おーさんの映画レビュー・感想・評価

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トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.8

子どもの頃、先に小説を読んでから映画でこの作品を観たのだが、文章を読んで頭の中で想像していた風景やキャラクターと映画とのギャップに驚きと不思議な嬉しさを感じた記憶がある。多分、自分の中の妄想が現実にな>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

正直七割くらい話が理解出来なかったがIMAXで観たこともあって強烈な映画体験だった。

作品の中心は原爆を作ったオッペンハイマーのため日本に原爆を落とした直接的な描写はないが、自分のように学生時代に原
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

死んだように生きている人間もいれば、死んでも周りの人達の心の中で生き続ける人もいる。それは年齢問わず出逢いや自らの強い意志で変えることが出来る。

50年代のイギリスのどこか灰色がかった切ない映像に
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

観た人をしっかりハッピーにしてくれる作品。冒頭の顔の落書きが笑えた笑

アメリカ領サモアの人達は国の文化に寄り添いながら自らの幸せを構築していく人々なのだと思った。日本人とは対照的なイメージ。

また
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

無双するというよりはいくらダメージを受けても死なない不死身の男によるアクション。時には自ら肉をえぐるシーンが痛々しかった。
登場人物も少なく低予算感が漂いながらもコンパクトにまとめられているため観やす
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.3

潜入アクションというジャンルから音楽の雰囲気までメタルギアを彷彿とさせる傑作。

最初から最後までド派手過ぎるアクション。序盤のカーアクションも前菜にしては金かけすぎてる笑

ニコラス・ケイジが科学者
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

街中に色々なアイコンがあったりアバターに変な踊りさせたりと、グラセフを筆頭としたアメリカンなオープンワールドゲームを彷彿させるゲームの世界が観ていて楽しい。

モブキャラ達が次第に意思を持って自分達の
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

頭の中で感情が意思を待って主を動かしていくのが非常に斬新。悲しみも必要な感情なのだと改めて気づかせてくれる。

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.6

全編を通してアクションは見物だったが、いかんせんテロリストにあっさりと顔を奪われてしまう展開に首をかしげてしまった。どちらかというとサスペンスのノリを期待していたので少し残念。
それでもニコラス・ケイ
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.7

ウェイドが超個性的ヒーローであるデットプールになるお話。
人種差別までネタにする辺り、制作側もギリギリまで攻めてるなと思える。

頭を空に楽しめるお馬鹿映画。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

エログロ要素が多いがしっかりとマーベル作品を観た余韻も感じられる作品。
ライアン・レイノルズが演じるデットプールがはまり役すぎる。イケメンだがぶっ飛んだ言動で作品と観客を振り回してくれる。
Xフォース
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殻を破る(2020年製作の映画)

3.7

実話を基にしてるってどういうこと笑
こういった題材をアニメーションするのは日本ではまだ少ないと思う。
絵の具チックなグラフィックが良かったです。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.8

カールじいさんを慕い彼の元に集まってくるキャラクター達に癒される。
ただそれ以上に亡き妻を想うカールじいさんのシーンに涙が出てしまいました。
そういう部分はで大人になって観ることで別のメッセージ性を感
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

エレメントシティの街並みが美しい。ズーラシアやリメンバーミーを観た時も感じたが、ディズニーは夢のような世界を作ることに関してはずば抜けていると思う。
勝ち気な彼女と穏やかな彼氏というカップルも個人的に
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.7

斬新なアイデアを取り入れつつシナリオが綺麗にまとまっているのは流石のディズニー作品。トゥーンタウンのオリジナルがこの作品からだと知らなかったので観れて良かった。

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.5

妻への愛を忘れないカールじいさん好きです。ダグは犬という動物の良さを表現しきったキャラクター。

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

実話に基づいてると言う点ではハチャメチャなシナリオだが映画としてはもう少しインパクトが欲しかったかも。
自分の主義主張を貫きながらも家族愛を忘れない主人公は素敵でした。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

