蛙大福さんの映画レビュー・感想・評価

蛙大福

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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

ただ彼らはそうして生まれただけなのに

という風に私は思ってしまう。だからタイトルの「ボーン」が骨なのか、生まれながらなのかとラストまで見た後に確認してしまった。

とても美しいシナリオ構成だった。中
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.5

「忍者学校編」のKARATEのアクションは最高だったし、「ゲーム編」で出てきた鶏が「マリアッチ学校編」で再び出てきた時は思わず涙が出た。
というわけでこの映画の1番最高なところはエンディングだと思うん
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

アナベルさんがいかにかっこいい女かという話。
彼のことが好きという愛情だけで、子供を受け入れ育てるのはかなりの根性だと思う。さらに"扱いがわからない"という空気を出しながらも"子供が苦手"とか"嫌い"
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女神の継承(2021年製作の映画)

2.5

色んな悪霊取り憑かれ系のムーブを寄せて集めて丁寧に描いた作品。
悪霊取り憑かれ系のキャビンだなぁと私は思った。
正直目新しさとかなにか特別くるものがなかったので-0.5したけど、初めて儀式とか悪霊映画
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黄龍の村(2021年製作の映画)

4.0

まず時間が短くていい!
B級の無駄なとこ取っ払って監督がやりたいことをギュッとまとめてくれたのが観やすかった。
アクションは俳優さんたちがご自身でやったのかな?振り付け?すごく良かったです。カメラは少
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チェイサー(2008年製作の映画)

5.0

シリアルキラーを追いかける元刑事、しかし犯人は物語が始まり30分ほどで捕まってしまう。
ここからの展開がたまらなかった。

犯人はわかっているはずなのに見つからない証拠、上からの圧力、まだ生きているか
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

脚本と演出と役者の技量がチグハグな気がしました。あとBGM。
それぞれが良いものの、掛け算どころか独立していて、それこそ舞台なり一つの作品を作ることにおいて"殺し合いではなく生かしあい"ならばこの仕上
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

私は幸運なことに時代の変化が緩やかな世界に生きているから、これは想像でしかないけど、リアルだなと思った。
世界の急激な変化には人間の死が必要不可欠なのかなと思った。
楽しかった!

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.5

なんだかわからない。
ただ孤独なおじさんと、孤独なふとっちょの子供が森で逃亡するだけの話なのに、なんだかわからないのに観終えたあとのスッキリ感がすごい。
2人とも孤独を拗らせていて全然相手の気持ちを考
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

最後主人公がまるで祈るように机に肘をつくシーン。
初めて彼の左手の薬指に嵌められた指輪がしっかりと映る。それまで会話の中で朧げに出てきた彼の"家族"の存在がくっきりとし、彼の中で"自分を想う人"がいる
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.0

改めて宇宙飛行士のメンタルはすごいなぁと感心。
宇宙開発関連の用語とか分かってたらもっと楽しめたんだろうなと歯痒い思いをすること1億回。最初は調べながら見ていましたが追いつかないので諦めてしまいました
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.0

某不死身の男の金塊争奪戦を観る予定がうっかり配信の方のこちらを鑑賞。私ってばおっちょこちょい⭐︎

1章2章とジャイアンの歌声(ボゥエ〜)のような曲が入りかっこいいなぁと感動。
最後の章の題名は「皆殺
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

白黒映画でしかもおっちゃんが一つの部屋にひしめき合い話すだけの映画。

なのに全然重くも面倒でもない。とにかく会話が転がり、話が進むにつれ見えてくる各々のキャラクターも興味深い。やはり人は今まで生きて
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

後半を走り抜けるための前半が若干もたつくが、攻略を頭に叩き込んだ主人公が異世界無双していく様は楽しく爽快。ラストも役者さんの演技が観客の求めるものにしっかりとはまり良い和製B級ホラーだった。

クリー
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スプライス(2008年製作の映画)

