こしあんさんの映画レビュー・感想・評価

こしあん

こしあん

ある精肉店のはなし(2013年製作の映画)

4.5

見る前はもっと部落差別や食育を声高に訴える映画を想像してたが、こんなに普通で特別で尊い話とは、思いもよらなかった。
大阪府の南の地域。そこにある精肉店の営みが真ん中にはあるけど、家業に関わる家族みんな
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.6

かなり好きなやつだった。

80年代のニューヨーク。
貧しくもなく取り立てて裕福というわけでもないDOG。しかし孤独で空虚な都会生活。
そんな生活から抜けるべく、ふと深夜のテレビショッピングからロボッ
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.6

ニューシネマパラダイスのような
熱い想いのこもったストーリー
エンタメとして発展してきた魅せるための伝統芸が産業になってきた歴史に感心するが、現実には人と人が斬り合う殺し合いなんだよなと思うとなかなか
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

マンガ道のスポ魂ストーリーに、リアルとファンタジーの相互作用が絡み合って、新しくて切ない青春の物語に。
絵も好きだった。

国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)

4.2

北朝鮮と中国の国境近くの町、延吉市
若者3人のそれぞれうっすらと影のある青春と3人の関係をを描く
ちょっと村上春樹的なイメージも
邦題はあまり良くないけど正式にはBREAKING ICEというらしい。
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.5

ファーストカットはアメリカ大統領のスピーチ練習シーン。その内容から内紛状態に陥ったアメリカの状況が説明される。

物語は緊急事態下を舞台に、報道写真を生業にするベテランカメラマンのリーと、駆け出しカメ
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

2.9

微笑ましいくらい眩しくて青い

紳士服のコナカが気になった

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.6

十三の七芸で視聴

都市部ならではの死との向き合い。少々マンガみたいな設定と青くて映える物語

目力のある姉と、わりと死んだ目の男の対比、そして妹役の玄理が良かった

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

深い森の中で起こる不思議な出来事は
なんだか郷土の言い伝えとか昔話みたいだった

いろんなことが描かれているけど
家での食事のシーン
なぜ忘れてしまうのか
車の中の会話(またしても)
はポイントだ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.2

おじさんのこうだったらいいな、という夢を形にしたのかな。という感想に至った。

ノマドランドを感じつつ現代版「森の生活」や宮沢賢治でもありながら、海街diaryと九州新幹線のあの映画と同じファンタジー
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

フラットな構図。50sのアメリカングラフィックのようなポップな色味。美術。
全体的に可愛い。
独特。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

アメリカの中流家庭の4姉妹が、少女から大人の女性に成長する物語。
ティモシー•シャラメが王子すぎる坊ちゃんだった。わちゃわちゃした感じが楽しそう。
なんか清々しく見られたな。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

和洋折衷の不思議の国アリスみたいな感じがおもしろかったな。ちょっと寝ちゃったけど。あの父ちゃんは自分の父親だろうな、きっと。
監督の集大成として自伝的に語られているのではないか。と考えると、いろいろ腑
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

そこかしこに「奇跡」とか「誰も知らない」とか「海街ダイアリー」を感じた。
いろんなレイヤーでズレができて、それを視点変えて紐解くような話。
少年が異性を好きとか嫌いを感じる前から、多様性とかの話を知識
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.5

このレベルの登山家は登ることが自己表現の領域になってて、もはやアートなんだと実感。どうかしてるほど突き抜けてる。垂直の壁でこれを撮る方もどうかしてるが…。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.6

インドの神話的大河ドラマ。
見どころは、歌とアクションと目の芝居。

逞しく、賢く、仁徳に溢れて、家族思い、国思い、民からの信頼も厚い前王の子。
パーフェクトな主人公が、王位継承権を持つが故に、権力と
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

天才が出てきた。

今まで観たことのない種類の映画だった。
中年の危機を迎えた、働くお母さんが主役というのも斬新だ。

人間の一番小さな単位の社会を宇宙に広げて、時間や次元を飛び越え、時にチープに、時
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

ずっと泣ける…
これが1stだとすると、あと4回か。

RRR(2022年製作の映画)

