コサカエリンギタイムスリープさんの映画レビュー・感想・評価

コサカエリンギタイムスリープ

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

外国人が考えた日本の描き方がでたらめで面白いし、怖い描写多いけどテンポよく見れた。

全員敵だからこそ形勢が目まぐるしく変わる感じが飽きずに見れる。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

思った以上に重い空気の映画だった。
「キラキラしてて、掴めなくて、風に流されて、重力に逆らえない」
マリコを表してるな。

もう会えない人と会うには生きるしかない。自分を大事にして記憶の中で、、
なん
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

会話のリアリティがとても好きな作品。
バイトや家事など悩みの種はあるあるなのに、会話の内容がぶっ飛んでて、鬱憤も「あーマシンガン撃ちてえ」で晴らせるのがポップでいい。

洗濯機が壊れたときに、「洗濯機
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

目が離せない映画だった。

墜落の瞬間の座席に押しつぶされるシーンは心臓苦しくなる。
肉を切る役をかって出た人たちの優しさも、良くなる見込みがない怪我人を介抱する人たちもまさしく絆だった。
お菓子食べ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

日雇いの仕事を続けてもいいというウィルに対して、同じ環境にいてはいけないと感じ、ある日突然消えてしまうことを喜んでくれる不良仲間が素晴らしすぎる。

天才は上手く使わなくてはと思う気持ちもわかるし、期
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.0

3人が戦って最後にはダー子が勝つ
そんな未来を想像してたが、結局は3人で勝つのがこだわり強くて感心。

3代目に感謝するシーンで「大切な人たちに出会わせてくれたから」っていうのが感動。
ジェシーとスタ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.7

人間の成長や関係性の変化を描くストーリーがメインで、コンフィデンスマンらしい伏線回収は弱めかなと思ってたけどラストに見事やられました。

エンディングも終わって、2年前の中国でだー子が言ってたアイデア
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.0

ニコを探す中で、もしかしたらと思ってた予想が当たった。
元の生活に戻ることを望んだ主人公の裏には、自分の命を救ってくれた愛する人が目の前で死んでしまった世界線のニコもいるのが残酷。

みんなに精神が狂
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(2022年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃどエロだし、さわ子と森のいちゃいちゃシーンが愛おしすぎる。

自傷行為のように体を重ねる思考は理解できなくて好きではないが、さわ子が見せる肩越しの表情で見てるこちらも疑心暗鬼になる。

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

東京の街並みが綺麗だし、会話ベースで進む展開が見ている自分の存在を忘れさせる。

逸子の言うように、女性同士の分断ではなく、美紀の言うようにどんな階級であれ泣きたくなる日や楽しい日があるなら、それを共
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.5

話の内容が「天使のくれた時間」に似ているが、家庭を疎かにすることへの後悔をみんなが感じていることの現れだな。

一度早送りした(逃げた)ことは、次からも早送りされてしまうというのは、一度楽な方に逃げた
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

サイコスリラーとしての怖さがありつつも、見えない時間の流れにも規則性があって、原因と結果が必ず一致していて、見えない力で収めずにストーリーが進んでいて好印象。

謎の組織も訳のわからない信念ではなく、
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

2.5

最後の読後感はとても良かった。
忘れてても繋がってて、時間が
お父さんが自分の最後を聞かなかったことは、自分の研究が自分のためではなく未来のために利用されることを心から望んでいたからだろう。
その上で
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

街に帰ってきたときの「街が小さく見えた」っていう言葉がこの冒険の意味だと思う。
子どもたちは自分が生きてる世界が全てで、誰も自分を知らないところに行きたくても行く術がわからない。

振り返ると小さな悩
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

まさかこれで終わりか?となり思わず「は?」
ってなってしまう。

黒人の家に白人が泊まり、黒人は自分の家にも関わらず地下で過ごすことになる。って言う部分はアメリカの先住民と移民、人種の棲み分けを描いて
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.0

チームの雰囲気が好きすぎる。人種も年齢も性別もバラバラでそれでも一つに向かって、これがたまらなく愛おしい。

悪い人たちなのに何故かチームとしてみんなリスペクト持ってて、無邪気で良かった。

終わった
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

結末に鳥肌止まらん。こんな悲しい真相は初めてだった。

古典作品の部類に入ると思うが、このラスト考えたの天才すぎる。
純粋に先読みしすぎて、名探偵とは会話できないなと思った。

「殺人犯はいません。こ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.5

気楽に見れるエンタメ映画だった。俳優さんたちのヤンキー姿がすごい似合ってて、見た目でわかるキャラ設定がとても良かった。

ヤンキー漫画を模したメタ的な視野がほんとにネタになってた。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.5