幸せなひとりぼっちと比べてよりドラマチックに描かれていた印象。

人との繋がりを描いたヒューマンドラマ。随所に流れる亡き妻との回想シーンにオットーへの共感が増した。後半に判明する悲しい事実は観ている方
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

序盤でダンボ飛んじゃってこの後どうなるの?と思ったがアニメとは全然違う展開。

お母さんに甘えたいダンボは実写というか3Dでも可愛くて癒されました。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.1

ミュージカル調子と夢を叶えるまでのサクセスストーリーはディズニー映画のようだが、街並みや魔法の込められたお菓子はハリー・ポッターのそれを彷彿とさせる。
色々な要素な盛り込まれているが決して中途半端でな
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.9

ちょっとマニアックなおもちゃ箱をひっくり返したかのような博物館を体験できるだけで満足。ストーリーは子ども向けだがこれくらいの敷居で丁度良いと思う。
骨を追いかけるティラノサウルスがペットのようで可愛か
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

多くの子ども達に愛される国民的キャラクターのルーツは暗く冷たいものだった。

戦後で国民の心身に傷跡が深く残っている日本において、妖怪という種族が人間によって虐げられ、私利私欲のため利用されている設定
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

今までの[女性も活躍するヒーローチーム]から[女性のヒーローチーム]が新鮮だった。

一匹狼の色が強かったキャプテンマーベルが三位一体のチームを組むことで人間味が深堀りされている。

上映時間がコンパ
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.9

プスというキャラの魅力を存分に味わえる作品。伝説的な存在だった過去の自分との決別し、苦悩しながらも新たな生き甲斐を見つけるまでの物語。

アクションのクオリティが高い。あえてカクカク?した描写にするこ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

彼らの熱気、感情が画面越しに時代を超えて伝わってくる!

本来ならおそらく出会うことのない12人。
周りの批判を顧みず1人無罪を主張する者、頑固な者、感情を露にする者、冷静な者、正直早く終わらせて帰り
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

相変わらずアクションでお腹いっぱいになるシリーズ。

前半は日本人にとっては特に嬉しい大阪が舞台。日本人の俳優陣がキアヌ・リーブスと共演してるという事実だけでもテンションが上がるが、刀や弓などを使った
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

冒頭がいきなりマリオワールドではなく現実のアメリカからスタートするのが良かった。製作陣のマリオ愛が伝わってくる。

色々なマリオシリーズの要素が含まれているため、例えばマリオカートしかやったことのない
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.8

高級レストランの料理長であるヒロインがある日妹を亡くしてしまい、姪を引き取ることに。中々心が通い合わずに苦労する中、オペラ好きの風変わりなシェフが現れる。最初は彼を受け入れようとしないヒロインだが、次>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

勧善懲悪の分かりやすいストーリー展開ははいつの時代でも受け入れられる。
キャラクターの個性がそれぞれ際立っているのも現代のジャンプっぽい。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.1

子どもの頃からシリーズに出演していたキャストにとってはハリー・ポッターの世界がリアルに半生なのだと思う。
ハリー・ポッターがこれだけ多くの人に愛されるのは、何より作品創りに携わった人達の愛情が存分に注
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

ジュラシックワールドのワクワク感がすごい!純粋に球体の乗り物に乗って恐竜を観てみたい。

ストーリーは想像以上にパニックホラーで子どもは怖くて泣いちゃうんじゃないかと思った。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スペクタクル(見世物)によって生じる格差・不条理を皮肉った作品。観られる対象は立場が下になりがちだが、それらのリベンジをパニックホラーだ描いている。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

他人の芝生が青く見えて(本当は他人にも苦労はあるが)、自分の生き方に余計に迷って苦しむ。男の自分にもそんな時があったなあと思いつつ、最後は爽やかな気分で一歩前に進めたヒロインに共感できた。

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