Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.6

ファンタスティック・ビースト2作目。
またも監督はデイビッド・イェーツ。
この人がハリーポッターを作ると、何故かダークファンタジートーンになるのが良いのか悪いのか。

前作はキャラクター紹介と魔法動物
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.7

今年観た映画の中で一番キツかったです。
兎に角演出が凄すぎます。
辛い辛い辛いの連続で、中々映画で感情揺さぶられっぱなしの体験は出来ないので、僕には貴重な作品でした。

ジェイク・ギレンホールは本当に
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

2.2

主演はタイタニックのコンビでありお互い大親友を公言してるレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット
監督は当時ケイトの実夫だったサム・メンデス

という、かなり含みある、縁がある作品

ゴーン・
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

まさかon the nature of daylight がここでも使われてるとは、これを見るまでメッセージのヨハン・ヨハンソンのサウンドなのかと思ってました。

印象としては、ドグラ・マグラとインセ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わった第1印象は「大分美化してるんじゃなかろうか」という事。
まぁビジネスの才覚はあった人なんだろうでしょうけども。
本当のところは分からないので映画から読み取った事だけ記します。

自身も虐げら
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

多分殆どの人に、序盤でオチは読めるだろう系の映画です。多分わざと分かりやすいのかと思います。 なのでさらなるどんでん返しか、本質的な意図か、他に何かあるのだと思いながら注意深く見ていました。結果的には>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.1

良くも悪くも「大根仁監督、変わんないっすね」映画。

序盤、大人になった主人公篠原涼子が女子高生の群れの中でかがむと、紺ソがルーズソックスに変わり画面は淡いセピアに。カメラがパンするとそこには若き日の
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

三谷幸喜っぽい。
ラヂオの時間とかマジックアワーを思い出す。
そしてどちらも大好きな僕にとっては、後半ずっと笑ってました。

言っても前半のC級演出も個人的に好き。
多分3年に1度は見たくなる映画
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

興行的にあまり芳しくないと聞いていましたが
とても楽しめました。 チューバッカとハンのバディ感が、思っていたよりも見られたので満足です。

物足りなさで言えば、ジョン・ウィリアムズが書き下ろした新テー
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ピープルvsジョージ・ルーカス(2010年製作の映画)

2.0

ルーカスは庵野の全世界版だなと、改めて思います。

僕は小さい頃にレーザーディスクでオリジナル版も観た人なので、一応全て追ってる事になります。
ただ、世のオタク達がこんなにⅠ.Ⅱ.Ⅲを貶しているという
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.5

オデッセイに並ぶ、ご飯の有り難みがわかる映画。


近未来物且つディストピア物で
食糧危機と格差社会を描いたミステリーです。
フード描写が特に良くて、老人ともなると牛肉を見るだけでその懐かしさに咽び泣
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

2次元の嫁に慰められながら、徐々にアイデンティティを確立していく
悲しい007タイプのレプリカントのお話!

「自分は特別なんだ」と信じたい全ての思春期男子の指南映画になっております!


別世界のよ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

2.4

テレサテンの別れの予感をバックに樹木希林と阿部寛が語らうシーンが印象的ですね。

奥さん、一人息子と別れたダメ親父こと阿部寛がズルズル未練から脱するまでを泥臭く描いた団地人情劇です。

この作品の面白
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

是枝監督という事で鑑賞しました。
前作3度目の殺人も僕は好きなのですが、それを大きく上回ってずっしりきました。
「誰も知らない」を見た時は幼かったせいかそのドキュメンタリー様の作りにあまり感ずる事が出
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秘密(1999年製作の映画)

2.9

きっと、娘が結婚する時の父親の気持ちって、正当的且つ合法的に妻を奪われるような感覚・・・なのでしょうか。
不思議な設定ですが、19歳の広末は中々凄い演技でした。

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

1.0

全く前情報なしで観ました。

全体的にカメラワークが情緒不安定で、監督が誰かも知らなかった不勉強な僕は、エンドロールの最後で「あー三池監督でしたか」と膝を打ちました。
会話シーンで定点で静かに撮ったか
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.0

ずーっと見たかったイングマール・ベルイマンの映画。

いつぞや予告を見かけて、「死」の衣装が気になっていました。

演劇風な演出はこの時代ならではなんでしょうか。
舞台は中世。十字軍で何十年も闘って自
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