時をぶっかける少女さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

時をぶっかける少女

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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

4.0

社会構造的暴力の不条理を如何にしてこどもへ伝えるか

という主題で物語が貧困国といったマクロな視点、学校や家庭といったミクロな視点からストーリーはテリングしていく。

主題が主題なだけにテーマを扱って
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ぜんっぜんへルターがスケルターしていない!!その中途半端さに見ていて(「別に」演出の効果ではなく)気持ち悪くなる!

これは映画的不自然さにあるのだと思う。色々こだわっているのだろうけど、ことごとくそ
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映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

のび太の父にスポットを当て、開始10分で「うわ、これ名作の予感だわ」と涙ぐませる素晴らしい伏線。完全回収はされないものの、子どもと一緒に見てるお父さんには「父と子の冒険譚」そのものが素敵な秘密道具なの>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

5.0

そちらの方に少しでも精通した事のあるあなたならきっと同じ事を思ったはずだ。…ん?これなんてエロゲって。起草の段階は同じはずなのに何故こんなにもこちら側はミニシアター系でオシャレな外観でカップルで観に行>>続きを読む

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年製作の映画)

5.0

痛々しいほどに生々しい。

ヘラヘラして夢語るだけのバカみたいな大学生どもにこそ見て欲しい一作。

…うーん、問題は彼らにそれをどう伝えるかなんだけどね。笑

ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

3.0

『キックアス』よりセンスなく『スーパー!』よりウィットに富んでない。逆に言うとこの二つを見ている人からすればこの映画はそれらを「あーやっぱりあれ最高に面白かったよね!」と思わせる作品だと思わせてくれる>>続きを読む

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

5.0

とにかくセス・ローゲン無双映画。そしてこの映画、一緒に『ブルー・バレンタイン』と『ドライヴ』を借りて見よう!

もうこれでもかというほど、セス・ローゲンが良いやつ!!!本当に人間味のあるめちゃくちゃ良
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.0

どうせならもっと痛快に肉弾系アクション映画にしてほしかった。妙に伏線っぽいサスペンスタッチを匂わされたもんだから、内容がある話なんじゃないかと思ってしまったよ~もう。もっと殴り殴られだけの安心して見ら>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

とにかく色んなクールジャパン要素をふんだんに盛り込んだまさに"日本人の魂を揺さぶる"映画。かく言う私にとっての揺さぶられポイントを込めあえて一言でこの映画を言い当てるならば、ハリウッドリメイク版『ウル>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

鑑賞後すぐの感想で評価をつけていたら2だったと思う。理由は私には全く泣けなかったからだ。だが、それからなぜ泣けなかったのだろうかと胸に引っかかり続け、他の映画を見ていくにつれ評価が上がっていった。現状>>続きを読む

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

5.0

園子温役の星野源と園子温役の長谷川博己が出会い、一人でももう十分個性的なのに合体してしまったばかりに動くダイナマイトと化した園子温が映画を作る時・・・!!『パシフィック・リム』で散々今年は映画の神様と>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

映画館で鑑賞。

とかく最近は他者を理解しようと試みることができるようになった時代。そしてこれはまだ他者を理解しようともしてなかった時代の話。

移民で、異教徒で、出っ歯で、ゲイでっていう最近の日本人
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アラジン(2019年製作の映画)

3.0

映画館で鑑賞。

真っ青な顔のウィルスミスが登場すぐに目に馴染む不思議は十分魔法の域だと思います。

十分楽しかったけど、アラジンでこのタイミングで実写ってことは映画好きからすると、絶対バーフバリと比
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

先日NHKでやっていたので鑑賞。見終わった後に、アニメの映像にびっくりするくらいリアルな生きることを感じられる(主人公のその後の暮らしを想像してしまう)のは、新鮮な感覚でした。

戦争は確かに昔日本で
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