けんさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

監督・脚本 ジョージ・ミラー

ジョージミラー監督、御年79歳。
79で全く老けないな、むしろ新しい。現代から極端に原始的で退廃的な世界にスリップさせて、善悪、美醜を強いコントラストで浮かび上げること
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.1

監督 レイナルド・マーカス・グリーン(ドリームプラン)

エクソダスのアルバムは発売されてだいぶ経った後だけど買ったし、今も持っている。

なぜだいぶスターになったとこから物語がスタートだったんだろう
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.3

監督・脚本 吉田恵輔(空白、ヒメノアール)

吉田監督のドSな癖がくどいくらい全開なんだ。傷口に塩を塗り続ける監督に対して、健気にくらいについて行く石原さとみをはじめ演者達。演者達の演技が素晴らしすぎ
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

3.2

監督 山本健

ウマ娘のゲームもアニメも見たこと無いけど、けっこう古くからの競馬ファンではある。

ウマ娘って競馬で実際にあったレースとか、その裏にあったストーリーを擬人化してるのね。

いやぁ競馬フ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.3

監督 黒川智之
脚本 吉田玲子


間違いなく今期アニメ最高の作品と思わせられた前章。早く後章が観たい熱が高まっていたけど、公開も1ヶ月延期。浅野いにおのこだわりなのか、後章だけPG12のレイティング
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.2

監督 松居大悟(ちょっと思い出しただけ)

原作の漫画は男女が逆みたいだね。
逆にしたのは大正解だったと思う。

だって見上愛が演じるリノが、全力で「好き」にタックルしまくる様がとにかくコミカルでキュ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.0

監督 ウェス・ポール

VFXが素晴らしい緻密な映像で作品の世界に没入する感覚を味わえるんだ。

だけどチンパンジー、ゴリラ、人間がそれぞれ何を目的に行動しているのかが不明瞭で、ストーリーには没入でき
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.0

監督 ムスチスラフ・チェルノフ

戦争を始めたヤツはくたばってしまえ。このドキュメンタリーの中で死体処理をしていた男性と同じことを僕も強く思った。

報道で聞いて知ったつもりになっていたことが、あまり
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.3

監督・脚本 ショーン・ダーキン

呪われた一族になってしまった理由を考えてしまう。プロレスバカ一代な父親、信仰に熱心な母親が作り出した家族の中の不文律が、じわじわと純粋な兄弟達の精神と肉体を蝕んでしま
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

監督・脚本 濱口竜介

自然の中には悪意は存在しない。自然と共存すると決めた人間は、摂理をありのままに受け入れて暗黙のバランスを保って生きなくてはならない。

そこに都会からストレスを吐き出すために来
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

監督 アダム・ウィンガード

ゴジラ-1.0と比べちゃダメだよ。
コレは怪獣プロレスなんだから。

しかも今回はタッグを組む。
アントニオ猪木とジャイアント馬場がタッグを組むくらい、それはそれは夢のよ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

監督・脚本 クリストファー・ノーラン

ノーラン節とも言える時間軸の動きや、真意を掴むのに文脈を理解していることが必要なセリフ回しには気合でついてゆくとして、これから観る人は当時のアメリカの赤狩りを理
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.4

監督 ローラ・ポイトラス

2019年だけでオピオイドという天然のモルヒネに近い薬のオーバードーズで5万人の人が死んでいることを初めて知った。現代のアメリカで、こんなことあるのか、驚愕だ。マリファナや
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.9

監督 金子修介(デスノート)
脚本 港岳彦(正欲)

中国の小説が原作みたいだけど、筋立てがよくできている。ミスリードされまくった後の展開の連打におおっと唸らされるんだよ。

ストーリーの中心にある子
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

監督 黒川智之
脚本 吉田玲子(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)

何個デがあるん?おぼえられない、、

キャラデザも作画も背景も安定感ある。浅野いにお、Production +h.素晴らしいな。
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

監督・脚本 リュック・ベッソン(レオン)

2007年ごろ、ベッソン監督が僕の会社に来たことがあるんだ。思ってたより気さくで茶目っ気のある恰幅の良い人だったんだ。作品のアイデアってどうやって思いつくの
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.9

監督 マシュー・ヴォーン(キングスマン)

前半コレはスパイコントか?と思っていたら、まさかの2転3転の展開に驚愕させられて、終盤のド派手な演出の殺戮ファンタジーへつながるという、まさにジェットコース
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

監督 成島出(八日目の蝉)

人間の孤独や苦しみの連打で激重なんだけど、さすが本屋大賞原作の持つ圧倒的なパワーと演者達の気迫の演技で傑作だったんだ。

杉咲花は難しい役を見事過ぎるくらい背負ってるんだ
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マッチング(2024年製作の映画)

3.1

監督・脚本 内田英治(ミッドナイトスワン)

劇場はけっこう埋まっていたけど、男はまさかの僕ひとり。
佐久間君効果?