3.0

もし違っていたら、とは思うけど自分の中ではラスト主人公の女性を襲ったオスは主人公の彼の男性に攻撃され、男性と戦う時は瞬時にメスに変化したように見えた。そしてそのドレンを攻撃したのは主人公の女性。

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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

バカンスに行った娘が離島で出会った男性と結婚を決めそれを阻止するために離婚した両親が奮闘する話
という中々王道ストーリーだったけどジョージクルーニーとジュリアロバーツがめちゃくちゃかっこいい歳の取り方
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

朝井リョウさんが好きで見ました。
どちらかと聞かれたら文章の方が好きです。
だけどこれは「映画 正欲」でした。「映画 正欲」も好きです。

新垣さんが新垣さんとわからなかった。それくらい地球人じゃなか
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

観終わった後きっと微熱が出ていた。
最後まで主人公が誰につくのかどの国につくのか何を求めているのか見逃したくなくて熱くなった。ラストまで出ない答えがジリジリ没入感を高めていって、多分観終わった後一瞬、
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

2.0

吹き替え版で見ました。多分原作の雰囲気を重視したんだと思うけどそもそもセリフが聴き取りづらかったのと、笑いの方向性が合わなかった。
監督とは恋人同士にはなれないな。

テッド(2012年製作の映画)

3.5

台詞回しがかっこいい!これ英語で聞いたらもっとクールなんだろうなぁ。
3人には幸せになってほしい。部屋にうんちはやめてあげてねテッド。
楽しかった。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.0

刑事物かと思ったら学園ものでした。
噂に違わぬアメリカンコメディ。ちんちん連呼麻薬に銃撃カーチェイス。もちろんバディの絆も有でラストはプロム。
落ちこぼれ刑事を演じる2人のテンションも最高。
楽しかっ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

なんだろう。ついていけないからアンブレイカブルも観た。スプリットは視聴済みで面白かった。
でもやっぱり置いて行かれてしまった。
監督とはなんとなくうまが合わないのかもしれない。最後に黒幕の組織が出てき
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

2.5

「Mr.ガラス」を観て
えーなにこれなんの話わからん、と思ったらこの話の続きと聞いて鑑賞。
斬新な切り口のヒーロー映画。
自分に他の人間と違う能力があったら自分に疑心暗鬼になるよね。そしてその力を肯定
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.5

舞台みたいだから、映画で観たい作品

なんてものが存在すると思わなかった。
ナレーションも街の人々も、声もコミュニケーションも、全てくすみきった空気に包まれている。状況が良かろうが悪かろうが関係ない。
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.5

アニメだと優しいものを素直に受け取れるのがいつも不思議です。
王道の、勘違いからのお互い恋に落ち国や歴史を変えていくというストーリー。
だいぶ速いスピードで話が進んでいくけど楽しかった。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

クリーチャーが沢山出てきて楽しい。
主人公の女の子も楽しそうに演技していて表情の生き生き度が振り切ってる。
PJも別に愛を知ったからって殺戮を止めることがないラストもとても良い。
雑に爆発したり切り刻
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

余白のたくさんある映画。
私は75の半分を丁度過ぎたぐらいで、電気の消えた部屋で1人暗闇を見つめる時間も、自分の仕事に目を背ける瞬間も、死を意識した途端誰かに優しくしたりされたり、そんな沢山の処理でき
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

クズ男の蠱毒

だと思ってみてたら後味最悪なホラー映画で、楽しかったです。
どいつもこいつも、男も女もクズだらけなんだけど、セリフが多い人の方がよりクズに見えるのだという新しい発見がありました。
ラス
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

2.5

終末を迎えるに当たり人間性が露呈する

と、実際はこんな感じで本当の悪人はいないのかもしれないけど…
悲しいかなこれは映画なのでクソ野郎だとか善人がすぎてもはやバカとかカルトがいないと面白くない、と思
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

お昼ご飯を食べながら見たけど、間違えてるなって思った。
何度見てもラストを忘れてしまって3回目。それでもこの家族の異様な時間が魅力的で何度も丁寧に見てしまう。
ラストはあれだから「なんだっけ?」と忘れ
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