keecolicoさんの映画レビュー・感想・評価

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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.9

おもしろいつくりだったなぁ。

始まりは、70〜80年代日本のアイドル映画か!と思うような音楽の使い方、

と思うと、ミレーかスーラかターナーか、(画家の名前これくらいしか知らない私💦)みたいな、絵画
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ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション(2018年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリーの作りとしては普通だけど、出てくる人たちが皆興味深い!

しかし、70年代にロックバンド始めて今日まで、女だってだけで相当大変だったんだなぁ、てのひしひし感じた。

信頼してたマネジメ
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

マ・ドンソクさんでスカッとしたい気分で、見逃していた本作を。

同じ敵を追うことになるヤクザと刑事が手を組む。バディものになるかと思いきや…
あくまできっぱり利害関係。

人柄をさらっと忍ばせるだけで
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

4.0

ユーロスペース満席の初日!🥑

脚本の山口慎太朗さんが自然と進行でトーク。

主演:前原瑞樹さんが5年付き合った彼女に振られ、愚痴を聞いた城真也監督が「おもしろいから映画にしてイイ?」と、傷
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

5.0

これまた素晴らしく胸躍るドキュメンタリー!

創設者ベリー・ゴーディと、盟友スモーキー・ロビンソン、爆笑しつつ語り合う2人は、音楽と彼らが育んだアーティスト達への慈愛に満ちていて。

デトロイト、大好
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで観たかったけど(なにやら画角がえらい違う!らしい)とりあえず、残業帰りに間に合うとこで。

いやー、アルゴリズムが、とか、エントロピーが、とか、解ってるほうがいいとかなんとか。ですが、

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

9/10オープンしたばかりのTOHOシネマズ立川立飛で。シアター内は新しい匂いがしました。相変わらず1つおきだけど、満席。


『ようこそ映画音響の世界へ』からの流れでそのまま、取り上
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・トラボルタすげー。
私の知るなかでのトラボルタのカケラもなかった。歩く後ろ姿からしてまったくの別人だった。

イギリス英語ふうなしゃべりかたを一生懸命に練習してるの、けなげた
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.8

実話が元だから、ほんとに、映画観ただけで何かがついてくるんじゃないかとビクビクしながらも、好奇心が勝って観てきた。

話題になってた
“たすけて”

て、『回路』みたいな声かと思ったけど、普通に聞こ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

さまざまな映画において、感情の間合いや質感を映像の物語につくりあげる、という才能に心から敬意を抱きます。

ドールハウスのようでいて、端々に生活が残した傷がある室内 〜 小雪が舞う街角と赤いコートの女
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ひかりの歌(2017年製作の映画)

4.0

約半年ぶりだった!池袋・新文芸坐。コロナ、が聞こえ始めてからもうそんなに過ぎたの……。

本作は、短歌をもとにした物語4作が、ゆるやかにつながるオムニバス。

初めて観たとき、ゆっくりと丁寧に染みてく
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ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.9

ポルトガル、イザベル・ユペール、の文字を見ただけで観に行ってしまった。

会話を通してだんだん、ゆっくりと、人間関係が分かっていくの、いいね。

フランキーは街でも山でもヒール、仲良しのヘアメイ
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

追記: 3回観たけど毎回目の奥がじんと熱くなる。まだ観るであろう。
キネノートは同じ映画でも観るたびに記録できるのに、これできないので、ここに追記。

すっっっっっっっっっっっっっっっっっごく良かった
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オラファー・エリアソン 視覚と知覚(2009年製作の映画)

3.5

昼間、現代美術館で、オラフォー展観たあとすぐに観たので、おぉ10年前はこんな感じだったのか、と。

彼の、人間として地球でどうあるべきかを、展示物のナチュラルな美しさがどう造られたかを通して皆に問いか
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STIGMA -スティグマ-(2020年製作の映画)

4.3

“あの日から私は不要不急”

今のこの状況、この世界で、今つくられる、この視点の映画はあったろうか?とハッとしました。

主演・Ann役のMiokoさんが、さすがモデルさん、しゅっとしててカッコよ
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

好きな役者さんだらけだし、玉田さんだしで楽しみに観に行きました。

気まずい間合いとか、大学からの仲間+ひとり後輩の女子混ざるノリ、みたいなあれこれがほんともう…😆。

が、奈緒さんが、どうしても、“
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.1

タイトルから想像したようなことではあったのにまったく違ったという。なんと言っていいか分からなすぎて呆れ、顎が外れそうでした(笑)。

アメリカの田舎のこういう町だから、というのが同じようにあり、観なが
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横須賀綺譚(2019年製作の映画)

4.0

音楽の入れ方や映像に、えっ今のは…?と引っかかり、あぁでもそんなことってあるよね、と微妙な違和感を少しずつ肯定しながら観ていた自分は、まんまと春樹に取り込まれてたというか、監督の手中にあったのだ。最後>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

5.0

NHK愛宕山8Kシアターにて。

おみごと!!!!!!(としか)

早くまた観たい!!映画館で!!!



