レニーくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

愛なのに(2021年製作の映画)

2.9

この映画はどこの誰に刺さるんだろう。

当時映画館で観るか迷ったけど観なくて良かった。エロい気分になるだけの映画。物語も映画的演出も何も機能していない、と僕は感じた。

着物ババアとエッチ下手旦那がハ
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.4

終始ダーキーな雰囲気はこの時期の黒沢監督の最大の魅力。物語は至ってシンプルだが、監督の仕掛けがそこかしこに散りばめられているので見ていて全く飽きないし、夢中でみてしまう。

個人的に「トウキョウソナタ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.8

全く期待せず観たけど良かった。

特に目立った起伏もなく、(友人の死などはあるが)乗り越えるべき障害もイマイチ見当たらないのに面白いし、観ていて心が動く。
オープニング、この映画の空気感がイヤだなと思
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

3.8

オモロかった。
どんな人でも生きてりゃ理想と現実の相違に悩まされるけど本作はそこをポップに、どこかファンタジーに駆け抜ける2時間だった。

自分の中のロックと求められる音楽と。そこでせめぎ合う峯田(も
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SHIBUYA TOKYO 16:30(2020年製作の映画)

3.1

タイトルで気になって鑑賞。

わっかりやすい設定ではあったけど、主人公が感じたその閉塞感ややるせ無さをしっかり描いていて良かった。
きっしょい権力の感じもリアルに感じた。

それとは別にスタートの会話
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それから(1985年製作の映画)

3.4

森田監督らしさ、を期待してみるとアレになる映画。

明治時代の金持ちニートが一丁前に人を愛する話。マジでこれに尽きる。何を悩んだり、葛藤しているのか、主人公永井の「ぶってる感」がたまらなくムカつく、な
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.2

オーマイガー面白すぎた。沖田監督真骨頂。
どの年代だろうと大衆にはウケるだろうし、僕みたいなクソ人間でも感動する。登場人物が全員愛おしいのは日本監督作品には珍しいね。

またいつかの夏に観たくなる。存
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.8

フォー!平成!!青臭え〜!!!

ブルーハーツと高校生の一夏。
それぞれが抱える問題も行動も、若さゆえ。
誰が苦手だの、誰が好きだの。それがこの世の全てな気がしちゃうよね。

メインは勿論だけどサブキ
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

吉田監督の作品は個人的にハマるモノとハマらないものがあって、「空白」のような質感の作品なんだろうなあと少し敬遠していた。

しかし実際はあらすじから受ける印象とはかなり違くて、どちらかといえばマスメデ
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関心領域(2023年製作の映画)

4.2

こいつァ、グレートに傑作だぜ!!!
「悪は存在しない」に並んで今んとこ今年No. 1映画でした。

ユダヤ迫害関連の映画って基本あんまり好きくない(安易に最近取り扱いすぎだから)

そういうマンネリし
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.6

劇場特典もらえたの嬉しかた。

劇場で音と色彩を浴びたって感じ
音楽めちゃいいし動いてる画も好きなんだけど原作ほどの感動がなかったな。
勿論オモローなんだけど。この作品は1コマと1コマの間を読む、とい
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(2023年製作の映画)

3.1

どうした北野映画。これはあまりにもあまりにもな出来じゃないか...。

歴史物×北野武のユーモア=良さが全部消されている。バイオレンスも無理やり入れた感が否めないし、人物のキャラ立ちに全振りした映画な
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

スッゲェ綺麗にまとまった...。
上京前の話が描かれてなくとも、全単行本10巻分を2時間でこのクオリティでまとめ上げた事がすごい...。何よりまずそこに目がいったけどとにかく最高だった。

音が見える
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

皆さんと同じく原作大好きマンです。H2の次くらいに好きなスポーツ漫画。
下書きから描かれていくオープニングはマッジで痺れたぜ...

そもそも山王戦は超名試合だからオモロくない訳ないんだけど、加えて監
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星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年製作の映画)

3.1

これが実話ってのがすごいな。
YouTubeに哲夢さんの動画残ってるから合わせてみてしまった。
映画だからかなり脚色してるだろうけど、この作品は撮影陣の努力が本当によく見えるからそれだけで一見の価値あ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.2

ガッチ怖かった。つーかキショかった。
ホラー映画大っ嫌いやねん!!

怖いの抜きにすると、ストーリーが思ったより時系列バラけさせてたり、関係性が複雑だったりでそのおかげでまだ観れた。

あの顔に文字書
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.9

思ってた10倍良かった!
映画の温度もすごく心地よい。
エロスと秘密と愛情と。それぞれのバランスが程よく、人物も丁寧に描かれてる。
最後の蒼井優のテクノブレイク、なんかわからんけどグッときたな。

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.0

ティムバートンワールド、な映画。
曲数もちょうどいいし観やすい。映画というより、ある夜の悪夢だと思えばなかなか楽しめる70分。

やっぱアニメーションの方がティムバートンいいよ。うん。

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.2

テンポ良く、無駄なシーンが一切ない映画。おじいちゃんたちが駆け回る!

