sunflowerさんの映画レビュー・感想・評価

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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.7

前作から24年。「好きな映画は?」と聞かれたら「うーん、色々あるけどグラディエーターが好きだな〜」と答えていた。続編ができるなんて思いもしませんでした。マキシマスの魂がグラディエーター達に継承されてい>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

映画館で観れず、配信されてからはお気に入りに入れたがそのまま放置、今日になってようやく監視。私のバカ...何で映画館で観なかったのか。こんなに素晴らしい作品を見過ごしたままだったとは。素晴らしい演奏だ>>続きを読む

アコーディオン弾きのミラ(2023年製作の映画)

3.5

11分のショートフィルムでストップモーション作品。


ダークファンタジーかと思ったらダークそのものだった。ちゃんとホラーじゃないか。救いのなさ、怖いって!
幼い子はトラウマになりそうだ。


悪魔?
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ジャスティス(2024年製作の映画)

3.1

また掴んでしまった、ポーランド映画を。面白い!と言えないのに独特の余韻が好きで観てしまうんです。


秘密警察の幹部だった男が、銀行強盗事件の犯人を突き止めたら現場復帰させる、と言われ動き出すんですが
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幻滅(2021年製作の映画)

3.1

バンジャマン・ボワザン、セシル・ドゥ・フランス、バンサン・ラコスト、グザヴィエ・ドラン、ジェラール・ドパルデュー...

えぇ〜っ、豪華!観なくちゃ!
こんなミーハーなノリで観てみたら「え、なんかカタ
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.4

陰陽師、とつくものは大好きです。やはり野村萬斎さんの陰陽師が個人的には一番だと思っていますが、山崎賢人さんも合ってました。火のように熱い役も水のように流麗な役もできるんですね。彼は声が涼しい。

陰陽
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.6

怖い、怖すぎる。「もしアメリカで内戦が起きたらどうなるか」という映画、くらいに思ってた。いや、その通りなんだけど、観ているコチラも頭上や背後が心配になるほどの爆破、銃撃だったんですよ。


アクション
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.0

「怖くない」という感想をチラホラ目にしていましたが、いや、わたしは怖いと思いましたよ。人生の中で番組存続と視聴率、そんなに大切なものなのか?大事なものを見誤って、いつのまにか自分が悪魔に魂を売ってしま>>続きを読む

カラーズ・オブ・エビル:レッド(2024年製作の映画)

3.0

ポーランドのサスペンス。東欧作品って、猟奇殺人モノ多め、展開が淡々としてる、死体はしっかり見せる、というイメージ。今回もその傾向強し。死体のインパクト強い。グロいんじゃなくて強い。ドラマチックになりそ>>続きを読む

エコーズ(1999年製作の映画)

3.6

思わずイイもの拾ったな〜。私はとても面白かったです。世にも奇妙な物語というか、奇跡体験アンビリーバボーというか。
ケヴィン・ベーコンは穏やかな雰囲気より狂気じみてたり、鬼気迫ってる方が似合いますね。今
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デリヴァランス -悪霊の家-(2024年製作の映画)

2.5

お、重い。悪霊、悪魔憑きがテーマであり、貧困、人種などが絡んでくる。何かに憑かれている以前に、ジャクソン家はどん底のアフリカ系貧困家庭だし、色々問題があって子供達ともギクシャクしている。末息子が何かに>>続きを読む

呪われし銀(2021年製作の映画)

4.0

想像よりグロくて驚いた。ジプシーへの領主と村人の仕打ちが酷すぎて。そりゃ私でも呪うって。でも、ただ怖いだけでなくどこか美しいです。重厚で暗めの映像とか、淡々とした展開は非常に好みでした。冒頭は「ん?戦>>続きを読む

アビゲイル(2024年製作の映画)

4.5

アビゲイルがヴァンパイアなのは最初から知らされてますけど、彼女のキャラは想定外だった。強い、怖い、情けなし...までは想像できてたんですよ。でも、あのスピード感はびっくりですね。あの姿を見たら戦意喪失>>続きを読む

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

2.5

コメディかと思ったら全然違った。この救いのないクリスマスは何なんだ。

アシュリー可愛い〜とゆったりのんびり観れる時間は束の間だった。真っ黒なモノを可愛くラッピングした映画だ。ホラー?サスペンス?何と
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クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.5

私の中では伝説的な映画。子供のころに観て、今でも強烈な因子のまま。エリックの白塗りメイクのせいだと思うけど ww
怖い見た目に反して、心優しいエリックがイイですね。もちろん悪党には容赦ないですが。
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.7

今年の大本命の一つだったので楽しみにしていました。今回はなかなか怖いと聞いていましたが、確かに。まさに生存率0%です。「後ろ!後ろー!」と心の中で叫ぶしかないシーンがけっこう多かったので、体がビクビク>>続きを読む

ブルーピリオド(2024年製作の映画)

4.0

美術、描くこと、これを映画でやれるもんかいな?と単純に興味を持ち、鑑賞。

原作を読んでないからかもしれないけど、思ったよりとても良くて、大好きになってしまった。セリフ少なめ、目の演技がみんな素晴らし
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カクテル(1988年製作の映画)

