ピケさんの映画レビュー・感想・評価

ピケ

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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

映画館で観るべきだった…!!!途轍もない後悔。ご飯作ってるシーンで号泣した

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

カッコよかった。
この監督の作品はいっつもカッコいいって思わされるから不思議。
個人的でナンセンスな感想だけども、動かない雲っていうモチーフに、自分は雲に対して「雲の形をいくら見ても正確に記憶できない
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

面白かった!
ちょっとだけ笑えるシーンをチョイチョイ入れてくれてて、何故か衝撃的なシーンよりもずっと心に残った。別に意図してないだろうけど。
あっという間に見終わった感じ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

監督の固執するモチーフ、各年齢・性別におけるキャラクターの(宮崎駿的)典型像、執拗な動物や人間の動きの描写、手品のように次々と出現するファンタジー映像、その全てが凝縮されていた。なんだか彼が描いても描>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

2.7

モリモリのエンターテイメント!
サスペンスありアクションありロマンスあり。凝った背景設定の割に展開は力技な印象。
コナンの映画を劇場で初めて見て、手短に説明される「体を縮められた探偵である」という突飛
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

「なんだか僕が全部悪いような気がする!」という台詞がかなり、かなり良くて、これが聞けただけでも見て良かった。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

よく調べもせず友達に騙されてついて行って観た。
最悪だった!
なんでこんなもの見なけりゃならん!?と思ったが、いい映画であることは認めざるを得ん最悪な映画。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.3

シルクのような触り心地の映像。上映前、スカボロー・フェアが繰り返し流れていたのが好きだった。
バスの中とか、並んで歩く2人の後ろ姿とか、ふとしたときの光にたまらないような気持ちになる。いつでも主人公の
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

3.0

かなりカッコいい映画だったと思う。映画を見て吐くことがたまにあるけど、序盤のうちは今回もそれかなと思った。頭痛と眩暈が映像化されたようで、それに加えて虚とも実ともつかぬ暴力。
緊張が高まり、人が死んで
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Summer of 85(2020年製作の映画)

2.6

こ、恋だ〜〜ッと思って…、何だろう、本当に正直に言えば、結構陳腐で居た堪れなかった。冒頭の叙述で、恋とは別に死への興味という狂気があって、それが全てを壊していく、みたいな話かなと思ったら、恋に始まり恋>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.8

最高!にしろ最低!にしろ感情の針が極端に触れるのはいい映画だ。感想を聞かれたら最低だったと答えるが、観るべきかと聞かれたら観るべきだと答える。
憎しみを物凄く高い濃度でどろどろに煮詰めて、そこにいきな
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.0

何だろう、余りにノイズがなくてビックリした。純粋に自分の、パートナーの人生の選択について、愛についてだけの問題を考えている。経済的にも人間関係的にも2人にとって他に何も乗り越えるべき問題はない。だから>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

演技が、演技がすごすぎる。
だんだん本来の自分に気づき、後戻りできなくなっていくリリーと、旦那を失いつつある恐怖に襲われながらリリーを受け入れようともがき奮闘する妻。色白で線の細い夫と、どこかオリエン
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