Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

1.0

ミソジニー映画(映画とも呼べるか分からないけど)。

東京暮色(1957年製作の映画)

1.5

特異な作家性は、気に入ればいくつもの他の作品を見たくなるが、気に入らなければ他の作品はどれも楽しめくなる。

私にとっての小津安二郎とは残念ながら後者に属している。面白い作品はあるし、構図は美しいと思
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東京物語(1953年製作の映画)

2.1

構図は美しいが、それだけ。

テーマに関しては、あくまで”映画”という枠組みにおいての新しさだ。文学でも絵画でも哲学でも本作以前から扱われてきたテーマであると思う。

フェイク(1997年製作の映画)

3.2

アル・パチーノというだけで泣ける。あれほど哀愁を纏ってる人はいない。

恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

2.1

アル・パチーノの踊りを見たら誰でも惚れる。ストーリーは本当にくだらないけど。

シー・オブ・ラブ(1989年製作の映画)

2.0

アル・パチーノとジョン・グッドマンというだけで観てられる。ストーリーは面白くないけど、それはあんまり関係ない。

クルージング(1980年製作の映画)

1.0

差別的かは置いておいても(差別的ではあるけど)、ゲイコミュニティである必要性がなかった。

このような作品に対しては、しっかりと反発しなければならないと思う。

サタン 悪魔の子(2018年製作の映画)

1.0

こんなにも大丈夫じゃない「もう大丈夫だ」は初めてだ。

白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

“疑う”ことで、ディスコミュニケーションになっていく。そのことでより疑心暗鬼になり、性格が歪んでいく。

白いリボンを付けるように、自分がいかに無垢であるかをアピールする。

物語として見せられると距
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かくも長き不在(1960年製作の映画)

1.5

冒頭の登場人物の多さは何だったのか。お互いに名前で呼び合うのだけど、その後にその人たちはもう出てこない。

そういった雑な作りが全体を包んでいる。キャラクターの心情も動機も見えてこないのに、やりたいこ
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ばるぼら(2019年製作の映画)

1.0

クリストファー・ドイルの無駄遣い。

原作は読んでないけれど、表現技法として漫画を選んだのに、わざわざパラフレーズする必要があったのか疑問だ。

セックスも下手すぎて笑ってしまった。役者がお互いの変な
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

1.5

分かりやすくて見やすかったけれど、同じ理由でつまらなかった。

ヘイリー・ベネットは良い演技だった。彼女が主役だったら、もっと楽しめたかもしれない。

インビジブル(2000年製作の映画)

1.0

透明人間になったらエロいことをしたい、という中学生の妄想を実写化しただけ。

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)

1.5

演出も退屈な上にテーマにも興味がなく、アラン・レネにしては説明的で疲れた。

if もしも・・・(1968年製作の映画)

1.8

若者の葛藤や反抗、無力性や暴力性、屈辱感や多感さがあるようには見えなかった。コメディタッチによって現実性を欠いてる。

もし反骨精神があるように見えたなら、それはマルコム・マクダウェルの雰囲気によるも
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砂丘(1970年製作の映画)

4.8

資本主義も、革命も、議論も、社会参加も、ぜんぶ嫌になってセスナを奪って砂漠へ。そこでドライブ中の女性と出会う。

本当の意味でセックスをする。砂だらけで、転がりながら、笑いながら、キスしながら。

2
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楢山節考(1983年製作の映画)

3.1

「昔の価値観」で「今の価値観」を殴りにいくスタイルとしては成功していると思う。

70歳の冬に山に捨てられる掟がある、というのは当時よりも現代の方が響く。

ミッション(1986年製作の映画)

1.0

大きな物語を強化するようなものに価値があるとは思えない。

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.4

奇抜な衣装って、それだけで魅力的だ。

「音楽が止まれば、地球も止まる」、これくらい狂った思想の方が面白い。みんな同じような思想より。

スノータウン(2011年製作の映画)

2.6

人が環境に適応していく様子が丁寧に描かれている。ただ、それだけでは物足りなかった。今までにも似たような作品は多くあるから。

隣の影(2017年製作の映画)

2.5

隣人に関わらず、思い込みで決めつけることの結果を描いているのは良いと思う。

それにしても分かりやすくて展開が読めてしまうのが残念。

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

1.0

耽美的と呼ぶにはあまりにも稚拙だと思う。

耽美にしても狂気にしても、もっと精神的な破滅を描くものだと思う。具象的な美には惹かれない。

ミナリ(2020年製作の映画)

1.0

驚くほどありきたりなストーリーだった。2020年に評価されるような映画ではないんじゃないかな。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.0

怖がらない、倒れない、喋らない。強すぎてまったく緊張感がない。ホラーにもアクションにもなってない。

ニコラス・ケイジが好きじゃないと観てられない。ピンボールをしてるニコラス・ケイジは良かった。

コヤニスカッツィ(1982年製作の映画)

3.0

映像として非常に興味深かったけれど、ドキュメンタリーとしては欠けている点も多い。

ドキュメンタリーはどこまでも人間視点で描かれるべきだと思う。だから人間不在の撮り方が気になった。視点としての人間とい
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

1.5

観れなくはないが面白くない。

演出に工夫がなく、どのシーンも観たことあるようなものばかりで、退屈だった。

ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

1.8

ストーリーはどうあれ、陽気な雰囲気って肌に合わない。

オープニングはとても良かった。

グロリア(1980年製作の映画)

2.0

これにキャラクターの魅力、スタイリッシュな映像、物悲しさを足すと『レオン』になるのか。

嫌いではないけれど、ジョン・カサヴェテスにしては分かりやすくて物足りなかった。

デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

あまりのクオリティの低さで、誰かと観たらずいぶんと楽しめるんじゃないかな。あーだこーだ言いながら。

1人で観たので何も面白くなかったけど。

幻の湖(1982年製作の映画)

2.4

カルトというにはわかりやすいと思うけれど、それでも戦国時代から宇宙まで行くのは異常である。

ストーリーはつまらないし、撮り方に工夫がないし、長ったらしいし、悪いところが目立つんだけど、なぜか嫌いにな
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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

3.8

マリアンヌ・フェイスフルがライダースーツを来て、ハーレーで疾走するだけの映画。

ストーリーはつまらなくて、価値観もレガシーで終わってるんだけど、マリアンヌがハーレーに乗って移動してるだけで観てられる
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