よく出来た映画だと思う。極々平凡な主人公が摩訶不思議なマスクを手に入れることで、超人的な能力を手に入れ、敵役をとっちめて恋愛も成就させるという素晴らし、ハッピーエンディングな映画。しかも最後はマスクの>>続きを読む
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まあまあ。まあまあだと思う。トレインスポッティングの原作において「『さらば青春の光』は素晴らしかった」というセリフが出て来るがそこに集約される。トレスポの原作者アーヴィン・ウェルシュが、つまりはあの年>>続きを読む
トレインスポッティングのバッタもん。二番煎じを狙って見事に転ぶ。ヤク中のチンピラ兄弟が自分たち以上の悪を倒すことでヒーローになるという、日本で言えば「ビーバップ」とか「今日から俺は!」みたいな奴。はっ>>続きを読む
前作よりかなりクールダウン。前作から20年の時を経た主人公レントンたちの後日談が描かれる。失敗の要素も多い。その典型がベグビーを殺人歴のある人物にしてしまったこと。前作のキャッチコピー「陽気で悲惨」と>>続きを読む
青春映画の金字塔。ブリットポップ映画とも呼べる当時のイギリス文化の集大成。まあ、思い入れが深すぎます。冒頭の「choose your future.choose life」に代表されるように名言、名シ>>続きを読む
スコセッシ節。沈黙は酷評させてもらったがこの作品は悪くない。やはりマーティン・スコセッシは暴力と破綻の世界を描いて結果的に報いを受ける人々を描いた方が様になる。それが引いては「幼い頃の私は映画と信仰が>>続きを読む
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母が一時期好んで観ていた映画。この作品、深く考えると重層的な意味を持っているように思う。フランチェスカは最後、母であることを選びロバートと共にすることを避けるのだが、それはそれで仕方ない。問題は写真家>>続きを読む
「地下に潜むこと30年。あの戦争は終わっていた」。宣伝ポスターのコピーに象徴されるように30年が失われた、30年を奪われた人々とその後を描いた作品。まず俳優陣が素晴らしい。ミキ・マノイロビッチ演じるマ>>続きを読む
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ジョディ・フォスター演じるところの幼い少女をタクシードライバーである主人公が売春から救う物語と一言で言えばそれでおしまい。ロバート・デニーロ演じる主人公は明らかにサイコチックであり、普通じゃない。選挙>>続きを読む
ここまで面白く作られた作品を悪くいう気にはなれない。名前は忘れたがとある日本の映画関係者が「あんまり面白く作っていたんで悔しくなっちゃった」と言っていたのを思い出す。随所に優れたアイデアが盛り込まれ、>>続きを読む
オムニバス三作の内、森本晃司氏が監督した「彼女の想いで」が突出した出来栄え。素晴らしい。残念ながら「最臭兵器」には観るべきところが見出せず、大友克洋監督の「大砲の街」はこういう欧州的な画風、風刺精神で>>続きを読む
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僕の大好きなバンド、グラスバレーのVO出口雅之さんが好きだと言っていたので、幼いながらも背伸びをして観た映画。当時はこんな映画観てる俺ってカッチョいい!という感覚でいたが今観ると相当ノイローゼチックで>>続きを読む
いい映画だと思う。なのに私の中の(僕の中の)ベストな映画!とならないのはなぜかと考える。多分この映画の演出、俳優陣、脚本が優れているのに、またそれが為にかあまりに無難だからだと思う。家族で観るのはいい>>続きを読む
凄い映画だと思う。凄まじくイデオロギーチックではあるが、商業映画としての完成度も持ち合わせている。ギャング時代の序盤、敬虔なムスリム・闘争的人権活動家時代の中盤。そしてそれが裏切りにより瓦解していく後>>続きを読む
いい映画でした。しかしいい映画感、いい映画オーラが強すぎて受け付けない方もいるかも。消失していくフィルム小屋のシーンが美しく印象的。フィリップ・ノワレお爺ちゃんとサルヴァトーレ・カシオ君の交流が儚くも>>続きを読む
岩井俊二監督の出世作。カッコいい雰囲気、どことなく反抗的な雰囲気、何となく自由な雰囲気。それら全てを含めて彼。リアルタイムで観た当時は、よく分からないがカッコいいお姉さんお兄さんが出てる映画、という印>>続きを読む
