Kyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kyle

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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.7

アメリカン学園コメディの王道のような展開で、ベタに楽しめました。なかなかチームが結束出来ず、メインカップルの関係も悪くなる中盤から終盤にかけてくらいが観てて少し辛かったですが、ラストステージは全て払拭>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

脚本も演技も期待通り、良い作品でした。中盤少し間延びした感もありましたが、終盤の展開にはもう存分に泣かされました。大泉洋と柳楽くん、どちらも本当に最高の演技を見せてくれます。

天才たけしの芸と厳しさ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.9

日常での悩みを少し忘れる時間が欲しいな、と思って観たところ、ぴったりな作品でした。人生の最期を楽しみ切る主演両名がなんとも可愛らしい。さすがに展開に大分無理はあるものの、頭を空っぽにして観れました。>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

有名なシーンやセリフは知っていたものの、通しでは初鑑賞。何十年経っても色褪せない名作とはまさにこのこと、どこまでもジブリらしい作品という印象でした。ストーリーもシンプルイズベストで分かりやすく、これは>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.7

言葉で多くを語らない、大人な作品でした。主役とヒロインがなかなかのポーカーフェイスなため心情が読めないこともあり、公式の作品紹介の文言さえ解釈の一つでしかないのではと思ってしまうほど。ただ2人の関係に>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.3

途方もなく素晴らしい4姉妹。どうしたってこの作品の感想はこれに尽きます。鎌倉の自然も相まって、最初から最後まで美しい映像が続きます。4人とも見事にハマり役で、絶対無いとは分かっていても続編が欲しくなり>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

難しかったなあ、というのが第一印象。あまり考え過ぎずに観た方がよかったかもしれません。

終盤でファーンの心情をようやく朧げながら理解できたものの、おそらくそこはこの作品の主題ではなくて、追い続けるべ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.1

演者が好きな人ばかりのせいで大分採点が甘い自覚はありつつも、とても楽しめました。原作全く知らないながら、余計な説明が無くテンポよく展開していったのがよかったです。

皆最高の演技でしたが、MVPはやは
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.1

全編通して、特に中盤以降とにかくスリリングな展開続きで、まさにあっという間の2時間でした。面白かった!

海外で、状況をよく理解できぬまま何かよくないことに巻き込まれた体験がある人は、この実話はそれの
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

随所にジブリの王道な幻想的描写を散りばめつつ、戦前から戦時に掛かる儚いラブストーリーが美しく描かれていました。物語の軸は相当重いはずなのに、庵野さん演じる二郎さんのキャラクターがさっぱりしているおかげ>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

親友の死を明るく描くというテーマゆえに多少無理のある展開があるため、賛否両論はありそう。個人的には大根監督らしい楽しいお話で好きでした。

すずちゃん始め学生時代の若手組も非常によかったですが、現代の
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

細かい考察は置いといて。
素晴らしい作品でした。散々予習した成果と、過去作に比べ圧倒的に「伝える」ことを意識してたと思われる作りのおかげで、きちんと噛み締めることができました。まさに庵野秀明ケジメの一
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.9

予習ラスト。レビューし忘れたまま考察を読み漁り、なんならシンまで観てしまったので全くフラットな採点でないのは自覚した上で、やはり最終作に繋がる大切なピースということで高評価としています。単体作品として>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.1

復習第二弾。ここからオリジナルとストーリーが乖離し始めますが、個人的にはこのバージョンのレイがたまらなく好きでした。一方で序に続き懐かしの名シーンはしっかりおさえられていて、原作ファンにはたまりません>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディアレン作品らしくシュールな展開の連続。別世界過ぎて全く共感はできないものの、おしゃれな人々とニューヨークの街並みは観ていて飽きません。音楽も素敵。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

復習第一弾。漫画版が一番記憶に残っているせいでシンジくんの暗さが少し嫌になるものの、やはりヤシマ作戦シーンのリメイクは圧巻。久しぶりに名ゼリフもたくさん聞けて満足です。

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

4.1

演技とやや強引な展開に気になる部分は多々あれど、究極のロマンスとも言えるストーリーと圧倒的な画と音楽の美しさで大満足でした。とにかくイタリアに行きたくなる、というか、住んでみたくなります。

昔長く付
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最終盤、採用が決まるシーンはウィル・スミスの名演技もあって、本当にぐっと来ました。が、流石に前段の試練の連続が観ていて辛過ぎて。クリストファーの可愛らしさとクリスの息子への確かな愛情が救いでしたが、辛>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.0