家族のドタバタコメディーとして面白かったし、お金という軸に沿って、大金がかかるライフイベントや仕事との向き合い方について心を動かされた。
生きるにはお金がかかる、いつまで生きるか分からない。これは永遠
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

繰り返しながらも同じ日はない、そんな感情を持った。

同じ目的のために仲間が増えて、何をやるかよりも誰とやるかが自分の幸せなのかなと主人公たちが気づいてよかった。

社長に信じてもらうための先読みプレ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.5

風景、音楽そして水墨画、全て爽やかで気持ちのいい映画だった。

水墨画の中身や技術的な部分はあまり触れられてなかったが、登場人物のキャラ付けも上手く水墨画について理解できなくても楽しく見れた。

自然
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.7

自分が進むべき道がわからなくなっても誰かを想うことで、自分を見失わずにいられる。

それが母親として描かれていたが、ある種呪縛のよう。

エリアルが生まれてから死ぬまで80年くらいか、説明なしの回想シ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

MX4D初鑑賞

アトラクション要素強くていつも以上のドキドキだった。
出てくる俳優さん後半になるとみんな愛着湧くし、アクションもただのどんちゃん騒ぎじゃなくてしっかり人の意思見たいのが一つひとつ見え
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

コング主導で話が進んでた。
人間の少女と意思疎通できるのだから、話のメインに据えやすいよなとも思うが、それでいて登場人物多くて(コング輸送するサイドとポッドキャスターサイド)ストーリーには物足りなさを
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.0

海外映画で多い引退した元エージェントが、大切なものを守るために戦う話。

本当に話がわかりやすくて小さいストーリーを詰め込んだ感じ。

主人公の人間描写少なかったが、こういう話は大抵自分のせいで奥さん
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.7

上野樹里のシーンがイケメンで可愛くて最高だった。
毎日違う顔になる。ルッキズムを否定しようと思ってもできない現実。

女性側の苦悩も、愛で乗り越える的な綺麗事で終わらせず、最後も女性側から告白するのが
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

3人の父親と2人の母親、どの時代もいいなと思えるように少し都合が良すぎるくらいなのが、人の人生を垣間見てる感覚でおもろしかった。

個人的にはみぃちゃん(幼少期)と優子ちゃん(高校生)の時系列が途中ま
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

2.5

ラストで幼少期のシーンがつながってて良かった。
兄弟も、パズルのピースを手渡した女の子もわからないまま進んでいくストーリーよ心地よかった。

序盤の敏腕会計士姿も素敵

8 Mile(2002年製作の映画)

2.5

大きな力に対するうっぷんを晴らすために、廃墟を燃やすシーンが美しい

自分のMCで歓声を浴びる気持ちよさが映画越しに伝わってきた。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

カオス過ぎる。それなのに見終わったあとに何も残らない訳ではなく、スッキリもしてるし前向きになれる作品。

人生の決断が起きるたびに、人生が分岐してマルチバースになっていく。
そんな世界でことごとく決断
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

2.5

急にサキちゃんがしんのすけに心許すシーンとか、クライマックスに向かう感じが説明なしの子ども向けすぎないかと思ったが、そんな展開の早さもクレしん映画の醍醐味と思える。

サキちゃんがトラウマを克服して消
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

ヴェノムの無邪気な可愛さは前作の方があったが、ある意味人間界に適合してるようにも見える。

一難去ってまた一難のような、次に繋げる含みを持たせた演出がありなかなかスッキリ感が無いのが特徴。
とはいえ登
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

序盤の雪山や、アイスランドの道など広大な自然の映像美がすごかった。

仲間が裏切られて死ぬシーンとかぱっぱっと消費されるが、ストーリーではなく視覚から最高の娯楽だな。

核を操作できるとかデカすぎてイ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

映画でもこのくらいふざけていいんだ。

埼玉vs千葉、この側から見たら局所的なテーマを、映画スケールで実現していてよかった。
特に地名や企業名など思いっきり出ていて好感あった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.8

高いところから落ちるMJをアメイジングスパイダーマンが助けて涙するところは、あの絶望感を思い出させてこちらも泣けてくる。

全員がスパイダーマンに関する記憶をなくすラストでは、思い出せるよう説得しよう
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

思い設定なのに、少しの明るさを見つけて前を向こうと思わせてくれる作品。
最初のシーンの「何にでもなれる」が好きすぎる。

フィクションらしく過剰演出がないからかもしれないがリアリティがすごかった。特に
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