これです。分かりやすく、明確に面白いポイントなんてないんだけど、最後まで観ようと思う、思ってしまう。ザラザラとした質感で主人公演じるジャン・ピエール・レオが素晴らしすぎる。彼でなかったらこの作品の評価>>続きを読む
面白い。よく出来た映画。ハートウォーミングな映画とはこのような作品のことを言うのだろう。少年風の女の子サガを観るだけでも意義がある。それくらいサガ役のメリンダ・キンナマンの魅力が凄まじい。塞ぎがちな主>>続きを読む
ごめんなさい。皆さん沢山思い入れがあるんでしょうね。いい思い出の作品なんでしょうね。好きなんでしょうね。だがしかし僕にとっては主人公の少年たちにリアリティがなく、生身の肌触りも感じられず面白いとも思え>>続きを読む
まあまあ。まあ、まあまあ面白かった。クラスで映画の上映会をやると言うので、これにしよう!と映画ファンを気取っていたクラスメイトの一部が持て囃した作品。中身はラスト、すべての騒乱から解放された主人公が雄>>続きを読む
よろしくない。はっきり言ってよろしくない笑 前作、前々作と受けてシリーズ三作目。なぜだろう。あれだけ前二作でタイムパラドックスや未来の改変を止めるために奔走したはずなのに、その法則を破りまくり。挙げ句>>続きを読む
前作を受けての続編。クオリティはややと言うかかなり劣るが面白いことは確か。今では実現していそうな近未来のアイデアが満載である。ビフ・タネンを演じるトーマス・F・ウィルソンのインパクト、面白味が凄すぎ。>>続きを読む
言わずと知れた名作。SFでありながらレトロなロマンティックコメディの要素も持つ。本作がデビュー作であるマイケル・J・フォックスの快活さとドク博士役のクリストファー・ロイドの怪演が痛快。マイケルのお父さ>>続きを読む
ジャッキーの全てが詰まっていると言って良い作品。サモハンキンポー、ユンピョウといった盟友と組みジャッキーエンターテイメントの最高峰を築き上げた。スタントを一切使わない生々しいアクションは、今後これ以上>>続きを読む
面白くない。若者が粋がってダメっぷりを発揮するだけの映画。ドラマもないし人間味もない。じゃあ何か問題提起があるのかと言えばもちろんそれすらない笑 ひたすらダメー!の連続。何のためにこんな映画作ったのだ>>続きを読む
最後には少し褒めて寝ようと思う。この作品も例によって職場の先輩と観に行ったが、予想以上の出来だった。というより初めは期待すらしていなかった。「観に行きますかー、けいせいさん」と言われて行っただけ。しか>>続きを読む
誰が何のためにこんな映画を観るのだろう。職場の先輩と観に行ったが最後まで頭の中はクエスチョン。先輩は何とか意味を見い出そうと感想を捻り出していたがそれすら見るのが痛ましく。とにかく意味もなく、不気味で>>続きを読む
特別良いとも悪いとも思わない。赤ちゃんが階上から地面に落ちて「ドッスン」とだけ言って死にもしないといのは、まあこの時代のフランス人のジョークにしては及第点(何様だ笑)
タレント浅田美代子言うところの「>>続きを読む
随分前に観た作品なのでよく覚えていないが、かなり混沌とした作品だったと思う。ウッディとダイアン・キートンの相性もバッチリ。しかしこの作品中身自体はほとんど記憶にない。頭の中で整理する為にレビューしてい>>続きを読む
面白いと思う。出だしも快調だしカチョイイ。今でも印象的なのはウッディ・アレン演じる主人公が「投薬の副作用のためにラビになった」というパート。ユダヤ人であるアレンが、マイノリティであることを逆手に取って>>続きを読む
みんな期待したんでしょうね。辛口ですよ、みなさん。僕は岩井俊二さんの作品だなあと「スワロウテイル」をリアルタイムで観た世代として鑑賞しました。もうファッション、ノリ、空気で酔える時代じゃないんでしょう>>続きを読む
出だしは何となく詩的で良い。だがまさかあんなラストの為に用意されたスタートだったとは。ブラック企業の描写が過剰で嫌気がさすほど。それでいてリアリティが無く早くもこの作品から心が離れる。しかもラストの解>>続きを読む
星2.3
ウーピー・ゴールドバーグとジェラール・ドパルデューが出てくるまでが余りに平凡である意味驚異。良くも悪くも90年代。空想上の友達bogusがハリエット(ウーピー)とアルバート君(主役)を繋ぐま>>続きを読む