けいなかをさんの映画レビュー・感想・評価

けいなかを

けいなかを

映画(90)
ドラマ(0)
アニメ(0)

大人の見る繪本 生れてはみたけれど 4Kデジタル修復版(1932年製作の映画)

-

ほのぼのしてるけど教室に「爆弾三勇士」の額。
活動写真の上映会なんて憧れますわ。

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

-

涙と鼻水でぐじゅぐじゅになった直後、それが一気に引く怒涛の展開が凄いぞ!

あと堪らず両親に会いに行きました。

サーカス(1928年製作の映画)

-

何度観ても名作のチャップリン。
この映画も初めて観た子供の頃とは違った楽しみ方をしていることに気づいた。

馬鹿が戦車(タンク)でやって来る(1964年製作の映画)

-

こち亀で言及されてていづれ観たいと思っていた映画。
コメディなんだけど、底に流れる容赦無い悲惨さ。
抑圧された者にはには戦車で暴れまわらないとどうしようもない哀しみがある。
監督山田洋次なのね。

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

-

何となく今の場所がわかる当時の新宿の場面。東口の交番当時からあったのね(投石されとる)。
主演の横尾忠則があまりにも若々しい。
紀伊國屋書店の創業者がちょい役とかではなくがっつり出演してる。
化粧のせ
>>続きを読む

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

-

皆いい顔な映画。
刺殺シーンで画角が90度横ざまになる所、これを映画でやるかと笑いつつ、躍動感があっていいな。
顔が緑で照らされる→死。真似したい。

狩人の夜(1955年製作の映画)

-

確かに怖ろしくはあるのだけど、もっと暗黒暗黒した映画だと勝手に思ってた。
拳にHATEとLOVEの入れ墨、ロバート・ミッチャムの不気味さは真似したい不気味さ。

トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

-

突ッ走るトラックがボロボロになってゆく詩情。
ヒロインの前で言葉遣いが180度変わる菅原文太がかわいい。
ガソリンスタンド店員、宇崎竜童他DTBBの面々。

帝都大戦(1989年製作の映画)

-

前作より遥かにアクションしてるんだけど、前作より何だか遥かに地味な作品であった。
アクションに重きを置きすぎて前作で濃厚だった衒学性というのか、オカルト・都市伝説的要素が全く漂白されてしまった感。まあ
>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

-

久しぶりに観た!
中砂役の原田芳雄がたまにかわいい。
内田百閒の小説にも出てくる甘木(某)さん。
別世界にゾワゾワと迷い込んでゆくような映画。
相倉久人がどこに出てるのか未だに判らない。

人魚伝説(1984年製作の映画)

-

原発誘致のいざこざで夫を殺された海女さんがモリで関係者その他を皆殺しにする血しぶきじぇじぇじぇ映画。
あまりにも絵力が強く美しく、見終わった後は快感さえ残った。

帝都物語(1988年製作の映画)

-

キャスト豪華。
勝新が渋沢栄一
西村晃が実父西村真琴役
こんなこともあろうかと學天則に自爆装置つき。
今和次郎(いとうせいこう)も出るし露伴翁も大活躍。鏡花先生が辻占でタロットしてる世界線。
すべての
>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

-

チャンバラはいいねー
戦い方が刀中心から銃火器に変わってしまうのは切ない。
近藤勇が離脱する流山は野ッぱら。
藤堂平助がズクダンズンブングンゲームとかコッペパンしそう(世代

近頃なぜかチャールストン(1981年製作の映画)

-

兎角ハチャメチャだ。
老人達の楽しい相互扶助的独立国家(こう書くとなんかアナキズムみたいで素敵)樹立&運営ムービー。主要な戦力は台所道具その他。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

-

え、ちょっと待って予想の遥か数倍面白かったのだけど。
暑苦しそうな部屋の中で怒鳴り合いながら(皆どんどん汗ばんでゆく)対話を重ねる映画がこんなにも面白くなるとは。ミテステリーものとしても楽しめるし、何
>>続きを読む

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

-

やべえ大人とお近づきになって予想通り取り返しのつかない面倒くさいことになる映画。ラストにハートフルのカケラもない。
「この部屋に芸術家はいない!」
端的に言って好きです。

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

-

勉強しないと寅さんみたいになっちゃうよッ!
そんな事言われてても、いい人じゃないか(泣

淑女と髭(1931年製作の映画)

-

龍胆寺雄のデビューが1928年。この映画が1931年。あまりにモダンである。
主人公が「踊りませう」と言われて踊りはじめるのが剣舞というギャグ。マルクスの写真もハッキリ映る!
タクシーから見える夜の東
>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

-

エノケンの東京節で銃撃戦とは斬新至極で笑った。
佐藤二朗のキャラが良き哉。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

作品として面白かった。
「ルージュの伝言」はジブリオマージュかと勘ぐる。

エレキの若大将(1965年製作の映画)

-

ギター初見で目茶苦茶弾ける蕎麦屋さん。そりゃあ寺内タケシならね。
上機嫌で冗談飛ばす司会の内田裕也。
色々行動がアウトな田中"青大将"邦衛。
建物違うけど絶対見覚えある風景と思ったらロケ地日大文理(母
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

-

チャック・ベリーの You Never Can Tell でツイスト踊るあの名シーンを観たいが為に視聴。黒いユーモア横溢する命の安い(誉)名作。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

-

軽い気持ちで視始めたら衝撃だったんだけど。
チンドン屋や風鈴のシーン前後は初期キリコなどシュルレアリスム傾向の作家の世界を思わせる。
衒学的な台詞のたたみ掛けが楽しい。
夢系映画の傑作だと思った。

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

-

音楽が鳴り止まない。
おでぶちゃんが余りに可哀想だがミュージックの夢の中で報われたのだろうか。

八つ墓村(1977年製作の映画)

-

渥美清版金田一耕助。

活劇をなによりも期待する者として。
村人32人虐殺の山﨑努がすごいぞッ!
落武者田中邦衛の飛んだ首が噛みつくのもいいぞ。

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

-

個人的フランス行ったら行きたい所No.1のシュヴァルの理想宮建築秘話。
優しさと愛と狂気(狂気無くして何が理想だ何が愛だ)溢れる胸をうつ映画でした。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

全編にわたる飄々とした感じが堪らない……。
最後は Freight Train で〆られる。好きな曲である。

>|