20年以上ぶりに観るしんちゃん、とにかく野原兄妹が可愛すぎて。これは他の作品も観てしまいそう。

随所でひまわりにヤキモチ妬くしんちゃんですが、ちゃんとお兄ちゃんとして優しいのがとてもほっこりします。
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.2

最初の30分でリタイヤ。後半展開があるんでしょうが、もう1時間は費やす気になれないほど苦手でした。実写の方から観ることにします。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

4.0

気分が乗って1•2連続鑑賞。こうやって見返すとスケールは前作より格段に上がっているものの、脚本のクオリティはだいぶ粗くなっていたことに気付きます。3以降の破綻は既に始まっていたのか。

完全に女性蔑視
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

4.2

何年かぶりに鑑賞、子どもの頃から何度観たか分かりませんが、やっぱり大好きな作品です。笑って気楽に観れるコンセプトを守りつつ、2時間通して全く無駄がない脚本構成はお見事。終盤にがっつり盛り上げ、久しぶり>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.9

気楽に笑って楽しめる作品。コメディ一辺倒かと思いきや濃い顔大御所達を上手く使ったシリアスな見どころも用意されており、迫力あって面白かったです。随所の伏線回収もきちんとされていて、ストーリーの完成度も高>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

2021年1本目として、ずっと気になっていた長編を選んでみました。長い。とにかく長い。ストーリーや時代背景も複雑。登場人物多過ぎて訳分からん。しかも出てくるのはひたすらじいさん。なのに3時間半に渡って>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

史上唯一アン・ハサウェイがちょっとだけ霞む作品。それほどまでに主人公、ロバート・デニーロ演じるベンは自分にとって憧れの存在です。こんなじいさんになりたい!

2時間の中に大小折り混ぜストーリーをぎっし
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

2020年50本目。迷いましたが大好きなこの作品にしました。やはり何度観ても名作です。

アンディーという天才に終始感嘆しっ放しなのと、レッドはじめ仲間たちの可愛らしさ、何より2時間以上観てきた彼らの
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

とてもラブリーで、これぞイギリス映画といった感じ。タイムトラベルというトンデモ設定とは裏腹に、すごく穏やかな映画でした。

ティムとメアリーのカップルは本当にキュートで観ていて幸せになりました。メアリ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

上がりきったハードルをしっかり超えてくれました。なるほどこれは名作。

凄いのは、今後次回作以降で確実にこれを超えてくる予感がビンビンなこと。噂には聞いていましたが、これが鬼滅の映像との相性の良さ、底
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

展開は非常によくできていて、全体的に脚色は濃いものの、広げに広げた風呂敷はしっかりたたみ切っています。出演陣のクセの強い演技もハマっていました。

ラストシーンで一悶着あるものの、一応きれいな形では終
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.8

子供の頃に観た記憶がうっすらある程度で、20年以上ぶりに鑑賞し、衝撃。今年どころか、人生で観た中でも一番に近いくらいに好きでした。

よかった点挙げるとキリが無いですが、頑張って2つに絞ります。まず、
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

半沢になる前の半沢コンビによる名作。最高に面白いです。

まず脚本がお見事。コミカルかつ緊張感ある展開で、伏線回収も完璧です。そしてその脚本の良さを何倍も高める出演者たちの最高の演技。全員素晴らしいで
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

何度観ても良い作品。観るたびに音楽と映像の美しさに魅かれて、パリに行きたくなります。

ウディアレンらしく、ユーモア織り交ぜながらも人の本質を捉えてえぐってくるストーリー。終わり方も大好きです。

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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.7

そういえば観たことなかったな、とふと思い鑑賞。クラシックなのに古臭さを感じさせないのは、やはり主演の2人が抜群にイケてるからでしょう。ストーリーもテンポよく進んで、サクッと楽しく観るには最適でした。>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

社会風刺とエンターテイメントを高い次元で両立した名作です。観てよかった。

一裁判もの作品として構成、演技、演出どれも素晴らしいクオリティなのですが、ああ面白かった、で済ませてしまうのはあまりにもった
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

爽やかなお話でした。大泉洋は本当、いろんなおじさんを絶妙に演じますね。好きです。吉田羊、濱田マリも登場僅かながら、良い演技を見せてくれました。小松清野のWナナちゃんは流石に年齢的に高校生と言うのは無理>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

正直半分も理解出来なかったなあと自覚しつつ、2時間半全く飽きずに観れてしまったことを評して。これ初見で全部内容把握できる人いるんでしょうか。

設定やら演出やらだいぶインターステラーとダブっていたよう
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