*書き忘れてた

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.7

怖かった…

みんなどうしたの? それともオカシイのは私なの? という、最近ほかの映画で観たような状況ですがその質がまったく違った。

オカシイのはあなたよ、と精神病院に入れられるわけでもなく、職場の
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オーバーナイトウォーク(2019年製作の映画)

3.7

ヒモな男の安楽涼さん観たさで行ったのですが、いやぁこの軽いノリ、「えーと俺、どうしたらいい?」の頼りなさ、フワフワした若者・安楽さんは私には新鮮でした。
熱く怒ってるひと、の映画が印象的だったので。
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予定は未定(2018年製作の映画)

3.5

27分という短さのなかで、アラフォー主人公の、過去のプロフィール、仕事先の人間関係、プライベート、本音、が滑らかに分かる展開で、なんてことない会話の運びのなかに、さらりと思いもよらない言葉やリアクショ>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

2.9

それを意識してなくても、ずーっとほめられないと、人は壊れてゆくのだ。

所々、なにこのわざとらしい演出(光の入れ方とか)などと感じた部分は、最後の最後に、あ、そうか〝劇場〟だったんだ、と思ったものの、
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.7

才能と夢はあるが、家族や社会の問題に阻まれ、なげやりになりそうな高校生。ある出会いをきっかけに、試練に遭いつつも乗り越えてゆく、という、ベタな、あまりにもベタな青春物語の王道。

しかし、英国、ロンド
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.9

やっと入ったNetflix!(はまるの怖くて避けてた😅)

名前をつけると離れがたい存在になってしまうよね。

取り戻し、託されて、引き返すあの道、せつない。

出演者が皆ステキです。

オクジャ、ポ
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タゴール・ソングス(2019年製作の映画)

4.5

インド、バングラデシュ国歌等多くの歌を残したタゴール。

ベンガル語を学ぶ中作品に魅せられ、訳詞だけじゃ伝わらない!と映画にした佐々木美佳監督、初監督のドキュメンタリー。

100年経つ今も、人間を導
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇伴や効果音の音程が、そのまま楽曲になだれ込み繋がってく、そしてその歌詞がシーン、心情を説明する、って手法は、モテキ(ドラマ、2011年)を思い出した。

ある出来事を境に、画面の大きさが変わっていく
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

舞台の人たちは世界観のつくりが強靭だなぁと。(電源コード長すぎ!wでもそこでテンション下がったりしなかった)

ちょっとした暗がりのとこで繋いでんのかなとは思うが、常に彼らを追いかけるワンカット風味、
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透明人間(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

透明人間のメカニズムには説得力ある。今ならほんとに出来るかも。

ただ、前半から、あ、あとでこれ使うんだな、とか、あ、息吐くな、とか、きっとあいつだな、とか、あ、あそこにアレ隠したってことは…とか、こ
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ハメルンの笛吹き(1983年製作の映画)

4.4

篠崎誠監督、大学時代(35年前)の8mm作品。
現在〝篠崎監督式美学〟と私が感じる様々が、散りばめられていた。

立教大学の夏と秋の風景の中、廊下を捉える移動、階段を降りる学生の背後のつきあた
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共想(2018年製作の映画)

4.3

篠崎誠監督「意識せずとも時代が映る。ドキュメンタリーのようにフィクションを、フィクションのようにドキュメンタリーを撮ってしまう」と。

それらと、言葉に出来ない、繋がる…、あぁこういう、そう
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殺しのはらわた(2006年製作の映画)

4.6

久々にスクリーンで。冒頭から淡々と、しかし有無を言わせずグイグイ巻き込んでいくリズムに痺れる!

依頼者の心情や目的には興味なし、殺し屋はただ依頼を遂行するのみ。役者として登場の、高橋洋監督、黒沢清監
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おかえり(1996年製作の映画)

4.6

35mm上映。本当に美しい映画、奥深くまで。

篠崎誠監督の映画は、日常の景色が当たり前のように端正で、清らかにしみ入ってくる。そして静かに、ハッとする瞬間に出会う。心が映像になるってこういう
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