それにしても内田監督は作風のバリエーションが広い。今公開しているサイレントラブと
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

監督 山下敦弘(リンダリンダリンダ)
脚本 野木亜紀子(逃げ恥)

これはヤクザと中学生の漫才なのか?恋愛なのか?
笑わせてくれるし、観終わった後に人にやさしくしてあげたいと思わせてくれる素敵な作品な
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.7

監督・脚本 木村聡志

変な宇宙人と地球人の恋愛の話かと思ったら全然違うんだ。

4角関係の男女の会話劇で大事件が起きる訳でもないけれど、ほぼ屁理屈の会話の中に、絶妙に辻褄を合わせてくる脚本が素晴らし
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.3

監督 ポール・ダノ

コロナ渦の2020年末に実際に起きた、ゲーム販売会社大手GAMESTOP社の株取引のエピソードを忠実にポップに描いている作品なんだ。ウォール街vs若者たちという構図が、巨悪(実際
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.3

監督 久保茂昭
脚本 黒岩勉(キングダム)

原作の設定が無茶苦茶面白いね。明治末期の時代背景、アイヌ文化、雪深い北海道の山の中というシチュエーション、登場する強面のキャラクター達などなど、どんな発想
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

監督 ヨルゴス・ランティモス
脚本 トニー・マクナマラ(クルエラ)

こんなエキセントリックで露悪的でファンタスティックな作品を作り上げたクリエター達の変態性にリスペクトしかないし、現代のタブーに真っ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.3

監督 オム・テファ

もはや僕の中では、イビョンホンはブルースウィルスと並ぶ、パニックの中で、頑張るおじさんなんだ。

でも、今回の役はちょっと違う、特に後半から。
というのも、この作品はパニック映画
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

監督 ヴィム・ヴェンダース

カンヌで主演男優賞を獲ったのは、納得だ。
ほぼラストシーンの役所広司のアップの長めのワンカットは鳥肌がたったよ。

足るを知る。

そんな生活を日々繰り返す男の日常と、監
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.3

監督 ポール・キング

18年前のティムバートン版を観ていない人も、内容を忘れてしまった人も、ぜんぜん大丈夫。というか、ほぼつながりは無いんだ。

ティムバートンのウォンカは、もっとダークなキャラだっ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.1

監督 リドリー・スコット(ハウス・オブ・グッチ)

英雄ナポレオンのあまり焦点を当てられることが無かった、実はナイーブなメンタル部分が主題。フランスへの愛と言いながらも、ナイーブが過ぎて自分勝手な行動
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MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

3.1

監督・脚本 中川龍太郎

今週知り合いの女子が女性向け風俗に行くらしい。旦那の浮気が発覚したから、その腹いせ的なものらしいけど、この作品の安達祐実のポジションだね。今度飲みに行った時にレポートしてくれ
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

2.7

監督・脚本 熊沢尚人

なんでこんなにセンスが古いん?

作中の色々なところで古い描写が気になりすぎるんだけど、極めつけは、もう30年以上前から色んな作品でやり尽くされた、TVリポーターが集団で容疑が
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.3

監督 古賀豪

僕は浮世絵に詳しい訳では無いけれど、歌川国芳の髑髏は大好きなんだ。倉敷にある国芳館まで観に行ったりもしたんだけど、この作品を観たら、まさに国芳の髑髏がスクリーンを縦横無尽に動いているよ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

監督 武内英樹(テルマエ・ロマエ)
脚本 徳永友一(カッペイ)

1分に1度は笑わせてくるんだ。
前作もこんなに面白かったっけ?

日本の平和は、滋賀ととび太の犠牲で成り立っているんだね。

タワーv
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(2023年製作の映画)

3.1

監督・脚本 北野武

加瀬亮が演じる信長は理不尽で狂気が満ちていて最高だったよ。死に方も、マジで?って悪毛に取られたんだ。

でも、いったいたけしは何を観客に観せたかったんだろう?

BL解釈の本能寺
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.8

監督 深川栄洋(白夜行)

シンプルなミステリーかと思いきや、2転3転して後から後から真相がでてくるのは、作りとしては面白いプロットだなぁとは思ったんだ。

だけど、97分じゃ足りなかったのかな?ミス
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

監督 岸善幸(前科者)

静かだけど鋭利なナイフのようなラストシーンからのVaundyの曲への流れが、サブイボがゾワッと来るくらい秀逸だったんだ。

テレビ番組制作会社のテレビマンユニオンが製作委員会
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

監督・脚本 山崎貴

山崎監督の初長編映画の「ジュブナイル」が公開された頃、白組に行って山崎監督にサシで2時間ほどインタビューしたことがあるんだ。将来撮りたい作品はどんな作品?って聞いたら、リアルな時
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