年金問題をポップに明るく描く分、これ以上悪政してたらこんなん起きちまうぜぇ的な警鐘作品にも捉えることができる。

綺麗にまとまり
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

ちょっぴり変わった青春物語。
想像よりずっとオモロかった。
内容はシンプルな大人と子供の絆ストーリーなんだけど。物語の展開よりもこの映画の空気感がかなり良い。

綺麗に纏まってるし、さとみ君がブチ切れ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

2.9

原作未読。でも原作も近々みようと思った。

鈴木亮平がとにかくすごいだけの映画。
バケモノ俳優。この映画を見た大半の人がその印象で終わるんじゃないかってくらいすごい。

なんかカット間の音の繋ぎとか、
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.0

うわあー久しぶりにハズレ引いたァ!
って思ったらフォロワーの皆さん結構高評価で、自分クソだ!って思ってます...
でも一旦正直に書きます

シンプルにこの手の映画がかなり苦手。
なんかずっと理想のラブ
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

出来が良すぎる。クロードの描いたプロット通りに心を動かされて、狂気感じるラストまで一気に持ってかれる映画。

なんか何でか知らんけど心の奥底にあるNTR願望みたいなのが呼び覚まされそうになった

人の
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.9

思わず見入ってしまうくらい良かった。
そこかしこに感じる平成の匂い。
家族の物語、群像劇としてとても秀逸なまとまり方をしてる。同時進行であり得ないような事が起きまくるけど、人間描写が巧すぎて全く気にな
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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今生きてる人たち全員が観ないといけない。
絶対に観ないといけない。僕の中でこの作品を映画という認識はできなかったので評価つけないようにしときます。

かつて、ナチス政権は確かにひどかった。世界大戦もそ
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

4.2

傑作。最高。こういう作品をずっと観てたい。漫画みたいな、リアリティから遥かに逸脱してるのに破綻してないのなんでぇ??

登場人物全員可愛い。コメディ邦画版カウリスマキ。ラストもクールで素敵

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.3

「田園に死す」は内側もなんとか汲み取れた。

だけど流石にこれはわからん。内側までは汲み取れない。アングラに許容のある僕ですら気持ち悪いと思ってしまった。

それを差し引いても音楽、映像の色使い、魂の
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

オーウェンウィルソンとウェスのコンビが1番好き。

ウェスの世界観と、オーウェンウィルソンの描く哲学が絶妙に合う。ポップなだけじゃ終わらない。人として大切なことをしっかり描いた上で、その上で総じてコメ
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.4

カウリスマキのロードムービー。
ちょっぴり変なお馴染みのキャラクター達がロックンロール気取りながら衝動的な恋をする。相変わらず可愛い設定だけど、個人的にはイマイチだったな。

今作は若干のニューシネマ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.1

こういう映画があればいいのにってずっと思ってた。そんであった。

お初ヤンシュヴァンクマイエル作だけど
キショいねえ!ずっとキショい!

胸糞。カオス。全部詰まって尚、ラストまで夢中に観てしまったおも
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

かなり良かった。

前に進むことが、必ずしも成長ではないと思わせてくれるそんな作品。

公開時映画館で観れなかったのを後悔してたけど、やっぱり後悔。
大人になりきれない大人が、成長していくストーリーと
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.2

ヤンシュヴァンクマイエル2作目。
オテサーネクは意外性があってオモロかったけど、こっちは意外性とかの次元じゃない。

下調べすればよかったと後悔したの久しぶり。せっかく唯一無二の文学的ファンタジー作品
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

エグすぎる。濱口監督はマジで現代日本最高峰の監督だな。

着眼点が軽やかで豊か。特別大きな「優しさ」はこの映画で一度も出てこないのに、壮大なヒューマンドラマを見終わった後の感覚になって、暖かさと侘しさ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

ノーランすぎょい物語の構成がスバラすぎる。逆に言うと今作におけるノーラン節はそこにつきていた気持ちもある。

時系列だけで見ればこの物語における主人公の目的はすでに果たされていて、そこにおける葛藤も過
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.5

ウェスがロードムービーを描くとこうなるのか。設定も他の作品とは全然違うスタイル。

相変わらず愛しいキャラクターたちだしユーモアもたっぷり詰まってるんだけど、なんかあと一歩ハマりきらなかったな。
基本
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.3

ブダペスト以外のウェスの作品にあまり血だとかの視覚的グローな要素がない中、今作は割と人がバッタバタ死んだ。

ノアバームバック監督も脚本書いてんのかこれ。設定が割とシリアスだからか、いつもほどコミカル
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