kankoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

ヤクザものは苦手なんですがなんかもうこれはエンターテーメントという感じなので楽しく観てしまいました。前作も確かWOWWOWで観てその時の方がうわ〜〜って思った気がする。

それにしても役者さんて凄い。
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.8

かつて子供の頃に住んでいた家を取り戻すことは彼にとってのアイデンティティを持つことなんだろう。

なんとなくのイメージしかないサンフランシスコ、そこに現実に暮らしてきた人たちのおもい、変わっていく街。
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.6

アイヒマン、名前だけ知っているくらいなので最初この映画がどんな状況の映画なのかぼんやりと観ていて分からなくなり、途中で予告編など観て巻き戻して観ました。イスラエルの諜報員達がアルゼンチンに逃亡していた>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.5

スコアが高すぎるのは分かっているんです。
けれど若い日、苦しい時に映画館に観に行って物凄く励まされた思い出の映画。
そんな想いがあるので果たして今観てどうなのか少し怖かったけれど今観ても良かった。
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The Hand of God(2021年製作の映画)

3.8

イタリアのナポリの風景がひたすらに美しい!
最初いっぱい人が出てきて喋りまくるので頭の中がごちゃごちゃになっていきなり挫折しそうになった。それでもと頑張ってみ続けて良かった。結構好きな作品です。

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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

途中で誰がソゼなのかわかってしまった。この登場人物達だとだいたい薄々わかってしまうんじゃないかな。

序盤、ボーッと観てたら訳が分からなくなり最初から見直しました。

コバヤシ、全然日本人ぽくなかった
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

-

今回はスコア無しです。

ウクライナの市民の人々の強さを見ました。この様な事がつい最近起こっていたことを知らなかった。

このドキュメンタリーを観ながらここにいる人々が今どうしておられるのかと思ってし
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.6

ただの英雄物語として撮られてなかったところが良かった。退役軍人たちのその後の精神的な苦悩、残された家族の思いなどが描かれていたし、勲章を与えられるのもその地位などで全然違うと言うことがラストのエンドロ>>続きを読む

人間の証明(1977年製作の映画)

3.6

Netflixて見つけたのでなんとなく観てみました。当時かなり話題になっていた微かな記憶コマーシャルかなんかで。角川映画全盛期?

事件が戦後の混乱に端を発すると言うところは松本清張のミステリーにも通
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんだろう、ただの友情物語という感じじゃなくてまさにソウルメイトという題名がぴったりなのかもしれない。
  
友達同士で同じ人を好きになるというのは良くあるパターンだと思うけれど友人のために身をひくと
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった〜面白かったし。
難解なんじゃないかと観るの躊躇してたけど全然難しくなかったし。

とにかくその壮大さ、美しさに圧倒される。闘いのシーンとかでも何か緊迫感とかじゃなくて壮大さを感じ
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

良い映画でした。こういうの観るとなんと言うのかホッとする。気負わず見れるけどじわじわくる。

親って本当にどうしようもないなって思うこと多々。歳をとった親の身勝手さに振り回される様子に既視感がw それ
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.8

テレビ伝道師、こんな人達が居たんですね。全く知らなかった。宗教番組「PTLクラブ」
こう言う番組があるのも凄いなと思いつつ、昔もしかしたらある宗教団体のこう言う番組があったかも、もちろん内容はもっと粛
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微熱少年(1987年製作の映画)

3.2

WOWWOW録画鑑賞

WOWWOWでの松本隆特集で放送された作品。自叙伝的作品とあったのではっぴいえんど結成時のような事を扱った作品かなと思ったけどちょっと違った。

どう見ても80年代な雰囲気がぷ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

いじめ問題と純愛。 その二つが切なく結びつきあってもう、途中から泣かされてしまい困った。観終わった後の余韻。少年と少女を演じてるお二人が素晴らしい。こんなピュアな世界があるのかな。

中国映画ってほぼ
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.6

ジュディ・デンチのスパイもの、と言う事でみましたが殆どが若き日の回想シーンだったので観たかった感じではなかった。
実話ベースらしく彼女がソ連へ核の情報を流した理由に重きを置いているみたいだけれど私はそ
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真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公の刑事の行動にはやっぱり理解できない部分がある。突然死した我が子を薬物中毒夫婦の子供とすり替えるなんて。亡骸になった我が子への愛情は? 子供が息をしてないのに救急車呼ばない奥さんもわたしには理解>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

WOWWOW、W座鑑賞

前々から観たいと思っていた本作、W座でやってくれてやったー!と思いました。

とても良かった。物語の後半、華子が美紀の所を訪ねていった所、美紀の言葉にほろりと流されてしまいま
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コレラの時代の愛(2007年製作の映画)

