かずさんの映画レビュー・感想・評価

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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.5

今さらだが観た。
日本公開当時に周囲の評判がとてもよかったのだが、歴史的背景を学んだうえで観ることを推奨されていたため何となく気後れしてしまいなかなか観るに至らなかった。

結論からいうと周囲の声は正
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

2.0

導入といい社会問題へのアプローチといい最初はいい感じだと思っていたが、最後の解決方法で「おや?」と思い、振り返ると疑問に思うところが出てきてしまった。

この作品に出てくる女性は善良でスマートな女性か
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

日本アカデミー獲ったからもあって観た。
当時周囲で話題になっていたが時間を取らなかったことに後悔する内容だった。
今政権下でこの作品を作り公開したという事実に感嘆する。

ただこれが日本アカデミーを獲
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

怖かった。
コメディっぽさを前面に出したプロモーションをかけていたがこれのどこがコメディ?
(確かにユーモラスな部分も多いが)
ごりごりの社会派だし、現代アメリカ、ひいては現代日本の問題に斬り込んでい
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

2.5

昨今のフェミニズム運動の根幹を体現する作品としてとても期待していたのだが、高尚さは専門用語、専門知識の羅列にとどまるという肩透かしを食った。
特に裁判での陳述部分はこれ本当にこういう流れだったのか?と
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

こんな3Dアニメ映画が観られる時代に生まれてよかった。
アメコミを融合する(吹き出しの演出等)は予想できていたが、多次元をああいう風に表現するとは。
ストーリーは元ネタが分からない人でも十分に楽しめか
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

最高に面白い!
アナ・ケンドリックとブレイク・ラヴリーのキャスティングというだけで十分魅力的なのに、ラストが最高によかった!
途中までのサスペンススリラーっぽさは最後のためにあったのでは?と思いたくな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

2.0

俳優達の演技は文句なし。
ただその分脚本の凡庸さが目立つ。
この作品を今作る意義とは?
米国公開後の物議やアカデミー賞での黒人出席者の反応、表面のとっつきやすさだけでこの映画を高評価にはできない。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

スプリットのエンディングで明かされたまさかのユニバース化からの今作。どうなるか期待と不安でいっぱいになりながら観てきた。
観終わってからも期待と不安がいっぱいってどういうことなんだろうか?
シャマラン
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

事件の詳細を知らないで観に行ったため、クライムサスペンスとして楽しめたが、フィクション含有量が気になるところ。
クリストファー・プラマーが代役とは思えない迫真の演技だったので、アカデミーノミネートも納
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.5

ご都合にご都合を重ねた映画。
ロック様かっこいいですますにはあまりにも筋がスカスカかと。
ゴリラとの友情はファンタジーとして受け入れられるが、肝心のアクションやストーリー展開が凡庸なうえ緩急が少ないの
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.5

‪モリーの挫折と成功と転落という話しか起訴されてからの法廷劇を想像していたんだけど、そのどれでもあってそれだけじゃない話だった。
こんなに知性と行動力を持ち合わせている女性が選んだ人生がどうなるのか、
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

面白かった!
予告で予想していた作風とは全然違っていたが、良い意味で裏切られた。
それぞれの登場人物の一人称で語られているような物語なのに、これしかないと思えるような絶妙にバランスが取れたストーリー展
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

面白かった!
ポリコレに配慮されているのも時代を感じるが、それが物語に無理なく収められているのでますます好感度が上がる。
あと、なんたってロック様が格好いい。
ただ残念なことに謎解きとしてはB級。捻り
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

割と物語が破綻してるし、人を不快にさせる役も多い。主人公のバーナムが一番癖があるが、ヒュー・ジャックマンの滲み出る人柄の良さとチャーミングさでなんとかカバー。歌は文句なしにいい歌が多い。ただ中には時代>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

評価が分かれる仕上がりかと。面白くないかといわれると確実に面白かったんだが、前作の続きと思い期待すると肩透かしを食うかも。トーンが明るいので戦闘が見やすい。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.5

毎回ゲスト声優がいるコナン映画だが、今回のゲスト上戸彩の演技は秀逸。彼女の声だと認識できるのに、素人にありがちなマイク乗りしていない浮ついた感じが少ない。重要な役どころでこの効果は大きい。声にストレス>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

話はありがち、スケールだけがやたらと大きなCG大作ではと穿った見方をしていたけど、スピルバーグ作がそれだけで終わるわけなかった。大変面白かったし、ポップカルチャーのリアル世代である40〜50代だけでな>>続きを読む