強さとは何なのか、を考えさせられる作品。間違いなく最高だった。
#Filmarks2017
現在の自分の境遇もあってか非常に面白い作品だった。特に、途中途中に差し込まれる恋愛描写が、温度の無いものである情報データと対比されている、という構図が秀逸だった。エンディングの作り方も素敵。
色彩美というのが前情報だったが、ストーリーがやや難解。日本人にとっては難しい作品なのでは、と感じた。
ストーリー展開もほとんど無く、モノローグ中心のため単なる歴史回顧作といった印象だった。
ストーリー展開は平板だけれども、市原悦子の演技が鑑賞者の心に深く入り込んでくる作品。この手の作品、本当に涙腺が緩んでしまう。
中村佑介のイラスト好きとしてはかなり楽しめる作品。吹き出しの使い方や転換のしたか等、アニメーションの幅の広さを痛感。
映画館での爆笑なんてほぼ初めて。平岩紙の演技といい、定点観測のカメラワークといい、痛快な作品。
二転三転のストーリー構成にかなり引き込まれた。文化的理解がなくとも純粋に楽しめる作品。
説明的な要素が少なく、引き込まれる作品。國村隼の怪演が話題になったが、まさにその通りだった。
ドラッグというキーファクターもなくなり、前作のいい意味での粗っぽさがなくなっていた。
T2との連作上映のため、早稲田松竹、大混雑。Born Slippyを聴くための映画であって、ドラッグカルチャーが身近にない日本においてはそれ以上でもそれ以下でもない感じ。
全体を通じてスラップスティックな世界。しかし、絵画という動かない世界=死、から、生を取り戻させた擬似家族、という構図は新鮮だった。
中盤から最後にかけてのアラン・ドロンの美しさにつきるが、酒宴の場の建築美にも見惚れる。