3.5

原作ガルシア・マルケスだしアマゾンプライムで確かレンタル100円だったから借りてみました。

朔日、嵐が丘を観たのですがひとりの女の人を一途にずっと思い続けるという構図は同じなのでは?とちょっと思って
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ワザリング・ハイツ ~嵐が丘~/嵐が丘(2011年製作の映画)

3.8

Twitterでこの映画の事を呟いておられる方がいてしかも配信が今日までと知り慌ててレンタルして観ました。

有名な嵐が丘ですが実は読んだこともなくストーリーも知らなくてまっさらな状態で観ました。
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かったんだけど、でも予告編が一番ワクワクしてしまったという(スミマセン)過剰に期待しすぎてしまった。

予告編でカメラワークの事とか色々やってたので注目して見てたんだけど途中からはストーリーの中に
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.8

クラシックに詳しくないのでなんですがこの方がブラジルのピアニストと知ったからか演奏がとても情熱的に聴こえてしまいました。
それでちゃんと改めて演奏聞きたいなと思ったけどうまく見つけられなかった。残念で
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.6

WOWWOW鑑賞。北斎に関係する作品のミニ特集?の一本。杉浦日向子さん原作、原作はどんな感じなんだろう?と気になります読んでみたくなりました。原作に忠実なのかな? いろいろなエピソードを繋げてあの時代>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。

で、原作ってこんな話だっけ?と思い家の本棚から引っ張り出してきて再読、随分前に読んだので結構忘れていました。
大体の設定は原作と一緒なんだけれど高槻の年齢が違っていたり演劇祭に関わ
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望み(2020年製作の映画)

3.6

WOWWOWのW座で鑑賞

我が子が犯罪者であるのか被害者であるのか、題名の「望み」という言葉に重い意味が含まれている。

序盤の方では息子が殺人を犯したという風に周りから思われていく家族の様子が描か
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.6

初キアロスタミ監督作品鑑賞

ちょっと衝撃受けたので今日はもう他の映画観なくてもいい、と言うか観れない。

なんだか変な言い方だけど童話みたいだなと思った。ストーリーが最高。それぞれに出てくる車に乗る
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姉と過ごした最後の夏(2017年製作の映画)

3.6

WOWWOW録画鑑賞

尊厳死?を扱った作品。姉が最後を過ごす場に何も知らされずに連れてこられた妹。
どうしても死にゆく姉よりも妹の方に感情移入してしまう。 こんなの妹にとってはたまらないでしょう。自
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ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生(2016年製作の映画)

4.0

ケン・ローチ監督のドキュメント。ケン・ローチ監督が撮ったものではなくてケン・ローチ監督を撮ったもの。

彼の映画に対する一貫した姿勢が垣間見れて良かった。政治やマスコミや社会をる相手にそれでも進んで行
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.6

WOWWOW鑑賞

面白かった〜ですがホラーと言うかスプラッターが苦手なのでそのシーンはどうしても拒否感覚が。WOWWOWの映画工房で紹介されてたのですがそれを見なかったら見なかったかも。

でも入れ
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.6

サンドラ・ブロックっておいくつになられたんだろう。とにかくすごい存在感だった。20年の刑期を終えた女性を見事に演じきっていた。

保護司みたいな人が(俳優さんの名前が出てこない😅)何回も言い聞かせてる
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ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年製作の映画)

3.8

宗教的なものに詳しくないのでついていけるかなと思ったけれども全く大丈夫だった。
なんでこれを観ようと思ったのか、題名に惹かれて思わずレンタルをポチしてしまったのか。 1972年と、結構昔の映画。

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になってた作品。昨年?のアカデミー賞で紹介されてた時のイメージとはちょっと違った。ぶっ飛んだサイコ的な内容かと思っていたが中々深い問題を孕んだ作品だった。 

学生時代に失った友人の復讐劇? 
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

憧れのトリュフォー監督作品。シネフィルWOWWOWで鑑賞。もっと気軽にヌーベルバーグの作品を見れるようになると良いな。

なんて書きながら実はこの有名な作品初めてきちんと観ました。
とにかく主人公の少
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.6

NHKBSプレミアムシネマにて

多部ちゃんの魅力全開。色々と難しいことを考えないで楽しめる作品。
志賀さん良かった。志賀さんの出ている新作の映画やドラマをもう観れないのが寂しい。

最後のシーンも好
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.6

これは観ていて後半に向かっていくにつれどんどん何か起こってしまうんじゃないかと不安が増大してしまって観ていてしんどかった。

子育てに対しでここまで過剰になってしまうとやっぱり傍観しているこちら側は母
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

恥ずかしながらジョナサン・ラーソンの事を全然知らなかったしその作品「レント」の事も知らなかった。しかしそれでもグッとくるものがありました。

最初ミュージカルとしては地味な映画だなとか思ってしまったけ
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