてゆけば幸福になれる。
大事なことを再確認させてくれました。

面白くはなかったです。

欲望(1966年製作の映画)

4.5

序盤、なんだこれと思って鑑賞していたのですが、時間がたつに従ってモンタージュが徐々に際立ち、また印象的なカットも増えてくる。
盲目。
一体何を追って人は生きてゆくのか?
そんな誰もが考えたことのあるテ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

超面白かった。
とりあえず、超面白かった。
色々うまかった。
ほんとに。
久々に映画観れる様になって、その一発目にこれを選んでほんとに良かったと思います。
何回か前のシーンを再確認してしまった箇所があ
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トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

3.2

僕の伯父さんの休暇という作品はまだ見てません。早くみたいです。
終盤に自分のDVDプレイヤーの調子が悪くなったことを考慮して☆3.2。
随所にギャグが散りばめられていて、キャンピングカーの実演のシーン
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旅情(1955年製作の映画)

4.1

こんな素敵なズーム見たこと無い!!!
これこそ映像の真骨頂!リーン監督はどうみせるのが効果的で感性に語りかけることができるかということを知り尽くしているマスター級の監督に思える。
アラビアのロレンスの
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.5

ファイトクラブを彷彿する映画。
アプローチの仕方は全く異なるものの、主人公の超目的は同じに思えました。
この閉鎖された世界、その中に生きる人物の不思議なアイデンティティ。しかし倫理というものが全く見当
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