4.5

多分、トム・クルーズの出演作を半分くらいしか観れてないと思う。アマプラで配信終了が近づいていたので、慌てて観ました。

もっともっと軽めの青春映画かと思ってた!全然軽くない。楽しいことも挫折も味わって
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.5

美しい自然と美少年、きっと素晴らしい映像美に違いない...。そんなよからぬ心を抱いており、前から観たかったのですが、あまりに悲劇だった。もちろん予想していたのですが、突然すぎる。胸が張り裂けそうという>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

豊穣のために人身御供を捧げる古代宗教を信じる島民。『ミッドサマー』の元はこれではないか?と当時よく耳にしていた本作。やっと観れました。純粋な信仰心は、敬虔なキリスト教のハウィー警部も一緒なんだけど、ど>>続きを読む

デ・ヴィル家への招待状(2022年製作の映画)

2.6

ワイスピのナタリー・エマニュエル主演!ということで観ました。彼女のルックスが好きで。今回もキュート且つ美しい。

彼女の相手役ウォルターが非常にクラシックな見た目で、お屋敷の主人というのがとても似合っ
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.9

デイジー・エドガー=ジョーンズとグレン・パウエルの共演って、なんか新鮮。イメージが正反対だからかな。落ち着きあるケイトと軽そうなタイラー。デイジー・エドガー=ジョーンズが出ると、大作でも深みある作品と>>続きを読む

ザ・コンヴェント(2018年製作の映画)

2.9

想像よりもスプラッターだ。オープニングから血まみれシスター達が苦しんでるもん。あれ?私ナメてたわね...って思いました。


とは言え、しばらく静かなんです。「ここは何かがおかしい」と、主人公は修道院
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バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

3.0

毎回超人お父さんなリーアム氏だが、今回はちょっと普通っぽさがあった。優秀な金融ビジネスマンだが妻や子供達とはちょっとギクシャク。こういう感じも良いナ。

年齢を重ねてからアクションづいてきた俳優さんっ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

映画館で観たかったー!
と強く思いました。
ドルビーか4DXでも良かったな。

シェルビーとマイルズの信頼関係、メカニック達とのチームワーク、そして何よりル・マンのレース。ハラハラしました。過酷な環境
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.5

イギリス映画界の熟練俳優が本気でSFコメディ!みんな重厚な作品にも出るタイプの人達だから余計に笑えます。

昔読んだインタビュー記事に、ユアン・マクレガーだったか、当時の他の英国若手俳優だったか覚えて
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心霊写真(2004年製作の映画)

3.6

「主演のアナンダがカッコいい」
そう友達に教えてもらったのでさっそく観てみました。


「ホントだ、甘いマスクがいいねぇ」と思って楽しんでたらそんなの束の間だった。
邦画ホラーと味わいが似ており、けっ
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フェラーリ(2023年製作の映画)

3.7

なんて激動の人生なんだ。息子の病死、経営不振、妻との不仲、愛人とその間にできた息子、ドライバーの死、ロードレス中の悲劇...何人分かの人生を1人に詰め込んだぐらい色々ある。

エンツォ・フェラーリ氏だ
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

4.0

怖ー!じい様ばあ様怖ー!でも私間違ってた!怖いのは世界の仕組みでした。途中からブラックコメディと思いたくなったくらいだよ。

最後、自分を差し出した青年の無償の心よ...。約1時間半のホラーだけど、な
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蟻の王(2022年製作の映画)

3.7

美しい2人を観れるわ...とよからぬ心で観たら、とんでもなく考えさせられた。
この頃のイタリアの思想って怖い。2人は世間の偏見にさらされ...ううう。

この事実を知れて良かった、と思う。

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

2.2

スーパーに巨大ザメ、強盗、人喰いカニ、高圧電線、一生分の不運が重なりまくり。主人公が正統派イケメンで終始シリアスな表情なのが逆に笑える。

良質なサメ映画が続くと、逆にこういう人間をガブガブ喰らうサメ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

色んな人に「サメ映画好きならコレ面白いよ」とおすすめされていました。最近、サメ映画の波が私のところにキテいるため(?)鑑賞しました。今ならネトフリやユーネクストて観れます。

巨大ザメが突然現れるとこ
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フィリップ(2022年製作の映画)

4.3

過激すぎて発禁となった小説を映画化...。しかも作者の実体験が元になっているとな。このくだりだけで気になりすぎるってものよ。

ナチスドイツに家族と恋人を殺された青年の話ですが、戦争モノでありサスペン
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.0

フランスでもパリでもセーヌ川でも、サメが似合わなすぎる(^O^)
でも、パリ五輪が近いから妙にリアリティを感じられました。

ここ最近のサメ映画の中では一番の阿鼻叫喚を見せられた気がする。中盤までは「
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.0

前作からだいぶ経ったので細かいことは忘れちゃった。でもレントンがお金を持ち逃げしたこと、スパッドだけに分け前を残したことは覚えてる。

今回も、全体的にスタイリッシュ。だからこそ、観てる最中は気づかな
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.7

主人公サミラ、そういう設定だったのか。サミラの人生の終末と世界の終末が重なっているのか。彼女はこれまで周りとは違う心持ちで生活していたが、このような状況になって、サミラでなくとも人間は終わるタイミング>>続きを読む