KatsutoshiHondaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

KatsutoshiHonda

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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

4.0

君は固定された人物ではない。

誰もが該当しえて、夢の形も決まっていない。いわば君の夢は、いくらでも数えることができる。

誰にも理解されない夢でも、見栄や虚栄心がいきついた先の夢でも、凡庸な夢でも、
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.0

SEXから生まれた恋愛感情のゆくえ。SEX発の純愛はありかなしかという問いを、倫理や道徳を超えて投げかける。「快楽のみを目的とした性交後には何も残らないことを自明のものとせよ」というスケベニヒリズム的>>続きを読む

紀子の食卓(2005年製作の映画)

5.0

ヒミズをみて傑作だ!と騒いでいた私をみて笑っていた飲み屋のお兄さんの気持ちがわかった

トパーズ(1991年製作の映画)

4.5

成長の裏側に存在する退廃を明らかにし、退廃の先にある絶望と希望を提示している。

快楽行為によって、それを享受した肉体によってのみ「実存」を見いだそうとする退廃的な人々は、破滅と隣り合わせにある。しか
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全ての事が終わった後の行動は、母性を取り戻したわけではなく、喪失した母性を取り戻したい、という後悔であり、心から救いがない。

MOOSIC LAB 2013/あの娘はサブカルチャーが好き(2013年製作の映画)

4.0

二部構成でした。いかにサブカルチャーが空っぽだったが痛いほど見せつけられて、最後はフェイクドキュメンタリーは嘘つきの映画なのか?という監督の自問自答が始まる私映画作品でした。

最終的にフェイクド
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希望の国(2012年製作の映画)

3.0

私が物語において注目した点は
・父親の心情変化
・母親の「帰ろうよ」という台詞
・NHKドラマのような夫婦の台詞

でした。若い恋人たちにより「帰ろうよ」という台詞が伏線になったにもかかわら
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