4.3

カールした髭とまつ毛と胸毛の密度が濃い2人のヒーローは、なんでもできるスーパースター。
情熱的に闘い、歌い、踊る。とにかく勢いとエネルギーが凄い。

パンチの効いたスパイスカレーを食べて汗が止まらない
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人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.0

どうかしてる人映画。
「フリーソロ」を見た際にも思ったけど、好きという思いはすごい。
登はん前は内臓が腐ってると思うくらいのプレッシャーを感じながら、7000mを越える高山で時に雪崩に遭い、時に岸壁に
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.5

刺さる言葉ばかりだった。
人生の意味とか幸せとはなんだろうって話だからテーマが重くて、人にはどう勧めたらいいかわからないけど、本当のことを丁寧に話してくれていることは分かる。
ムヒカの国、ウルグアイは
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

前作見たのは遠い記憶の彼方で、テレビでは何回か観てた。本作は話題の3面スクリーン、screen xで観るべくお台場へ。
内容は週刊少年ジャンプを夢中になって読んで育った世代に刺さる感じ。戦争映画を観た
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.9

秘密工作員の現場が描かれたハードボイルドアクション映画。何のためにそこまでするのか?と思うくらいだけど、それぞれの信念を元に無茶苦茶な状況が緊迫感を持って描かれる。
社会的な大義もありつつ、個人的感情
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.7

アメリカの戦意高揚映画なのか、どうかは知らないがエンタメ作品としては何も考えずに見られる。疲れた時にいいのかもしれない。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

「ディスパッチ」とは、速報、特電とか特派という意味。
パリのオフィス。作家に最大限の理解を示す編集長(ビル・マーレイ)が辣腕を振るう。
それぞれ個性的な作家たちによって書かれた3つの記事が、ナレーショ
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ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

3.8

ウェールズの田舎に農家の兄弟が音楽スタジオを作ったら。というドキュメンタリー。
スタジオは滞在型で宿泊できたりご飯が食べられたり、牛と触れ合ったり、釣りしたりとオフものんびり。
田園風景とロックミュー
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

危機的な食糧難の時代、滅びゆく人類を救うべく、不思議な力で導かれるベテランパイロットは新たな惑星間を移動・探査する「インターステラー」となる。
宇宙ものの映画では未だかつてない表現と言えるのではないか
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

妻が物語を語る。夫で俳優の家福(西島秀俊)は、それを記録する。
家福は、愛車サーブターボを運転しながら、妻が台本の相手役のセリフを吹き込んだテープを聴きながら、仕事に向かう。
物語を媒介に妻と家福の関
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マクベス(2021年製作の映画)

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あとで観る。

eiga.comより
ジョエル・コーエンが単独監督で挑んだ「マクベス」が世界初上映!主演はデンゼル・ワシントン(2021年10月5日 16:00)

https://search.ya
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.1

歴史映画として観た。
アメリカ西部開拓時代を舞台にしたショートオムニバス。いろんなお話の詰め合わせになっていて、短く楽しめる。
コーエン兄弟の作品なだけにやはり不条理なことが多い。今よりもより物理的な
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

大概どうしようも無い奴が出てくる。しょーもない事件があったりしてままならない感覚に陥る。
白い世界が印象的で、赤がよく映える。めちゃくちゃ怖かったのは、その無造作で行き当たりばったりなところかな。

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.5

すっごい昔に観てコーエン兄弟が好きになった。ここから監督推しでとにかく観るようになったことを思い出した。
不思議な話と映像で、現実離れした登場人物と巻き込まれていく展開に沼のように引き込まれてしまう。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

全体的には、長くて暗い…。
しかし、ティモシー・シャラメの顔が好きな人はとにかく見たほうが良い。まるでティモシープロモーション。半裸でベッド、制服コス、逞しい兄貴分ダンカンとの関係、これはBLか?
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.2

ニューヨークにある巨大な図書館が運営される様を記録した映画
冒頭から図書館で催されるさまざまなイベントが映し出される。
歴史作家のトークショー、読書会、ポエトリーリーディング、ユダヤ人作家のトークショ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.6

社会主義国家だった東ドイツの時代、シュタージと呼ばれる秘密警察の優秀な捜査官が主人公。
長時間の尋問にも表情の変わらない冷徹な係官だが、任務で西側の思想に近い劇作家を監視することに。

東と西。権力。
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